幼稚園や小学校へ通い出してから、我が子が問題児扱いされるようになってしまった。
お友だちや先生方に迷惑をかけてしまっては、親御さんも肩身の狭い思いをされることでしょう。
しかしそれ、発達障害の可能性もあるかも。一人で悩まず、専門機関へ相談してみましょう。
悩んでます・・子供が問題児になってしまった親の思い
学校で一番の問題児に
息子が小学1年生になりました。
入学早々はめを外し、いたずらや悪いことばかり繰り返し、ついに学校で一番有名な問題児となってしまいました。
学校の担任の先生はとても真剣になってくださり、毎日相談をしたり情報交換をしたりしています。
悪いこととは、
不真面目で先生の話を聞かない、勉強中騒ぐのでみんなの邪魔になる、各種いたずら(悪質なものも含め)、たたく、ひっかく、ものをぶつけるなど。
これだけさらっと聞くと「大したことない」と思われるかもしれませんが、手にガーゼをあてて「○○くんに噛まれた!」といっている子や、「顔を引っかかれた」といって頬に赤い線がついている女の子を見るたびに泣けてきます。
先日は高いところから仲間はずれにしたお友達に向かってジュースのビンを投げつけました。
幸い当たらなかったのですが・・・
叱っても効果がない
集中力がなくどんなに叱られていても聞いていないし、すぐに忘れてしまいます。
いろいろな話し方を試してみましたが、結局本人が身を入れて聞かないので効果がありません。
1つ1つ、理解できるように話しても、わかりやすく話すため時間がかかるので集中力が続かず結局効果があまり得られません。
最近は学校で仲間はずれになってきているようです。
興奮すると感情の抑制が効かない部分もあり、仲間はずれにされると更に暴れてまた嫌われる、という感じです。こういうお子さんをお持ちの方、お持ちだった方、または自分がそうだったと言う方、経験談をお聞かせ願えませんでしょうか。
- 息子が、小学校入学早々、次々問題行動を起こしている
- 叱っても効果がなく、どうしていいか分からない
発達障害については、だんだん認識が広がってきているように思います。まだまだ手放しで喜べる状態ではないかもしれませんが、理不尽なバッシングは減りつつあるのではないでしょうか。症例に名前が付くことで、それに該当する人たちもちょっと安心できることはあるようです。
子供が問題児と言われた親からの回答とは
原因が分からず、あちこちに相談を
私の長男(小4)も、それはもう問題児です。
私自身は子供が年長の頃からずっとおかしいと思い、病院や療育センター、保健センター、就学相談等々・・・あちこちに相談に行っていましたが、どこに行っても何の診断名もつかず。
要するにグレーゾーンであり、またWISCの結果に問題なしだったので「個性の範囲内」だとずっと言われてきました。
それでも、学校では問題ばかり起こす、周りに迷惑をかけるの繰り返し。
ADHDと分かり治療開始
4年生になり、担任がものすごい理解のある人で、非常に力になってくれ、また良いお医者さんも紹介してもらって診察を受けたところ、やっと「典型的なADHDじゃないか」と。
先月から、ようやく投薬治療が始まりました。
先生の理解+薬の効果なのか、3学期から目に見えて落ち着き始めました。
発達障害の可能性があるのでは?
息子のクラスにも一名、そういう子供さんがいらっしゃいます。発達面の障害という感じで、教室にも通っているとか。副担任の先生が1日中ついているという感じです。
入学式当日から暴言を吐いたり、上級生の女の子に噛み付いたりと結構大変なようです。が、先生はそういう風な病気?と説明しているようで、最初は奇声をあげたり、暴言をはいたりとクラスメートは驚くばかりだったようですが、今では子供たちも冷静に授業を受けているようです。
専門家に相談されることをおすすめします。
もし、そのように診断されたとしても
子供たちは先生から悪いことをしたら注意してね、注意しても誤らなかったら先生に教えて、とお願いされているそうで、子供たちは子供たちなりに協力して
学校生活をはやくみんなと上手に遅れるようにお手伝いしているみたいです。うちの子供も特別色眼鏡で見ているようなことはないようです。
- 4~5年かけて、ようやくADHDと判明
- 先生の対処次第で周囲の生徒の対応が変わる可能性も
周囲の人と言動が違う、物事の捉え方が違うことで、悩んでいる人は、当事者、周囲の人を含め、まだまだたくさんいらっしゃると思います。該当する病名(症例)と判明するまでは大変な思いをするかもしれませんが、諦めずに探してみましょう。
問題児になってしまった子はどういう特徴がある?
問題児と言われる子どもの特徴とは?
問題児とは
集団生活の中で目立ってしまう子のことを言います。具体的な例をあげると、
- 友達への暴力
- 体が忙しい
- 周りと同じことができない
- 周りに馴染めなく、いつも一人でいる
- 人の話が聞けない
等・・・
様々な要因ですが、とにかく集団生活が苦手な子のことを指します。
手に負えない子は、すべて問題児?
中には大人しいだけとか、コミュニケーションがうまくとれないだけ・・・と言う子もいますが、学級崩壊を起こしかねないような子もいると思います。
私が思うに「自分の手に負えない子を大人が問題児にする」んだと思います。
親のせいだ、先生のせいだ、ということでもありませんが、自分の都合で「問題児」にしてしまっていることもあるのは事実だと思います。引用元-子供が「問題児」であるあなたへ。私の気持ちの切り替え方。 – こどもたちはかいじゅーくん!こどもたちはかいじゅーくん!
- 集団行動が苦手で、周囲から浮いてしまうような子
- 親や先生の認識や対応のキャパで、問題児扱いにされることも
発達障害であるのに、適切な対処を行わないことは、本人が一番辛いでしょうに、障害などないと言い切っている親御さんがいました。発達障害とかADHDなどどいう概念がなかった時代なので、余計に頑なだったのかもしれませんが。
体験談:問題児と言われてしまった子を持つ親の気持ち
問題児と言われた、うちの長男
うちの長男は、生後6ヶ月にして掴まり立ちをし、生後10ヶ月で歩き出しました。
その行動を見ていた私は「あ、この子はいろいろなものに興味があるんだな」と思いました。
と、いうのも、掴まり立ちも歩き出したのも、「自分が欲しいと思う物を取るため」に始めた行動でした。
机の上が気になったり、少し離れた高いところにある物を取りたいがために、立ったり歩いたりしていたんですね。
ものすごく好奇心旺盛で感受性も豊かで、非常に苦労しました。
スーパーへ行くと、あちこちにピュー!ですから。とにかく大人しくなんてしてくれません。カートに乗せても脱走します。私が子育てサロンや幼稚園の一日体験に連れて行っても、いつも自分のやりたいことばかりして遊びます。
周りの子が先生と一緒に踊ったり、絵本を大人しく聞いている中、うちの息子だけは一人でうろちょろ走り回ってましたからね。
自分のやりたいことばかり集中して、みんなと同じことには全く興味がない。
その時に「どうして他のみんなと同じことが出来ないんだろう」そう思ってしまいました。
幼稚園に入ってからも、いろいろと
そんな心配な長男でしたが、やはり幼稚園に入ってもかなり大変だったようです。
毎日のように幼稚園から連絡がありました。
お友達が大好きで後ろから抱き着いてしまった時に首に抱き着いてしまい、結果首を絞めてしまったこと
お友達と遊びたくて、つい強く腕を引っ張ってしまったこと
毎日いろいろな連絡がありました。その都度泣きました。
正直、子育てに自信がなくなっていました。
面談もいつも最後で、最後だから長々と1時間・・・(本当は1人15分です)先生は悪くないんですよ。一生懸命子供を見てくれています。
でも何十人も見る中でやっぱり目立っていたんでしょうね。
実際参観日に言っても恥ずかしかったです。本当に目立ってましたよ。
具体的に説明をするのは難しいですが、まぁ目立っていました。幼稚園の最後の方は、もう他のお母さん方もうちの子がそういう子なのはわかっていたので私も笑って「ははは、うちの子ってばまたやってる~」くらになっていたのですが、
小学校に入学して、また一からやり直し!周りのお母さんの目が痛いです。引用元-子供が「問題児」であるあなたへ。私の気持ちの切り替え方。 – こどもたちはかいじゅーくん!こどもたちはかいじゅーくん!
- 好奇心旺盛だと思っていたが、他の子と違う行動が目立つように
- 周囲に面倒や迷惑はかけたが、理解は得られた
歴史に名を残している人たちの中には、発達障害ではなかったかと言われている人はたくさんいます。エジソンや坂本龍馬もその一人ですね。しかし、周囲の人々が理解ある対応を取ってくれなければ、才能は開花しなかったかもしれません。親御さんはご苦労多いとは思いますが。
子供の危険性を見逃さないで!親に気を使う、自分の意見を言えない「いい子」は問題児になる要素が
手がかからなくても問題児はいる
お利口さんでお行儀のいい子っていますよね。
もちろん、ご両親の育て方が素晴しいからだと思うのですが、もしも、その子が「親に気を使ういい子」だとしたら心配です。いい子を「演じている」のだとしたら、将来、問題を起こすような子供になってしまう可能性があるのです。
引用元-親に気を使う「いい子」は問題児になる可能性がある?自分の意見を言えない子供の危険性とは | みんなの子育てガイドブック
過剰な期待や要求に、子供は自分を出せなくなってしまいます
「もうすぐお兄ちゃんになるんだよ」
「しっかりしなくちゃね」
「お兄ちゃんなんだからガマンしなさい」どれも、下の子が出来ると、上の子に言い聞かせたりしますよね?だけど、こうした言葉ばかり言われ続けた子供は「いい子にしなきゃ…」とプレッシャーに思うのです。そうすると、本当の自分が出すことが出来なくなってしまい、本当はママに甘えたいのに「今日も楽しかった!」と、ママに心配させないようにと気を使うのです。
これでは、子供にとって「ストレス」がたまる一方です。しかも、その子供のストレスに気づかないままだとしたら、逃げ道がありません。溜まりにたまったストレスは、いずれ爆発してしまうでしょう。「問題児」といわれる子供たちの中には、こうした「ストレス」に気づいてもらえずに育ってきてしまった子がたくさんいます。
「しつけ」も大切ですが、それ以上に「ありのままでいい」ことも伝えましょう
行き過ぎた「しつけ」をしていないか、もう一度見直してしてください。
もし、自分に都合よく育てていたり、周りから褒められることが目的になるような子育てだとしたら、それは改めたほうがいいでしょう。親の思いが強すぎて、子供を苦しめている可能性があることがあるのです。この男の子にしてみても、お兄ちゃんになる喜びよりも、「お兄ちゃんになるプレッシャー」に、押しつぶされてしまっていたのです。パパママから「あなたのままでいいんだよ」のひとことがあれば、もっと気持ちも楽になり、素直にママに甘えることができたかもしれません。
「甘えたかったんだよね」と子供の気持ちを十分に受け止めてあげましょう。
それまでの辛かった気持ちを理解して、「ごめんね」のひとことも添えるのも忘れないでください。素敵な親子関係が築けるように、子供のちょっとした変化にも気付いてあげられるようになりたいですね。引用元-親に気を使う「いい子」は問題児になる可能性がある?自分の意見を言えない子供の危険性とは | みんなの子育てガイドブック
- 扱いやすい子が、将来、問題児になる可能性もある
- 「いい子」プレッシャーは、自覚のないストレス
- 親の都合で子供を苦しめていないか?
「お兄ちゃん(お姉ちゃん)だから……」の呪縛は、数十年前には当たり前でした。親たちは当たり前のように口にしていました。私も言われてきた一人です。心のどこかで理不尽だと感じつつ、上手に言葉にしたり反論したりすることはできませんでした。