我が子が志望校へ合格!親御さんの肩の荷も軽くなったことでしょう。
頑張った我が子はもちろん褒めてあげたい。そして、お世話になった塾の先生にもお礼を言いたい。
さて、こんなとき、先生へは謝礼を送るべきでしょうか?それとも他の方法で謝意を伝えるべき?
親御さんからの御礼について。塾の先生の経験者が語った内容とは
親子そろっての挨拶が励みに
中学受験というのは、なんだか親子の二人三脚という感じで親子(特に母親)でひとくくりにされているような感じがありますよね。だから合格したら、親がきちんと挨拶に行かなくちゃ!行きたい!という思いは、他の受験よりも強いのではないでしょうか。
私自身塾講師をしていた経験や家庭教師をしていたことから言いますと、確かにお礼はもらって嫌な気はしません。きちんと親子で挨拶に来てもらうと、しっかり教えられてたんだなという思いと認められたという思いで、とても嬉しいですし、それがあるからまた1年間頑張れるという思いです。ただ何をいただいて嬉しかったかというよりも、物よりも親子で挨拶しにきてくれること自体が一番嬉しかったです。
お礼の「品」は要らない
希望のところに受からなくて、第2志望の学校などに入学した子の親などからは配送でお礼の熨斗紙をつけた菓子折りが送られてくることがあります。こういうのは、なんだかとても寂しいですね。
そういう場合は塾講師としてもきちんとけじめをつけたいので、生徒にも会って話たいと思っていてもそれまでになることも多いので寂しく思ったりします。また親御さんにも子どもなりに頑張ったということを伝えたいのですが、ね。
もし希望のところに受からなくても、親子で手ぶらでもいいのでけじめとしても挨拶は大切かと思います。そういう親の姿勢は、子どもにも伝わると思います。
引用元-wakuwakulife
- 親子そろって挨拶に来てくれるのは嬉しいもの
- 不合格でも「頑張ったこと」を伝えたい
先生にとっては、指導した生徒には皆思い入れがあるでしょうし、合格・不合格でそれが変わるわけでもないでしょう。むしろ、不合格の生徒の方にこそ、掛けてあげたい言葉があるかもしれません。生徒さんが来ないのは、合わせる顔がないのか、会いたくないのか?
基本的には禁止!塾の先生への「御礼」は気持ちだけで・・
金品での謝礼はNG
大手の塾は特にそうですが、基本的にお礼の受け取りは会社から禁止されています。特にお金や金券は、服務規程違反になるので受け取れない決まりになっているのです。持っていっても迷惑になりますので、やめておいた方がいいでしょう。
それでも、もしどうしても受験合格にあたって塾の先生にお礼の気持ちを伝えたいなら、お菓子など、食品類を渡してみてはいかがでしょうか。これなら受け取ってもらえることが多いようですよ。
親子での挨拶が一番嬉しい
塾の先生からしてみると、お礼の品物をもらうより、親子で直接挨拶に来てくれたり、手紙などをもらったりするだけで、非常に嬉しいものです。
合格が決まったら、電話で合否を報告するだけでなく早めに塾に訪れて、直接先生に合格の報告と、今までのお礼をしましょう!
引用元-ナルのああなるほど
- お礼は、金券などは避けて、食品などに留める
- 先生は、直接挨拶に来てくれるのを嬉しく感じている
塾の先生にとっては、一年間の自分の仕事の集大成が、生徒の合否という形で出ることになります。しかし、教える立場としては、生徒の頑張りが実を結び、新たな世界へ一歩を踏み出す姿を見るのは数字では表せない喜びではないでしょうか。
「御礼」の相場はどのくらい?塾の先生にお金渡す場合は
お金を包むときの金額
蝶結びののし袋に 3000~5000円 ほどを包みます。
表書きは「御礼」などとします。
お礼の品は何が良い?
同じく3000~5000円の菓子折りが一般的です。
お菓子は日持ちのする個包装のものを、塾のスタッフ全体へのお礼として渡すと先生も受け取りやすいようです。その他に、図書カード、ギフト券、高級感のある文具なども選ばれます。
基本的に、謝礼は不要
合格したのにお礼をしないのは失礼だろうか?不合格なのにお礼をするのは変だろうか?ということで迷われる保護者も多いようです。先ほど述べましたように、塾の先生へのお礼はしなくても失礼にはあたりません。合格したのは本人の頑張りによるものであり、塾へは指導料を支払っているのでお礼の心配は不要です。
引用元-今日もいい日!ブログ
- 現金であれば3,000~5,000円、品物なら同額の菓子折りが良い
- 合否に関わらず、お礼は必須ではない
塾の先生は、合格請負人でもありますので、合格は前提です。と言ってしまっては、先生方のプレッシャーが大きくなるでしょうか。少なくとも成績アップの依頼として指導料を支払っているので、ビジネスライクでよいのです。「ありがとう」という言葉だけでも十分励みになるんです。
御礼の手紙が嬉しい!塾の先生の本音とは
先生たちの心の支え
物もいいですが、感謝の気持ちを表す方法として、手紙というのはいかがでしょうか?私は今でも大事に保管しています!
この子たちの新たな生活への巣立ちを少しでも手助けできたかのかなと嬉しく思いますし、手紙を読んでいるときは、私自身、生徒たちの頑張りに改めて感謝する時間となっていましたね。
- 感謝の気持ちを手紙で表してみては?
- 感謝の言葉は、塾講師の励みになる
感謝する側が気持ちを形にしたいというのも分かりますが、「ありがとう」という言葉は、それまでの苦労を帳消しにしてくれるくらい力を持っていることがあります。言われた側にとっては、成功体験として、自信の礎、裏付けになるのです。
御礼はどんなものを?塾の先生の奥さんからの話
お気遣いは不要です
頂けばありがたく頂戴しますが、頂かなかったからといって何とも思いません。ご家庭ごとの考えや慣習どおりで問題ないですよ~。でもでも、「気になるんだもん!」っていうママ達のために・・・。
よく頂くお礼
・商品券、現金
→商品券の方が多いですね。担任が頂いても担当した講師4人で分けるのが通例です。それとは別に個人的に頂くこともあります。
まとめての場合、3万~10万
個人的な場合、1万~10万 くらい・物品
→担当講師全員にくださる場合は、身に着けるものが多いですね。ネクタイ、マフラー、ハンカチなど。個人的にくださるかたは、ダンナちゃんには圧倒的にお酒が多いです。ヒナコの酒好きがバレてるらしく、シャンパン多いですw
モエじゃなくてクリコでお願いしまーすm(__)m・子どもから
→ハンカチなどのちょっとしたものとお手紙、というのが多いです。番外編として生徒さんのご家族にお食事にご招待されることなんかもあります。ダンナちゃんが一番喜んでいるのは、お母さんからもお子さんからもお手紙ですね(*’ω’*)
引用元-塾講 嫁ブログ
まとめ
塾の先生への御礼は必要かどうかはいろいろ意見がありますが、気持ちがこもっていれば良いと思います。
- お礼は必ずしも必要ではない
- いただくものとしては、金券、品物などさまざま
感謝の気持ちを金品に込められている方は、言葉だけでは足りないと思われているのでしょう。それはそれでありたがいことです。しかし、塾講師としての承認欲求を一番満たしてくれるのは「感謝の言葉」なんですね。