オシャレにかかせない、髪のブリーチやカラー。色々な髪色を楽しみたいですよね。
しかし、美容院でやってもらうとお金がけっこうかかります。
自宅で手軽に市販のもので出来るように、ブリーチやカラーをするときのポイントやうまく仕上げるコツをまとめてみました。
ブリーチ剤とは何!?海外と日本で売られている市販製品の違いや特徴!
日本の過酸化水素水は6%まで
ブリーチ剤とは過酸化水素水にアルカリ剤を加えたものです。過酸化水素水は酸性や中性の時には、髪のメラニン色素を壊すブリーチ力はありませんが、アルカリ性に変化することで、強力なブリーチ剤となります。
市販のブリーチ剤では、液体の薬が過酸化水素水で、粉末状態のものがアルカリ剤と覚えておくと良いと思います。過酸化水素水の濃度が濃ければ濃いほど、強力なブリーチ剤となりますが、今の日本の法律では、使用する過酸化水素水は6パーセントが上限です。
海外のブリーチ剤は、6%よりも高い強力なものも!
海外で使用されている過酸化水素水は、日本の6パーセントよりも高いものもあります。日本人の髪の毛はあまり強くないので、6パーセント以上の過酸化水素水を使うと髪が溶ける場合もあります。ブリーチ剤に使用する過酸化水素水は6パーセントで充分です。
引用元-市販で購入可能なおすすめ美容院専売ブリーチ剤!髪を傷めないコツ! | 現役美容師がみんなの美容に関する悩みを解決!
- ブリーチ剤とは、過酸化水素水にアルカリ剤を入れたもの
- 過酸化水素水とアルカリ剤は、混ぜることによってブリーチの効果がある
- 日本製のブリーチ剤では、過酸化水素水は6%、海外の物はそれ以上のものもある
- 日本人の髪の毛には、6%で十分
ブリーチ剤は、ドラッグストアなどで様々な種類が売られていますよね。また、海外のブランドでも、日本向けに出されているものも多数。買うときは、過酸化水素水に注目して強さを確認すると良いですね。
二つの違いは何か教えて!!「ヘアカラー」と「ブリーチ」の効果とは
ヘアカラーは、脱色して色素を加える
ブリーチというと、金髪とかかなり明るい髪の毛のイメージがありませんか?髪の毛をかなり明るくしたい時なんかは『ブリーチする』『ハイブリーチする』なんて呼ぶことが多いかと思います。なかにはダブルカラーをイメージする人もいるかもしれませんね。
ブリーチと脱色は同じ意味ですが、ではヘアカラーとブリーチの違いは?一見すると同じ意味で使われているように思えますが、ヘアカラーとブリーチは全く違うものです。
一般的にいうヘアカラーは、髪の毛を明るくしたり髪の毛を染めたりすること全般を差したりもしますが、正確にいうと『脱色』+『色素を加える』ことを指します。
それなので、ブリーチと比べるとヘアカラーの方が明るくなりにくいのですが、同時に色が付くので、アッシュ系の色にできたり赤系の色にできたりします。
ブリーチは脱色するのみ
それに対してブリーチは『脱色』のみです。髪の毛にあるメラニン色素を脱色するだけなので、明るくしやすいというメリットがありますが、色は入っていません。
- ヘアカラーとブリーチは別物
- ヘアカラーは、脱色をしながら色素を加えるもの
- ブリーチよりは明るくならない
- ブリーチは脱色するのみ
混同しやすいですよね。やはりブリーチだけの方が髪の毛は傷みやすいのでしょうか。逆に、ヘアカラーの方が脱色も色素も加えていくので、ヘアカラーの方が傷みやすいのでしょうか。気になりますね。
絶対に知っておきたい注意点!!ヘアブリーチをするとき覚えておきたい知識
髪の傷み
ブリーチは非常に髪が痛みます。
特に、2回3回とブリーチを繰り返してしまうと髪の栄養分がほとんどなくなり、パッサパサの乾燥髪になります。
しかし、髪質にもよりますが下手にカラーを繰り返すより、ブリーチを1回やるだけの方が傷みは少ないということもあります。
自分のやりたいヘアカラーによって最善の方法を選びましょう。
髪が溶ける
ヘアブリーチの傷みで一番酷いのは髪が溶けるということです。
髪へのダメージが酷くて、痛むどころか溶けて髪がなくなるんですよね。日本人の毛質だとそうなります。
1回くらいで溶ける方はそんなにいないでしょうが、既に髪がめちゃくちゃ傷んでいる方や、繰り返しブリーチをする方は溶ける可能性もあります。
私はヘアブリーチ4回目くらいで溶け始めましたね。
傷んでいる毛先からちょっとずつ溶けてなくなっていくんです。
ヘアブリーチは慎重にやりましょう。
パーマ、縮毛矯正がかけられない
下手なヘアブリーチで髪が傷みすぎているとパーマや縮毛矯正がかけられなくなります。
髪がさらに傷んでヘアスタイルどころじゃなくなるからですね。
この辺は縮毛矯正やパーマが得意な美容院等をホットペッパー ビューティー等で探して相談すると解決することもあります。
事実、私はそれで解決した経験があります。
- ブリーチは髪の毛がとても傷むので注意
- カラーを何度も繰り返すと、ブリーチよりも傷むことがあるので気を付けること
- ヘアブリーチは繰り返すと、髪の毛が溶けてしまう
- ヘアブリーチで傷み過ぎていると、パーマや縮毛矯正をしてもらえないことがある
- 傷んでしまったら、美容師に相談すると良い
私も、ブリーチやカラーをしていた時は、本当に毛先がパサパサになってしまいました。ブリーチやカラーをした直後は割とサラサラなのですが、時間がたつと徐々に水分がなくなって絡まりやすくなってしまったんですよね。ブリーチやカラーをする際は、リスクも知って事が大切です。
【ブリーチをするとき必要な物】自宅で市販の物に挑戦するとき用意すると便利!
自宅でブリーチをするときは?
自宅でのブリーチに必要なもの
- 市販のブリーチ剤
- タオル(首に巻く用)
- ヘアクリップ1個
- へアゴム6個
- 新聞紙
- サランラップ
- お使いのシャンプー・トリートメント
- シャワー
- ドライヤー
- テーブル
- 鏡(大きいもの)
引用元-女性が自宅でキレイにブリーチをする方法 | nanapi [ナナピ]
- 自宅で市販のブリーチ剤で脱色するときは、必要なものがある
- ヘアゴムやクリップ、サランラップなどを準備する
- 大きな鏡があると便利
私もお風呂場でブリーチやカラーをするのですが、なかなかムラなく行うのは大変ですよね。置く時間が難しかったり、後ろが見えなかったりするので、乾かして鏡で見るまでいつも心配です。
時間の確認は忘れず注意!市販のブリーチを行う時のポイント
一度で色が抜けない場合は1週間あけて
著者は元々髪の色も明るく、過去にもブリーチしたことがあるからの結果だと思うので、元々の髪の色が暗い人は一度ではキレイに抜けない場合があります。そういった時は1週間ほど間をあけてもう一度行うようにしてください。
使用方法は必ず守ること
また、色をキレイに抜きたいからと、パッケージの放置時間より長めに時間を置いたり、ブリーチ剤をたっぷりと塗る人がいますが、やりすぎると抜けすぎて白髪や銀髪になったりとする場合がありますし、髪への負担も相当なものなので、必ず決められた時間内で行うようにしましょう。
引用元-女性が自宅でキレイにブリーチをする方法 | nanapi [ナナピ]
- 暗い髪の人は、一度でキレイに色が抜けない場合がある
- 抜けないときは、1週間あけて再度ブリーチをしても良い
- 放置時間や塗る分量はきちんと守る事
長く時間をおいてしまったり、余ったブリーチ剤がもったいなくて何度も重ね塗りをしてしまったことがあります。今から考えると恐ろしいことをしていたのですね。白髪や銀髪にならなくてよかったです。
時間の他に大切なことは何??ブリーチをムラなく上手に仕上げるコツ!
塗りムラ対策は?
ポイントは『事前に髪の毛を軽く濡らしておくこと』
本来であれば、髪の毛を濡らした上から薬剤を塗ると、薬剤が少しだけ薄まってしまうのでわずかに明るくなりにくいのですが、塗りムラができてしまうよりはマシだと思います。
絶対的に避けるべきは、塗りムラです。ムラになると黒髪と明るい髪が入り混ざってしまうので、まるで三毛猫のようになってしまいます。笑
その塗りムラを避けるためにも、髪の毛を全体的に軽く濡らしておくこと。そうすることによって、塗った薬剤が伸びやすくなるため、薬剤が一か所に集中してしまうことを避けることができます。でもいくら髪の毛を濡らしておくといってもあくまでハーフドライ程度に。髪の毛を触って軽く湿っている程度にして下さい。水が滴り落ちるほど濡らしてしまうとブリーチ効果が半減してしまいます。
実際に塗る時もムラにならないようにまんべんなく、そして出来るだけ素早く塗るように注意して下さい。
塗る時間は薬剤を混ぜてから10分以内、そして、根元につける薬剤は薄塗りにすること。厚塗りだと根元ばかりがかなり明るくなり過ぎてしまいます。
温度を高くすると明るくなりやすい
そして、塗ったあとは乾燥しないように軽くラップをして15分ぐらい時間を置くのですが、髪の毛をかなり明るくしたい人はドライヤーで温風を軽く当てると明るくなりやすくなります。
温度が高くなればなるほど一気に明るくなっていきますので、やり過ぎには注意しましょう。
- 塗りムラを防ぐには、髪の毛をまんべんなく少し濡らしておくとよい
- できるだけ素早く塗ることが大切
- 塗った後にはラップをして放置
- 温度が高いと、明るくなりやすい
水は厳禁だと思っていましたが、塗りムラを防ぐことができるとは驚きました。また、更に驚いたのはドライヤーを使うという裏技。これもまんべんなく当てないと、ムラになってしまいそうです。気を付けて下さいね。