「豆乳」と「牛乳」のカロリーの違いをご存知でしょうか?
カップ1杯あたりの豆乳と牛乳のカロリーや、牛乳の種類別のカロリーをわかりやすくまとめました。
豆乳や牛乳に代わるヘルシーな飲み物として注目を集めている「アーモンドミルク」についても、参考にしてみてください。
カロリーはいくら?「豆乳」と「牛乳」の違いについて
製造方法
牛乳と豆乳の違いといえば、まずはその製造方法にあります。
牛乳はご存知のとおり牛から搾取した乳汁で、多くは生乳の脂肪分を増減させるなど加工して飲める状態になったものを指します。
一方の豆乳ですが、大豆と水を煮込んで漉した汁から出来る飲み物になります。
豆腐を固める前の液体を飲み物にしたのが豆乳です。非常に似ていると思われる両者ですが、製造方法は全く異なります。
このことからもわかるように、その成分にも異なる点がいくつもあります。
カロリー
まずはカロリー。一般的に豆乳の方がヘルシーなイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか。
以下は牛乳と豆乳、それぞれ種類ごとのおよそのカロリーになります(100gあたり)。
普通牛乳・・・67kcal
低脂肪乳・・・46kcal
脱脂乳・・・33kcal
濃厚牛乳・・・73kcal
調整豆乳・・・64kcal
無調整豆乳・・・46kcal
低脂肪乳と無調整豆乳のカロリーはほぼ同じ
カロリーだけで見てみると、最も低いのは脱脂乳になります。
これはスキムミルクとも言われ、食品の原材料によく使用される粉状の乳製品です。
したがって単体で飲み物となる牛乳はそれ以外のものになりますが、低脂肪乳と無調整豆乳のカロリーは同じくらいのようですね。
ちなみに低脂肪乳とは牛乳から脂肪分などを抜いて加工して出来た飲み物なので、純粋な牛乳というわけではないようです。
無調整豆乳というのは添加物がないもの、調整豆乳は砂糖などを加えて飲みやすく加工した豆乳になります。
従って調整豆乳の方がカロリーが高くなりやすいのですね。
ただ、飲みやすさの面で言えば調整豆乳は続けやすいのかもしれません。
無調整豆乳は独特の青臭さが強い場合が多いようですね。
- 牛乳は牛の乳汁から、豆乳は大豆の煮汁から作られる
- 牛乳と豆乳のカロリー
- 低脂肪乳と無調整豆乳のカロリーはほぼ同じ
豆乳はヘルシーなイメージが強いですが、意外とカロリーが高いのですね。とくに調整豆乳や豆乳飲料はカロリーが高くなりがちなので、注意しましょう。ただし無調整豆乳の風味や味は独特なので、苦手な方は調整豆乳の方が良いかもしれません。
カップ一杯あたりのカロリーを比較☆豆乳と牛乳ではどちらが低い?
カロリー
豆乳はカロリーが低いです。牛乳と比較すると約2/3ほどです。
調整豆乳は砂糖・食塩等で味を調整しているので、丸大豆を搾ったままの豆乳である無調整豆乳と比べてカロリーが高くなります。
調整豆乳は塩分が高めなので飲み過ぎないようにしましょう。
コップ1杯(200ml)あたりのカロリー
・牛乳(普通牛乳)・・・134kcal
・低脂肪乳(加工乳)・・・92kcal
・脱脂乳(加工乳)・・・66kcal
・豆乳(調整豆乳)・・・108kcal
・豆乳(無調整)・・・92kcal
- 無調整豆乳は牛乳よりカロリーが低いが、調整豆乳はカロリーが高め
- コップ1杯あたりの牛乳・豆乳のカロリー
ダイエット中でカロリーを控えたい方は、調整豆乳よりも無調整豆乳を選ぶことをおすすめします。無調整豆乳の風味が苦手な方は、低脂肪乳を選んでも良いですね。「豆乳はヘルシー!」と思い込んで飲みすぎないようにしましょう。
コーヒーショップのメニューを参考に☆豆乳と牛乳のカロリーを比較すると…
ソイラテ・牛乳を使ったらラテのカロリー
■コーヒーショップでのカロリー比較
ソイラテ(調整豆乳入り)……133kcal
ラテ(牛乳で作った場合)……135kcal
低脂肪乳・脱脂乳で作ったラテのカロリー
ラテ(低脂肪乳で作った場合)……108kcal
ラテ(脱脂乳で作った場合)……81kcal
(※スターバックスコーヒーのホットラテ、ショートサイズの場合)
- ソイラテ・牛乳を使ったらラテのカロリー
- 低脂肪乳・脱脂乳で作ったラテのカロリー
ソイラテのカロリーは、牛乳で作ったラテのカロリーとあまり変わりません。一方脱脂乳で作ったラテのカロリーは、ソイラテの2/3以下となります。ダイエット中のカフェドリンクは、低脂肪乳や脱脂乳を使ったドリンクの方が良さそうです。
低脂肪や無脂肪牛乳がおすすめ☆カロリーが気になる人は、豆乳よりも…
体脂肪・コレステロールなどが気になるなら、低脂肪の乳製品を選ぼう
牛乳がヘルシーでないというイメージの1つに脂質がありますが、低脂肪や無脂肪の牛乳であれば、豆乳よりも脂肪分が少ないですね。
体脂肪を気にしている・コレステロールや中性脂肪が高くて…という方は、脂肪分が少ない乳製品を選ぶと良いです。
鉄分入りの低脂肪乳もオススメ
豆乳の方が多い栄養素に鉄分がありますが、最近では低脂肪の鉄分入りの牛乳も販売されています。
貧血を気にされている方は、鉄分入りの低脂肪牛乳を選ぶと良いですね。
脂肪分が少ないと飲みにくいという方は、コーヒーに入れてカフェオレにするなど、何かと混ぜても構いませんし、料理に使用して加熱してもたんぱく質やカルシウムが減る事はありません。
コーヒーフレッシュは、乳製品ではない
ちなみに、コーヒーに入れるポーション状のコーヒーフレッシュは乳製品ではないので注意です。
冷蔵庫に入れなくても保存できるのは、乳製品でない証拠。植物性の油に乳化剤を加えてあるので、ほぼ油と思って間違いないでしょう。(1つ約5gは約10kcalもあります。)
- 中性脂肪・体脂肪・コレステロールが気になるなら、低脂肪・無脂肪の乳製品がおすすめ
- 豆乳には鉄分が含まれているが、鉄分入りの低脂肪乳も販売されている
- コーヒーフレッシュは乳製品ではなく、ほぼ油
コーヒーフレッシュは乳製品だとばかり思っていましたが、食物油に乳化剤をくわえて作られたものだったのですね!カロリーも高いため、コーヒーフレッシュよりも低脂肪乳を使った方がよさそうです。
牛乳のカロリーはいろいろある!低脂肪・無脂肪乳は?
ダイエット中は、低脂肪・無脂肪の牛乳を選んで
ダイエット中なら、牛乳は普通のものよりも、低脂肪乳や無脂肪乳を飲むのがいいでしょう。
牛乳・低脂肪乳・無脂肪乳のカロリー
100mlあたりのカロリーが、普通の牛乳が67kcalなのに対して、低脂肪乳が46kcal、無脂肪乳が33kcalと低カロリーだからです。
- ダイエット中は、カロリーが低い低脂肪・無脂肪の牛乳を選んで
- 牛乳・低脂肪乳・無脂肪乳のカロリー
無脂肪乳は普通の牛乳と比べ、カロリーが半分となるのがすごいですね。無脂肪乳なら、ダイエット中でも安心して飲めそうです。無脂肪乳を飲んだことがない人は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょう。
「アーモンドミルク」が人気☆豆乳や牛乳に替わるヘルシーな飲み物として注目!
ヘルシーなドリンクとして「アーモンドミルク」が注目を集めている
近年アメリカでは、牛乳に替わるヘルシーな飲み物として「アーモンドミルク」がヒット中!
セレブも一般の人もこぞって愛飲しているようで、今やその人気はヘルシーさで支持されてきた豆乳を上回るほどだとか。日本でもアーモンドミルクが店頭に並んでいるのを見かけるようになってきており、ブレイク寸前なのではないでしょうか。アーモンドミルクはその名にミルクと付くものの、牛乳は一切含まれていません。
市販のものは飲みやすく調整されたものも多いですが、原料となっているのは基本的にはアーモンドと水のみ。水に浸したアーモンドを、水と一緒にミキサーにかけて漉したものがアーモンドミルクです。味わいは牛乳よりもどちらかというと豆乳に近く、しかし豆乳よりもクセが少ない分飲みやすく、若干アーモンドの風味があります。
引用元-人気沸騰中のアーモンドミルクが牛乳や豆乳に取って代わるかもしれない - マイクロダイエットネット(microdiet.net) -
■アーモンドミルクが牛乳よりも優れているといわれている点
① お腹が弱い人でも安心して飲める
牛乳に含まれる乳糖が原因で、飲むとお腹を壊してしまう「乳糖不耐症」の人は、日本人にはとても多いです。
しかし、アーモンドミルクはこれを含みませんので、お腹が弱い人も安心して飲むことができます。
② カロリーが低い
カロリーの低さにも注目です。
アーモンドミルクは牛乳や豆乳と比べて低カロリーで、しかもコレステロールはゼロです。
100mlあたりのカロリーと脂肪は以下の通り。・牛乳 52kcal/2g
・豆乳(無調整) 57.5kcal/3.65g
・アーモンドミルク(砂糖不使用) 15kcal/1.2g
引用元-人気沸騰中のアーモンドミルクが牛乳や豆乳に取って代わるかもしれない - マイクロダイエットネット(microdiet.net) -
- アメリカでは、ヘルシードリンクとして「アーモンドミルク」が注目を集めている
- アーモンドミルクは、アーモンドと水から作られている
- アーモンドミルクは乳糖不耐症の人にもおすすめ
- アーモンドミルクは牛乳・豆乳よりもカロリーが低い
アーモンドミルク、スーパーなどで見かけることがあっても試したことはありませんでした。ヘルシーでコレステロールも含まれていないとは、魅力的な飲み物ですね。味も飲みやすいとのことなので、今度試してみようと思います。