殺菌効果が高いはちみつには、腸を整える効果や美肌効果、老化やがんを抑制する効能などがあります。
口内炎の治療薬としても、はちみつはおススメですよ。
はちみつをパン作りに入れる効果についてもご紹介しますので、是非参考にしてみてくださいね。
はちみつの効果について|驚くべき!優秀な食材
はちみつは殺菌効果が高い
実ははちみつには強力な殺菌効果があるのをご存じでしょうか?
はちみつは常温で置いていても腐りません。
その秘密の一つは高濃度の糖分が細菌内部の水分を減少させ繁殖を抑える力をもっていること。
これはジャムなどと一緒ですね。
あと一つ、成分として含まれるグルコン酸に殺菌消毒作用があるのです。
栄養価の高い食品という認識はありましたが、殺菌効果があるというのは意外ですね!
風邪を引いたときや口内炎ができたときにも、はちみつがおすすめ
風邪をひいてのどが痛い時ははちみつを溶かしたお湯を飲む、というのは実はとっても理にかなったことだったのです。
そのほか口内炎が出来た時もはちみつを食べると、殺菌しつつ口内炎の原因の一つであるビタミン不足を補えるのでおすすめです。
古くからはちみつは医薬品や化粧品として使われてきましたが、現在の科学的調査によってもその優れた効果が認められているのです。
- はちみつは糖分を多量に含むため、菌が繁殖しにくい
- はちみつには、殺菌消毒効果があるグルコン酸が含まれているため、風邪や口内炎にも◎
普段料理をしない人の中には、はちみつは常温保存するものだと知らない人も多いのではないでしょうか?私も昔はちみつを冷蔵庫に入れてしまい、白く固まってしまったことがあります・・・
様々な効能が!?はちみつにはこんなにも…
腸を整える効能~便秘、下痢、胃潰瘍対策に
はちみつには腸を整える効能があります。
はちみつに含まれているグルコン酸は腸内善玉菌やビフィズス菌を増やす働きをするため、便秘や下痢の改善、胃潰瘍の予防にもなります。
女性必見!ナイアシンで美肌効果も
はちみつにはナイアシンと呼ばれる補酵素が含まれています。
ナイアシンはビタミンB群の一種で、炭水化物や脂質、タンパク質などの代謝を促し、性ホルモンの合成や美肌への効能も期待されます。
免疫力の強化、老化やがんを抑制する効能も
はちみつにはポリフェノールも含まれています。
ポリフェノールには活性酸素を除去する効果があり、免疫力を高める効能があります。
また、老化やがんを抑制する効果も期待できます。
意外と知らない!はちみつは口内炎の治療薬
あまり知られていませんが、はちみつは口内炎の治療薬です。
はちみつは殺菌力が強く、殺菌や消炎作用が認められています。
厚生労働省が定めた「日本薬局方」にも口内炎の治療薬として、はちみつが記載されています。
- はちみつには整腸効果がある
- はちみつは美肌にも◎
- 免疫力を高める作用があるポリフェノールも含まれており、老化・がんの予防にもおすすめ
- 口内炎治療薬として、はちみつが認められている
はちみつが口内炎治療薬として厚生労働省に認められているとは、知りませんでした。はちみつを口内炎に塗ると痛みがある場合もありますが、その効果は折り紙付き!自宅にあるものでケアできるのがうれしいですね。
どんな効果が期待できる?パン作りにはちみつをいれることで
はちみつはショ糖が果糖とブドウ糖に分解されたもの
砂糖というのは、パンにとってとても大切な働きをしてくれる材料なのですが、そもそも甘さイコール虫歯の原因、血糖値上昇の最大の敵のように思われている方も多いようです。
それを蜂蜜に代えた所で、特にどうというものでもないと思うのですが、それはそれとして、パンに蜂蜜を使った場合について少し考えてみたいと思います。
蜂蜜というのは、ご存知のように花の蜜のことですよね。
その花の蜜を、ハチが集めて来て蜂蜜と言うものになる訳ですが、そもそも花の蜜というのは砂糖と同じ成分のショ糖で出来ているのです。
しかし、それをハチさんが運んでくる事によって、ハチさんが持っているシュクラーゼという糖分分解酵素の力によって果糖とブドウ糖に分解されてしまいます。
パン生地にはちみつを加えることで、しっとりしたパンができる
この果糖とブドウ糖というのは、パンに入れた場合非常にベタ付きやすくなり、さらに焼き色が付きやすくなってしまいます。
ですので、砂糖の代わりとして砂糖と同量を入れた場合、砂糖とまったく同じような働きにはならず、むしろ発酵そのものを妨害し、べとついた生地になります。
砂糖の配合量というのは、一般的には多くても20%から30%程度だと思われますが、蜂蜜の場合は10%以上入れると、いちじるしく発酵を阻害することになります。
かと言って、10%以下ではあまり蜂蜜を入れたことを実感する事は出来ないと思います。
ならば、蜂蜜を入れる意味はまったくないのかと言いますと、そんなことはありません。
蜂蜜の果糖とブドウ糖というのは、生地をしっとりとさせる効果がありますので、完成品のパサ付きが遅くなります。
つまり、しっとり感が長持ちするということが期待できる訳です。
- はちみつは花の蜜から作られる
- はちみつはショ糖が果糖とブドウ糖に分解されたもの
- はちみつをパンに入れすぎると、べたつき焼き色がつき過ぎる
- パン生地に適量はちみつを加えることで、しっとりしたパンが作れる
たまに自宅でパンを作るのですが、時間がたつとパサついてしまうことが多いです。いつもは普通の砂糖でパン作りをしているので、次回ははちみつを加えてしっとりパンに挑戦してみたいと思います!
〝しっとり・ふっくら〟という効果がある☆パン生地に砂糖の代わりにはちみつを入れると
はちみつを使うと、発酵が良くなる
さて、今日のお題です。
”パン生地にはちみつを入れるとどんな効果があるの?”
砂糖の代わりに使うと、風味はもちろん、発酵への効果が砂糖よりも早くて、吸湿性に優れていることという効果があります。
そのため「しっとり、ふっくらしたパン」になるようですね。ヾ(@°▽°@)ノ
はちみつの量やオーブンの温度に気をつけて
でも、あんまり多く使いすぎると、イーストの活動が低下して発酵力が弱くなったり、グルテンの結合を阻害して生地の伸びが悪くなってしまいので、多くてもベーカーズ20%ぐらいまでにした方がよいみたいです。
だれやすい生地なので、しっかりまぜて良くこねて使うといいですよ。
あ、あと糖分が多い生地なので、焦げやすくなるので温度と焼き色を注意してくださいね。
- はちみつを加えると発酵しやすいため、ふわふわのしっとりパンが作れる
- はちみつは多くてもベーカーズ20%以下
- 生地はしっかりとこね、焦げないようにオーブンの温度や焼き色に気をつける
はちみつを使うとふわふわのしっとりとしたパンが作れる一方、生地の扱いが少し難しくなってしまうようです。パン作りにあまり慣れていない人は、はちみつの量は少なめにした方が良いかもしれませんね。
パンに欠かせない糖分。蜂蜜を入れてみよう!【パン屋さんからのアドバイス】
パン作りに糖分はなくてはならないもの
砂糖(糖分)もパンには欠かせない材料です
糖分は、料理の旨味の素であると同時に発酵に欠かせない成分です
酵母は単体では発酵しません
酵母に糖分を加える事で発酵が始まります
酵母は生き物
糖分は酵母の大好物な食べ物なんです
パンの甘味=旨味の為以外に酵母の為の糖分も必要なんですね
さてこの糖分ですが、多すぎるとパンが焦げやすくなります
少ないと酵母に食べられて色付きの悪い美味しくないパンになります
はちみつを使うと、パンが柔らかくなる
今回、あえて糖分って言葉を使いました
ビィでは、砂糖以外に蜂蜜と水飴と練乳を使っているからです
甘味を加えるだけなら砂糖だけでOK
しかし、蜂蜜や水飴は砂糖以上に発酵の手助けをしてくれたりパンを柔らかくしてくれたり釜伸びを良くしてくれたりと色々と役に立つ素材なんです
ビィでハニーミルクって食パンを売ってるのですが、蜂蜜と練乳だけで甘味を付けています
砂糖は無しでふわふわしっとりの食パンです
かなりカロリーが高いのが悩みの種ですが(値段も一番高くて1斤400円です)トーストすると店で1番柔らかい食パンです
これは、蜂蜜も練乳も熱を加えると柔らかくなる性質の素材だからです
皆さんも一度砂糖の代わりに蜂蜜のパンを作ってみるのも面白いと思いますよ
- 糖分はパンの発酵になくてはならないもの
- パンの糖分は多すぎても少なすぎてもNG
- 糖分は砂糖でなくてもOK
- 水飴、はちみつ、練乳を使ったパンは、しっとりふわふわ
はちみつを使って作ったパン、聞いているだけでおいしさが伝わってきますね。普通のsyくパンとは一味も二味も違うので、ぜひ挑戦してみてくださいね。ホームベーカリーを持っていたら、手軽に作れますよ。