「子供が勉強ができない」と悩む親御さんたちがいます。勉強ができない原因は何なのでしょう?
低学年のうちは、親が勉強を見ることも多いかと思いますが、家庭学習にはコツやNG行為もあるようです。
正しく導いて、我が子のやる気をUPさせてあげましょう。
正しい家庭学習方法とは?子供が勉強できないと悩む親御さん達へ
1.絶対に怒らない!
親が子供に勉強を教えるときに、絶対にやってはいけないこと。それは子供を“怒ること” “叱ること”です。
なかなか上手く伝わらなかったり、いちど教えたことを何度もまちがえたり…教える側としてはイライラすることも多いですが、それでも勉強を教える時に子供を怒るのは絶対にNGです。
ただでさえ面倒くさい勉強なのに、「なんでそんなこともできないの!?」「ちゃんと集中して勉強しなさい!!」…なんて叱られたら楽しくないですし、勉強するのが嫌になっちゃいますよね?
勉強を教えるときは子供をなるべく褒めて、自信をもたせるようにしましょう。自信をもつとヤル気がおきますし、負けず嫌いの努力家に育ちます。
2.侮辱したり馬鹿にしてはダメ!
「そんな簡単なこともできないの?笑」「何回も教えただろ?バカだなぁ。」…などと子供を馬鹿にしたり嘲笑ってはいけません。嘲笑をうけた子供の心は深く傷つき、自信をなくし、やがて勉強のことが大嫌いになってしまいます。
引用元-子供に勉強を教える14のコツ!小学校の先生から学ぶ正しい家庭学習法 | 家庭学習 | ままなび
- 親が子供に勉強を教えるとき、「怒る」「叱る」は絶対NG
- 褒めて自信を持たせると、子供のヤル気がアップする
- 馬鹿にするような言葉は、子どもを深く傷つけ勉強嫌いの原因にもなる
「できなかったことを克服した」「新しい知識を得た」という喜びは、勉強への意欲を高める要因になります。その努力を認めて評価すれば、子どもはより自信を持つでしょう。そうなれば勝手に勉強するようにもなります。けなして足を引っ張るようなことは愚かな行為ですね。
勉強の教え方のコツ!勉強ができない子供への5つのルールとは
■間違いを正さない
子供が問題を解いているときに簡単な間違えに気がついてしまうと、気になって「ここのところは、大丈夫かな?」なんていって、せっかく問題を解いているのに割って入ってしまう。
こんなことをしていませんか?これ、最悪です。
「あっ、こんなところを間違えている。注意不足のミスなのに・・・。」って気持ちはわかるのですが。
これをすると、子供の集中力を途切れさせてしまいます。せっかく集中力が高まっているところに横から割ってはいるのはおすすめできません。
学ぶプロセスを経験させる
もうひとつ付け加えると、学ぶプロセスというものがあるのです。
【間違える・わからない】
↓
【教わる】
↓
【間違えてた。わからなかった。でも、できるようなった。】
↓
【成長を実感】
↓
【うれしい。楽しい。】勉強は楽しいに子供を導くには、このプロセスを経験させる必要があります。
だから、間違えは成長のキッカケと思えば、グッとこらえることもできるのです。
引用元-親が子供に勉強を教える時、勉強の教え方 5つのルール!家庭でできる小学生のその他の勉強法
- 子供の間違いに気づいて途中で指摘すると、子供の集中力が途切れる
- 「学ぶプロセス」に則って勉強を進めることが大切
テクノロジーが発達しても、生物としての人間の能力はそれに追いついてはいません。学習したことを自分の中に取り込むのに要する時間が簡単に短縮できるわけではないのです。適切なプロセスを踏む必要があるのも同様でしょう。見方を変えれば、焦る必要はないということでは?
こんな特徴の子供が勉強できない傾向が
■「文字情報」が弱い場合
書いてある文章の意味を掴みとることが弱い子供がいる。
たいていの場合は、幼稚園~小学校低学年の間にその傾向が出てくるようだ。こういった生徒は文字を理解するのも苦手だが、小学校低学年だと、文節が区切れない。
「かれは、とてもかなしくおもってむらにかえりました。」
という文章の区切れが掴みづらく、「とてもかな」で切ってしまったりする。
「音読」と「質問」が有効
この場合の有効な勉強方法としては、「音読」と「質問」だ。
小学校低学年くらいから、この傾向が出ている子供は母親が子供と一緒に国語の教科書や絵本を読んであげるといい。なるべくおだてて、楽しみながらやってくれ。残念だが、頭を良くしてあげることは不可能なので、パターンで覚えさせていくしかない。
この時期に訓練を怠ると、小学校高学年・中学生になっても文字情報を理解する力が乏しくなる。
引用元-お母さん必見!勉強ができない子供の特徴と対処法 | 勉強サークル
- 小学校低学年くらいまでに、文章の意味の読み取りが苦手な子が出てくる
- 親子で楽しみながら教科書や絵本を読むことで、パターンを覚えていこう
小学校1年の国語の時間に「文章の区切れが掴みづらい」経験をしたことがあります。そのときは、立て続けに数人の生徒が同じところでつまずいたので印象に残っているのでしょう。私自身は、本を読むことが好きな子供だったので、このつまずきに若干の戸惑いはありましたが。
親がすべきことは?子供の勉強癖は低学年からがポイント!
■予習・復習をする癖は小学校低学年からつけるべし!
学校から帰ってきた低学年の子どもに対して「宿題は?」と聞き、「ないよ」と言われて、そのまま遊びに行くのを見送った…というのはよくある風景です。でも、宿題がなければ家での勉強をしなくていいのでしょうか?答えはノーです。
その日のうちに「復習」を
宿題というのは担任の先生の考えによって出されるものですから、先生が違えば宿題が出る頻度も違います。どちらかというと、宿題を出さない先生の方が多いかもしれません。宿題が出ているなら、家に帰ってからの勉強はまず、宿題を終わらせることでしょう。
そして、宿題があるかないかに関わらず、学校で教えてもらった内容をその日のうちに見直しましょう。つまり、復習ですね。そうすると、習った内容がさらにしっかりと身につくのです。
引用元-勉強習慣のポイントとなる小学校低学年に親がすべきこと!
- 宿題がなければ自宅学習をしなくていい、という理由にはならない
- 「学校で習ったことを、その日のうちに見直す」と、しっかりと身に付く
習ったことのおさらいは、記憶が新しいので、反復もしやすいですし、1日分なら大した時間はかかりません。習慣になれば、めんどくささもなくなりますよね。地道に着実に取り込んだ知識は定着するし、新しいことを覚えるためにも役立ちます。
やる気UP!子供の「勉強するぞ!」の気持ちの引き出し方は?
1)一緒にスケジュールを立てる
「とにかくいっぱいいあって、何からしていいかわからない!」という小学生って、かなり多いんです。
まずは、おうちの人と一緒になって勉強と休憩の時間割を作ってみましょう。
ただし、時間割を作ることで「え~!こんなにいっぱいあるの?!」という子どもに関しては逆効果になってします。
無理のない…できそうな範囲、例えば宿題を終わらせるまでの1時間から一緒にスケジュールを立ててあげてください。
2)つまずきポイントを確認する
頑張って勉強を始めても、途中で分からなくなって嫌になってしまうパターンの子もいますね。
何が分からないのかをしっかり聞いてあげて、教科書やノート・参考書で一緒に確認してあげてください。
私たち大人が学校で習ってきたやり方と、今の指導の方法がガラッとかわっていることもあります。
混乱を避けるためにも学校でどのように学習したのかを確認する方がいいですね。
引用元-子供に勉強をやる気にさせる方法!見落としがちな8のコツとは?| いざ!安心家族~生活の知恵と小さな幸せのヒント~
- できそうな範囲のスケジュール作りからやってみよう
- 分からない部分は、適宜、確認しながら勉強を進めよう
小さなつまずきを放っておくと苦手を引きずっていくことになります。低学年に学習することは、基礎となる内容ですので、苦手のままでいることは、本人によって苦痛以外の何物でもありません。分かった!できた!の成功体験をたくさん作ってあげたいですね。