別居の一番の悩みは、子供のことではないでしょうか?
別居中は子どもを双方に行ったり来たりさせても良いのか、別居から離婚になったときの親権はどうなるのかご紹介します。
別居を解消するときに定めたい約束も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
子供に行き来の生活をさせている!夫婦喧嘩が原因で別居中
週末は私、平日は妻が子供と過ごしている
夫婦喧嘩で別居中、子供との関係について。
夫婦間で揉めており、妻が近所にある実家に帰っています。
最初は妻が一方的に二人の子供(3歳と1歳)を連れて行きましたが、私も子供と離れることは考えられない為、話し合いの結果週末は私、平日は妻が子供と過ごす事になり、そんな子供を行ったり来たりさせてしまう生活が数ヶ月続いています。
私は早めに同居し、せめて子供の前だけでも大人になり以前の生活に戻る事を望んでいるのですが、妻はそれがどうしても無理で両親がいがみ合う姿を見せるよりは今のままが良いのだといいます。
子供の為に今後の対応をどうするか悩んでいる
さすがに上の子が普通ではないと気付きだし、『なんでパパとママ一緒にいないの?』と言い出したそうです。
こんな状況ですが子供の為に今後の対応をどうするか悩んでいます。
別居する原因が私の暴力や嫁姑問題(両親と同居はしていません)から逃れる為ならまだ分かるのですが、その他浮気や金銭トラブルもなく、ただ価値観が合わないから、性格の不一致との事らしいです。
- 夫婦げんかで別居中、子供には数か月間双方の家を行き来させている
- 子供のことを考え、今後の対応に困っている
- 別居理由は、性格の不一致
子どものことを考えると、家族全員がいっしょに暮らすのが一番に思えますよね。しかし、両親の仲の悪さは、どんなに隠そうとしても隠しきれるものではありません。だからと言って別居生活が続くというのも、子どもにとって負担になってしまいますね…
「子供達を双方に行き来を自由にさせること」親権を取る際に有利になる別居の条件!
子供と同居してる方が親権を取る際に有利
この別居生活を始めてから子供たちには自由に双方の家を行き来させています。
そもそも、夫からのこの別居の条件がそれでした。
夫が守りたいもの
「親権」
別居をするとやはり、子供と同居してる方が親権を取る際に有利になります。
調停や裁判になった場合例えば夫が子供と住んだ場合、「一緒に住んでても支障がないってことだなぁ」
ってわけで夫にも親権が取れる可能性がでてきます。
私も夫もこの「親権」に関しては一歩も引く感じではない
ウチの場合は調停で話し合って親権を決めようとなったけど私も夫もこの「親権」に関しては一歩も引く感じではないので揉めています。
妻と住む気はないけど子供は手放したくない。
親権は欲しい・・・
というのが夫側の考えだと思います。
私としては絶対的に母親が有利だと思ってますしこれまでの実績は揺るぎなく借金をしてたわけでも、虐待をしてたわけでもありません。
むしろ子供の教育や身の回りは95%は私がしてきたわけですから親権を取られる理由がないと思っています。
- 別居生活中、子供の意思で父親母親双方の家を自由に行き来させるようにしている
- 別居から離婚に発展した場合、子供と同居していないと親権争いで不利になる
- 私は親権は母親が獲得しやすいと思っているが、夫も譲る様子は一切ない
愛する我が子の親権は、父親にとっても母親にとっても譲れないものですよね。別居期間中、子どもがどちらと同居しているかという点は、親権争いの重要なポイントの一つとなります。そのため、別居時点で離婚を視野に入れていなくても、簡単に子どもと別居しないように注意しましょう。
子供の事を考えると気持ちが切り替えれない!別居ではなく離婚した
離婚してもうすぐ2か月、まだ私はなかなか気持ちが切り替えられなくて辛い
離婚してもうすぐ2か月たちます。「離婚してすっきりした、幸せになった」というレスを拝見して、勇気をいただいています。が、まだ私はなかなか気持ちが切り替えられなくて辛い日々を送っています。
「自由になれた!もう夫の顔色伺って怯えた生活しなくていいんだ!」と、前向きになれる時もあれば、まだ夫婦関係がうまくいっていた数年前を思いだしてしまって、「なんであの幸せだった日々が続かなくなってしまったんだろう」
と、今更振返ってもはじまらないのに、もんもんと過去を振り返っては落ち込んだ時間を過ごしてしまいます。前向きな時間、後ろ向きな時間が振り子のように行ったり来たりを繰り返しています。
新しい出会いが立ち直りのきっかけになればとも思ったが、子供達の事を思うとそんな気持ちにもなれない
小学生と中学生の子供がいます。親権は私です。
新しい出会いが立ち直りのきっかけになればとも思いましたが、子供達の事を思うとそんな気持ちにもなれません。
引用元-離婚後、どうやって元気になりましたか? : 恋愛・結婚・離婚 : 発言小町 : 大手小町 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
- 離婚後2ヶ月が経ったが、気持ちの浮き沈みが激しく、なかなか切り替えができない
- 新しい出会いについて考えてみたが、子供達の事を思うと乗り気にはなれない
離婚が決まり、親権がとれたからと言っても、すんなり心の葛藤を乗り越えらないという人も多いのではないでしょうか?正しい答えがあるわけではないため「離婚してよかったのか?」と悩み続けてしまうものかもしれません…
子供がいれば「親権」重視して考えよう!別居から離婚する場合
家庭裁判所は、「どちらが子供の利益・福祉にそぐうのか」を重視
親権を争うことになった場合、最終的には、家庭裁判所がどちらかを決めることになります。
家庭裁判所は、「どちらが子供の利益・福祉にそぐうのか」を重視して親権を決めます。
具体的には、次のようなことが加味されます。
☑現在子育てをどちらがしているのか?
これが最も大きな判断材料で、現在子育てをしている人が有利になります。☑子供の年齢
妊娠中の子供の場合は、親権は自動的に母親となります。
乳幼児の場合にも、ほぼ母親が親権を持つことになります。15歳以上の子供については、子供の意志が尊重されます。
10歳~15歳の子供についても、子供の意志は加味されます。
現状では母親が圧倒的に有利
しかし現状では、親権を争うことになった場合、裁判所の判決は、圧倒的に母親が有利です。
10歳以下の子供の場合、8割~9割が、母親が親権を持つことになっています。
「父親が離婚前に子供をつれて別居し、さらに父親の親族が、子育てをサポートする」
という状況でも、親権が母親に認められたことがありました。
ですから父親にとっては、親権争いに勝つことは、「非常に厳しい」と言うことができます。
- 親権争いの判断は、家庭裁判所が行う
- 家庭裁判所では、子どもの複視や利益を重視しており、主な育児者や子どもの年齢を踏まえて判断すう
- 今の日本では、親権争いで有利なのは圧倒的に母親側
現状では、離婚となると親権はほぼ母親となることが多いです。私の家は新興住宅地にあり、周囲は比較的若い世代が多いのですが、何件か離婚している家庭もあります。そのすべての親権は、母親に。父親が親権をとるのは、それだけ難しいことだと考えるとなんだか理不尽ですね。
約束事を決める!別居を解消するときは
復縁してからの生活を上手に過ごすため、ルールを定める
条件と言うと堅苦しく感じるかもしれませんが、同居を再開する際にはいくつかの約束をしておくと復縁の交渉がスムーズに進みやすい上、その後の生活もうまくいきやすくなります。
そもそも、結婚すると他人同士の同居が始まるのだから、ある程度のルールを定めておいたほうがよいでしょう。まして、一度別居を経験しているのなら、同じ条件で一緒に住み始めても、同じ結末の繰り返しになりかねません。
約束の効力としては、必ずしも厳格なルールではなく、心得程度に考えておいた方が、余裕が持ててよいかもしれません。
内容としては、ストレスを抱える前にその都度伝える、感情的にならずに解決策を話し合う、子供の前では言い争いはしない、苛立ってきたら深呼吸してから物を言う、といったものが例になります。
ただし、意固地になって約束を守らせようとするべきではありません。お互いを束縛する目的でルールを定めるのではなく、復縁してからの生活を上手に過ごすためのものなので、厳格な契約として盾にするような行為は慎んだほうがよいでしょう。失敗を繰り返すことになります。
離婚の後の復縁
結婚が継続している状況でなら復縁できるのも分かるものの、驚くのは離婚してから復縁して再婚するケースも珍しくないことです。籍が入って夫婦のままなら、なおさらハードルが低いため、別居しているとしても諦めるには早いのです。
別居を距離を置くチャンスと捉えれば、復縁できた時にうまくやっていける可能性が高まるでしょう。
しかし、自分を変える決意や反省がなければ、同じ結果になりかねません。
家を出たり戻ったりしていれば、離婚が近づくだけです。
離婚してしまえば、色々な人に影響が出ます。
しかし、それを乗り越えてでも復縁したいを思う人がいるというのは、仮にもまだ夫婦として籍が残っている方にとって希望となるのではないでしょうか。
引用元-別居から復縁するには
- 別居後、同居を再開する場合、同居にあたってもの約束事を決めておくのがおすすめ
- 同居のルールは互いを縛るためではなく、円滑に復縁後の生活を保つために作る
- 一度離婚したものの、復縁してもう一度籍を入れる夫婦も多い
パートナーから別居を切り出されてしまうと、もうやり直せないのではないかと諦めたくなるかもしれません。しかし離婚後復縁する人も少なくないため、あきらめずに復縁できる道を探してみてくださいね。