アメリカのユニクロで売られているのは、日本とはサイズが違うのか。
その答えは、当然ながら「違う」、ということなんですが、だからこそいい面もありそうです。
また、海外のユニクロ店舗へ行くとき気をつけることや購入の際の注意点など、まとめてみました。
サイズの規格が違う!?アメリカと日本のユニクロの違い
日本のMはアメリカではS
アメリカで販売しているユニクロ商品は、日本国内で販売している商品と 質は同じですが、サイズが違います。
一サイズ大きいです。 日本で、サイズ M を着ていると、アメリカでは サイズ S を買わなければならないです。
日本のSは、アメリカのXSです。其れと、其のサイズでも、 丈が2センチほど長いです。 白黒色は別として、他の色が ほんの少し濃くなっている商品があります。サイズ掲示が 後ろの背についているので、見やすいです。
サンフランシスコの場合、ショッピングバッグは 自分で持っていかない場合は、10セントでユニクロと書いた 大きな日本製の紙のバッグを買います。
- ユニクロ商品は米国と日本では売られているサイズが違う。
- 日本でMなら米国ではSサイズを、日本でSなら米国ではXSを買うこと。
- サンフランシスコでは、自分でバッグを持って行かないときは紙袋を買う。
日本のスーパーでも、ようやく自分でショッピングバッグを持参しなければ買う、という理屈が根付いてきたようですね。ただ、そうなるとコンビニがありがたいこと!でも、ビニール製品が風に舞っているのを見るのはなぜか切ない。
アメリカ仕様の服は腕のつくりが長い!ユニクロで小さいサイズを選んだとしても…
主人は日本では普段Sなのですが、どうやらそれはこちらではXSサイズ。
でもただサイズのラベルが変えてあるだけでなく、較べてみると丈と首回り、肩幅は同じなのですが、身幅はXSはかなり狭く(これは多少デザインの違いかも?)、圧倒的に違うのは腕の長さ!アメリカ仕様にちゃんと作っているんだとビックリ!!
せっかくこっちでも同じものが手に入ると思ったら、大間違いでした。こんなに違うんじゃ、主人のはやっぱり日本で買わなくてはだめかな?がっかりです。
中国などではどちらの製品を売っているのでしょうね。万国共通サイズじゃないと無駄も多いでしょうに。(私が心配することではありませんが。)
- アメリカサイズは身幅は合っても腕が長い。
- 中国などアジアの国ではどちらを売っているのか万国共通でないと無駄が多そう。
最近日本で売っている服でも、ものによって結構サイズ感が違うと感じることが多い。身幅が狭いもの、肩幅が狭いもの、袖がやたら長いものなどなど、要するに標準サイズが一定でなくなってきている感じ。
サイズ展開が今後の課題!アメリカのユニクロの問題点
ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、ユニクロはアメリカ市場進出においてより幅広い体型や好みに対応するためサイズを増やした。設計センターをニューヨークに拡大し、アメリカ好みの洋服製作を計画しているという。
一方で、最近はサイズに関する苦情が絶えないという。ソーホー店で買い物していた大学生は、「実際に合うように作られていない。いろいろなサイズを試したけれど、合うものがない」と『RACKED』にコメントしている。
小売幹部のリクルート会社Berglass+Associatesのバーグラス社長は、「アメリカでは幅広い消費者に対応するために調整が必要」と指摘した。「ほとんどの小売業にとって、買い物スタイルやサイズの違いは課題で、ユニクロはもっとアメリカ市場を理解する必要がある」と語る。問題に対し永井氏は、ユニクロが現在解決に向けて取り組んでいると話す。「アジアやヨーロッパとは異なるスペックを模索中」だという。
- ユニクロの米国市場進出により、体型や好みの対応幅を拡大した。
- それでもサイズに関する苦情が多く、ある大学生は合うものがないとコメント。
- アジアとヨーロッパでは異なるスペックを模索中。
そりゃあそうでしょう、同じわけがない、という話ですが、ユニクロさんもあれだけアイテムを増やすと大変だろうな、と思ってしまいます。季節の変わり目には着るものが変わるので、まだまだデフレ歓迎です。
アメリカで人気がある理由は?ユニクロの商品は型崩れがしないと評判!
アメリカのカジュアルウェアは、洗濯するとすぐにボロボロになる。
Tシャツはクビの部分がのびてヨレヨレになるし、
シャツのすそがほつれて、洗濯機の中で糸がからんだりってことは、
当たり前のことのように起こる。そんな中、洗ってもいつまでも型くずれしない(日本での位置づけはわからないけど、アメリカではかなり高いレベルで型くずれしない)ユニクロの商品が
アメリカでも人気になっているらしい。スタイルや色などもシンプルだからか、34丁目にあるユニクロの店舗にはアッパーイースト(銀座みたいな高級エリア)あたりでお買い物していそうな上品な中高年の女性も
ちらほらとまとめ買いしていた。ハーレム在住の友人によると、ハーレム在住のラテン系の女性たちにも人気らしい。
ラテン系の女性といえば、派手な色が柄が好きなのかと思っていたけど、
今は不景気だから、流行を追ってなくて、長く着れるもののほうが人気なのだろう。
- アメリカでは、ユニクロは型崩れしないと人気だそう。
- アッパーイーストで買い物しそうな上品な中高年女性もユニクロでまとめ買い。
- ラテン系の女性にも人気らしい。
アメリカで洋服を買った覚えがないので、一般的にどれほど型崩れしやすいのか予想がつかないけれど、アメリカの消費者がそういう判断をするのであれば、そうなのね、という感じ。国内のショップで購入した者にとっては、物による、かな。
日本のユニクロの方が安いって本当!?アメリカのユニクロの値段と比較
去年ニューヨークに行った時、ブランド品店の帰りに寄りました。5番街から近く定員も外国人と日本人がいました。値段は、日本のユニクロの方が安く感じました。サービスは普通で、押し売りとかもなかったです。品物は大きなサイズがあり、便利でした。
- ニューヨークのユニクロに寄ったが、日本のユニクロの方が安いと感じた。
- 店員の対応は普通で、日本人の店員もいた。
- 大きなサイズがあったので便利に感じた。
ニューヨークのユニクロに日本人の店員がいるとは、なんだか意外です。洋服ってホントにサイズ選びが難しいので、日本人がいてくれるのは助かりますよね。昔イタリアでコートを買いましたが、サイズ確認に手こずりました。
どんどん店舗を増やすユニクロ!アメリカの至るところで展開
アメリカ国内に100店舗展開を目指す
ユニクロは1984年にはじめの店を広島にオープンしてから、様々なデザイナー達とパートナーになりながら16の国で1300店舗展開してきました。
アメリカではカリフォルニア、ニューヨーク、ニュージャージ、コネティカット、において20店舗あります。
ボストンでの出店はアメリカでの積極進出計画の一部です。これから数年間に全米で100のユニクロショップを展開する予定で、2020年までにアメリカでの売り上げを増やす予定だそうです。
ユニクロの世界展開には安価な労働者を使っての労働問題、それからサイズの問題(アメリカ人には小さすぎるとの指摘)もありますが、サイズはアメリカ人仕様に変えているそうです。
ファッション性より機能や質
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ユニクロの、基本的なアイテムって、ファッションにこだわる人が、主役として着る服ではないですが、名脇役になる、というか、主役を目立たせる為に必要な小物、ベースみたいな、ものだと思います。高機能がついた下着とか、服って結構値段がそれなりにするものなのですが、機能があって、値段が安い、あとは色の選択肢があるということで、ファッション性を求めると苦しいかもしれませんが、ボストンのような、どちらかというとアカデミックで、質を求める人達が多い町では、受け入れられる可能性が高いように思います。アジア人も多いですし。
私個人的にはうれしい話ですが、アメリカ人仕様の大きさとなると、結局日本からもっていくことになってしまうのでしょうか。。。
- ユニクロは16か国1300店舗を展開してきた。
- アメリカ国内では、100店舗まで広げていきたいとしている。
- サイズがアメリカ人には小さすぎるという声も。
- 高機能で値段が安く色の選択肢もあるので、質を求める人たちには受け入れられそう。
そうですよね。ヒートテックやウルトラライトダウン、全方向ストレッチなど、いろいろ機能をうたってトレンドを生み出しているのはすごいですね。しかも、お安めの値段なので助かってます。取引先が泣いてなければいいんですが。