音楽療法でリラックスできるという事は最近では多くの人が知り得ている情報です。
具体的にはどういう場面でその効果を発揮しているのでしょうか?
サブリミナル効果と音楽療法との関係性は?
不安感を軽減のための音楽の選び方も含めて音楽療法についてまとめました。
音楽を聴いて元気に!不安解消に効果がある理由は??
サブリミナル効果とは
サブリミナル効果というのは、耳にしたことが多いかと思います。
これは、潜在意識を活性化させる方法です。
潜在意識については、詳しくは言及しないですが、
気になる方は調べていただければと思います。
簡単に言えば、心の奥深くからそう思わせることをしていきます。
このサブリミナル効果で、心底から「自分は元気だ」と
思うことによって、本当に元気になっていくのです。
「不安を解消してくれる音楽」ということで、
本当に不安を解消してくれる音楽となるのです。
一種の自己暗示とも言えますね。
自己暗示とも言えるサブリミナル効果は
ちなみにサブリミナル効果は、
多くのスポーツ選手や宇宙飛行士なども
精神を強化するために用いています。
このサブリミナル効果を引き出して、
緊張緩和や不安感を解消するリラックスするための
音楽というのがあるのです。
精神的な不安感と緊張の関係性
最近の行動心理学の成果によると、
精神的な不安感と緊張というのは
密接に関わっていると言われています。
緊張を和らげることが不安感の緩和にもつながるのです。
だから、リラックスすることは、とても重要なのです。
引用元-不安解消法!音楽を聴くだけで簡単にリラックスする方法 – うつ病 治療 口コミ 掲示板 管理人トラ男のブログうつ病 治療 口コミ 掲示板 管理人トラ男のブログ
- 潜在意識を活性化させるのがサブリミナル効果
- 好きな音楽を聴いて不安を解消する
- 緊張を和らげることが不安感の緩和につながる
不安や緊張が続いている時、人の話し声や騒音がその感覚を増幅させることがあります。そんな時、好きな音楽を聴くことが出来ると心がスーッとリラックスしていくのを感じます。サブリミナル効果を有効活用したいですね。
こんな気持ちの時は音楽を聴いてみよう!漠然とした不安の解消には効果的な方法
音楽を聴く
4つ目の方法は、自分の好きな音楽を聴くということです。
様々な医療機関では、音楽とストレスの関係性についての実験がなされており、音楽を聞かせた場合と聞かせなかった場合ではストレスホルモンの分泌量が増減したという報告があるようです。
好きな音楽といってもあまり思い当たらないという方は、落ち着いた雰囲気の歌詞が付いていない音楽を聴くと良いでしょう。
歌詞がついているとその歌詞の内容に影響されてしまうことがあるので、できるだけ歌詞が付いていないほうがストレスを解消するには良いと思われます。
最近ではストレス発散用の音楽としてセラピーCDも販売されているようなので、そちらを聞いてみるのも良いかも知れません。
音楽の世界にひたり落ち込んだ心を優しく包みこむ
今ヒーリングミュージック・セラピーミュージックといわれているCDがたくさん出ています。
これはそれだけ昔に比べて、精神的に不調な人が増えているからかもしれません。
緊張や不安や落ち込んでいる状態、これらの状態が続くと、ストレスによって、うつなどになったり、体にも悪い影響を及ぼし病気になったりします。
普段の生活の精神的な不調を当たり前、しょーがない物とせず、簡単にできることから取り組んで、少しでも精神的に良い状態へ向かう努力、習慣を身につけましょう。
- 音楽を聴くこととストレスホルモンの分泌量に着目
- 歌詞が付いていない音楽を選ぶようにする
- ヒーリングミュージック・セラピーミュージックの存在
- 普段から精神的不調を当たり前と思わないようにする
大好きなアーチストがいるとしてそのアーチストの楽曲全てが不安を解消させてくれるのかというとそうではない場合もあります。大好きだからこそその歌詞の内容に心が敏感に反応してリラックスできなくなったり。音楽の選び方もポイントになりますね。
「音楽療法」の効き目とは!?術後の不安解消に認められた効果とは?
がん患者への音楽療法の効果
消化器がん手術前後の音楽療法で、不安や痛みが軽減がんの患者さんに対しては、今まで緩和ケア病棟、ホスピスを中心として、身体的・精神的・社会的苦痛の軽減を目的に音楽療法が行われ、成果を上げていました。
「一方、がん告知直後や手術前後も、患者さんは非常に不安感が強いものです。
私は、筑波大学医学部付属病院消化器外科の太田恵一朗医師の協力を得て、消化器がんの開腹手術を受ける患者さんを対象に、術前、術後に各1回ずつ音楽療法を実施してみたところ、
音楽療法を受けた後は、術前、術後とも不安やストレス、痛みが有意に改善され、非常に高い効果が認められました」
音楽療法を受けたグループの不安や痛み軽減の効果
2003年行った小規模なパイロット研究で、予想以上の効果が確認できたため、昨夏から2005年の春まで、臨床試験(消化器がんの手術を受ける患者さんを無作為抽出。音楽療法を受けたグループ18名、受けないグループ20名)を実施。
音楽療法を受けたグループでは、同様の高い効果が確認できたといいます。
海外では、音楽療法の効果として、がん患者さんの疼痛緩和のほか、形成手術待機中の患者さんや、心筋梗塞の患者さんの不安やストレスが軽減されたとの報告がありますが、
がんの手術前後の不安や痛みへの影響を調べた研究はこれが初めてです。
- がん患者に対する音楽療法
- 音楽療法を受けた後は、術前術後とも不安やストレス、痛みが改善されている
がんの患者さんにはより一層意味のある治療法だと思われます。
音楽療法は様々な医療現場で活用され始めているようです。手術を必要とされる病気や外科診療の不安解消には大いに役立っているようですね。特にがん患者の手術には特別な意味も込められているので有効活用して頂きたいです。
と「赤ちゃんの心音」で作った音楽??出産の不安解消に役立つ気持ちが安らぐ音楽
我が子の心音から出来た音楽
出産に不安はつきもの。特に初めての出産はなおさらです。
お腹の中で我が子はきちんと育っているのだろうか?どんな痛みが待ち受けているのだろう?などなど、挙げていったらキリがありませんが、そんなプレママたちの不安解消に役立つ音楽を、おむつメーカーのムーニーがプレゼント。
我が子の心音から出来た音楽だそうです。
妊娠中の様々な不安を吐露するプレママたち
妊娠しているプレママたちが、自分たちの不安についてインタビューに答えます。「漠然と不安」という人、「ちゃんとママになれるか不安」という人、「陣痛に耐えられるのか不安」という人など、妊婦さんは様々な不安を抱えているよう。
流産経験者は「今回は大丈夫だろうか」と思ったり…。
お腹の赤ちゃんの心音から音楽を作成
そこで、ムーニーは出産に不安を覚える妊婦さんたちを集め、お腹の赤ちゃんの心音を録音。
それぞれの心音に反応して音楽が生まれる仕組みをつくり、出来上がった音楽をお母さんたちにプレゼントします。
- ママの不安をケアする音楽
- 我が子の心音から作られた音楽のプレゼント
初めての妊娠は喜びと同じくらい不安にも包まれるものです。お腹の中でちゃんと成長してくれているのか、無事に産まれてきてくれるのか等考え始めたらキリがありません。そんな時に我が子の心音から作られた音楽を聴くことが出来たら元気100倍ですね。
「音楽療法の種類」について!不安を解消するための内容とは!?
音楽療法の種類
音楽療法には、音楽を聴くことを中心とした音楽療法と、参加者が音楽療法士と共に音楽活動(歌、楽器演奏、音楽に合わせた身体運動など)を行うことを中心とした音楽療法の2種類があります。
受動的音楽療法
音楽を聴くことを中心とした音楽療法を受動的音楽療法と呼びます。
受動的音楽療法の代表的なものには、東ドイツの音楽療法学者Ch・シュワーベが開発したRegulative Musik-therapie(RMT)や、アメリカのH・L・ボニーが開発した音楽イメージ誘導法(Guided Imagery and Music GIM)があります。
これらの音楽療法では、音楽療法を受ける人(以下対象者)と音楽の間に音楽療法士が介在しますが、音楽療法士の関わりよりも音楽を聴くことが中心になります。
能動的音楽療法
一方、音楽療法士と一緒に行う音楽療法を能動的音楽療法と呼びます。能動的音楽療法では、音楽療法士と対象者が一緒に歌唱活動・楽器活動・音楽に合わせた身体活動などの音楽活動を行います。
そこでは音楽はもとより、音楽療法士の関わりも重要な意味を持ちます。
- 音楽療法には種類がある
- 受動的音楽療法と能動的音楽療法
- 音楽療法士の存在
音楽療法にも種類があるというのは初めて知りました。ここで判断すると、私がボランティアでお手伝いしたことがあるのは能動的音楽療法だったことがわかりました。精神疾患を抱えている患者さん相手でしたが少しずつ顔つきが柔らかくなっていったのを覚えています。