夜のオムツが外れるには、身体の発達が必要になるものです。
夜のオムツ外しの3原則や、オムツ外しが成功した日の子どもへの対応、寝る前の注意点をわかりやすくまとめました。
オムツ卒業を習慣化させるイメージトレーニングも、参考にしてみてくださいね。
体の発達が必要となる!夜のオムツが外れるには
夜のおむつが取れるための条件
昼のオムツと夜のオムツは別物ですから、昼間のオムツが取れたからと夜も一緒に取れるとは限りません。
夜のオムツが取れる条件として、体の発達において以下のような事柄が揃う必要があるそうです。・膀胱におしっこを溜める能力(膀胱の大きさの発達)
・抗利尿ホルモン(夜間の尿量を抑えるホルモン)の分泌量
・膀胱におしっこが溜まると眠りが浅くなって目を覚ます能力これらは年齢とは関係がなく、個人差が大きいものであるため、昼のオムツが取れたからと同時に夜も取れるということはなく、また自分の意志でコントロールできるものではないため、トレーニングで取れるものではないということを理解しておいて下さい。
夜に無理に起こしてトイレに連れて行くのNG
おねしょ防止にと夜中に起こしてトイレに連れて行くことは逆に夜間の抗利尿ホルモンの分泌を詐害してしまうことがあるようですし、夕方以降の水分摂取を無理に控えるようなことをするのも子供にとってはかわいそうなことです。(もちろん過剰に摂取するのはよくないと思いますが)
おねしょの回数が多いのに無理にパンツをはかせて寝かせ、パジャマや布団を濡らして自覚させるという方法も本人を追い詰めたり、劣等感を感じさせることになってしまいますから、あまりいい方法ではないようです。夜間のおしっこは自分の意思とは関係なく起こる事であり、夜のオムツは決してトレーニングで取れるものではありませんので、決してお子さんを攻めたり、叱ったりすることなく、時期がくれば自然にしなくなるものだとお子さんに教えてあげて欲しいと思います。
引用元-トイレトレーニング・夜のオムツ
- 夜のおむつがとれる条件を満たす時期は、個人差が大きい
- 昼間のおむつが取れたから、夜のおむつが取れるとは限らない
- 夜に無理にトイレに起こしたり、水分を過剰に控えたりするのはNG
- おもらしをしても叱らない
我が家の娘は、昼間のおむつが取れるのに時間がかかったのですが、夜のおむつは昼のトイレトレーニングが完了したころにとれました。トレーニング初めのころはおもらししてしまうこともありましたが、叱らず対応していたらほとんどなくなりました。
親は「焦らず、怒らず、起こさない」夜のオムツ外しの3原則!
おねしょをしても子どもを叱らず、気長に見守る
おねしょ3原則
おねしょの3原則は、「叱らない、焦らない、起こさない。」です。
頑張っている子どもにいつも叱っていると、やる気がなく、無気力な子どもになってしまいます。抗利尿ホルモンの分泌は神経内分泌系の発達によるものですから、精神的な負担やストレスが自律神経系に影響し、分泌を乱すことにもつながりかねませんので、「来るときがくればなくなる」と、気持ちを楽に、焦らないことが大切です。
子どもを夜に起こすと、夜のオムツ外しが遅れるかも
3原則の中で、『起こさない』という言葉に、疑問をもった方もいるかもしれません。なぜ、起こしてはいけないかというと、夜中に起こしてしまうと、寝ている間に分泌される抗利尿ホルモンの分泌が抑制されてしまったり、おしっこをいっぱいに貯めることで大きくなる膀胱の容量も縮んだ状態のままになり、成長を遅らせることになってしまいます。
引用元-夜のオムツはずし
- おねしょをしても子どもを叱らず、気長に見守る
- 子どもを夜に起こすと、夜のオムツ外しが遅れるかも
なかなかオムツが取れないと、親の方がイライラしてきてしまいますよね。しかしイライラして子どもを叱りつけるのは、逆効果。おねしょが続いて耐えられないなら、オムツ外しを一旦お休みしても良いですね。
褒めてあげましょう!夜のオムツ外しが成功した日には
夜におしっこがでなかった日は、沢山褒めてあげた
夜だけトレーニングパッドをつけていましたが、6歳になってやっと取れました。
朝起きると、パッドにたっぷりおしっこが出てたのですが、月に数回だけ、サラサラのまま起きる日がありました。その日は褒めまくり、カレンダーにシールを張って、「明日もこの調子でがんばろなっ」って感じで励ましたりしてました。
6歳になってから、ほとんどおねしょをすることがなくなった
そして5月に6歳の誕生日を迎えたのですが、突然、毎日サラサラのまま朝を迎えるようになったのです。たぶん本人の中でこの6歳というのが1つの壁だったようです。誕生日から1週間ほど経ってから、普通のパンツで寝るようになりました。それ以来、1度だけおねしょしてしまいましたが、それ以外の日は全く大丈夫です。夜中にトイレに行くことも、ほとんどなく朝までぐっすり寝ていますよ。
引用元-5歳になる息子の夜のオムツはずし! – 子育て 解決済 | 教えて!goo
- 夜におしっこがでなかった日は、沢山褒めてあげた
- 6歳になってから、ほとんどおねしょをすることがなくなった
子どものオムツの取れ方にも、個人差があります。徐々におねしょの回数が減っている子もいれば、ある日突然おねしょをしなくなった子もいます。子どものペースに合わせて、無理なくオムツ外しに取り組みましょう。
水分を控えよう!寝る前は気をつけよう
パンツで寝かせ始めて1週間で、おねしょをしなくなった
夜のおむつ外しもまったく焦ることなく年少の3学期。
たまたまクラスのお母さんと話したら、みんな夜もパンツで寝てるって!!
その時はさすがに焦りました。
だって、毎晩毎晩たーーーーっぷりしてるんですもん。
普通のオムツじゃ全然足りなくて、夜でも安心のオヤスミマンでもたまに漏れちゃうくらいに。
そんな長男が夜のオムツ外せるのか?
でも、いっちょやってみるか!!と防水シーツ買ってパンツで寝かせてみました。
始めの1週間は失敗しましたが、結構早い段階で大丈夫になりました。
うちの長男の場合は、根がめんどくさがりというのもありおむつしてるからここでしちゃえーーー。
って感じだったらしいです。
寝る前の水分は控え、必ずトイレに行ってから寝かせている
気をつけてるのは寝る前の水分を控えるとこと、寝る前必ずトイレに連れてくこと!!
これで今ではほどんど失敗なしです。
もしも、ちょっと夜のおむつ外しちょっと焦ってるけど、毎晩おむつたっぷりだし・・・
というお母さん。
思い切っておむつ外してみると、結構簡単に出来ちゃうかもしれませんよ。
これから暖かくなるのでオムツ外しのチャンスですね。
引用元-夜のオムツの外し方 こんなパターンもありますよ | 楽しく子育てしよう
- 子どものお友だちがパンツで寝ていることを知り、夜のオムツ外しをスタート
- 夜にたっぷりおしっこしていたが、パンツに変えて1週間でおねしょしなくなった
- 寝る前は水分は控えめにし、トイレに行かせてから寝かせている
思い切ってオムツをやめてみると、意外とすぐにおねしょをしなくなる子どももいるようです。ただし子どもの成長には個人差があり、同じ学年でも4月生まれの子と3月生まれの子どもでは月齢の差も大きいため、周囲の声は参考程度に考えましょう。
イメージトレーニングをしてみる!オムツ卒業を習慣化させる
オムツを外す前にイメージとレーニングを行っておく
1週間前からイメージトレーニングを真剣に毎日実施する
突然始めるのは子供にとってもストレスになります。事前準備として大切なことは、夜中にトイレに行く習慣をつけることです。もちろん、寝る前のトイレも徹底して実施します。
夜中のトイレは寝始めてから4~6時間程度が目安です。子供が眠いからと嫌がっても、心を鬼にして夜中のトイレに行きましょう。3日もすれば習慣になってきます。
オムツを履いているから「今日はいいやぁ」と手を抜かない事も大切です。
おねしょしても叱らず、朝までおねしょしなければ褒めてあげる
いざ、オムツを卒業する
やる事は事前準備段階と同じです。寝る前と就寝中のトイレを欠かさず実施します。ここで大事なのは子供がお漏らしをしてしまった時、お漏らしせずに朝までいけた時の親の対応です。
残念ながらお漏らしをしてしまった時は、絶対に叱ってはいけません。「トイレに行きたくなったら起こしてね」と優しく一声だけかけてあげましょう。叱ることによって子供は自信をなくし、今まで頑張ってきたことが台無しになります。
オムツ卒業は習慣化することと、子供に自信を持たせる事だけなのですから。
無事、朝までおねしょしなければ、大げさなぐらい褒めてあげましょう。毎日になると褒めることを忘れてしまいますが、オムツ卒業目安の2週間は忘れずに褒めまくって下さい。
引用元-夜にお漏らしさせないオムツ卒業カルキュラム
- オムツを外す前に、イメージトレーニングを行う
- 寝る前と夜中にトイレに行く習慣をつける
- おねしょをしても叱らず、優しく声掛けをする
- 朝までおねしょをしなかったら褒めてあげる
我が家では寝る前にはトイレに行かせますが、夜起こしてまでトイレに連れて行ってはいません。ただし、子どもが泣き出したり、寝ぼけながらトイレに行きたそうな仕草をしたときは、声をかけてトイレに連れて行くようにしています。