1~2歳児が1日に摂取すべき栄養量や食事内容について、心配な親は多いでしょう。
個人差もあるので一概には決められない、とはいえ、必要な栄養量の目安はあります。
食べないのも心配ですが、食べすぎも心配。そんな時の対処法やおやつ選びなど、役立つ情報をまとめました。
食事量の目安を食品で表すと…1歳半の子が1日に必要な栄養を満たすには?
1~2歳児の1回の食事量
・主食(炭水化物)・・・子ども茶碗1杯程度ご飯と8枚切り食パン1枚程度
・主菜(たんぱく質)・・・肉や魚が約30gと卵1個(約50g)
・副菜(ビタミン・ミネラルなど)・・・緑黄色野菜と淡色野菜(緑黄色野菜以外のもの)を合わせて約80g
・牛乳・乳製品(カルシウムなど)・・・牛乳をコップ約2杯
・1食に1回程度は油脂を使ったおかずを用意する1日でこれだけの食品をとれば、1歳から2歳に推奨されている食事・栄養をとることができると考えられます。
- 主食として、炭水化物子ども茶碗1杯程度のご飯など。
- 副菜として野菜薬80gと、牛乳を2杯程度。
- 1食に1回程度、脂を使った料理を加える。
1~2歳の頃って、結構食事量はしっかりしてますね。牛乳も2杯程度は必要で、脂を使った料理も毎食OKとは、少し驚きました。そんなこと、昔はあまり気にしていなかったように思いますが、今は目安が明確な分だけ大変かも。
「食事の一部」と考えて!おやつ選びも大切に
適量は1日の栄養量の1~2割
・おやつは子どもの楽しみな時間です。質や適量ともに,適切な内容を考え,子どもが「食」に積極的にかかわる機会を作りましょう。
・おやつに望ましいのは,果物や牛乳・乳製品,穀物,芋類,豆類等です。組合せてとりましょう。市販のお菓子を与えるときには,塩分,糖分,脂肪の多く含むものは,摂りすぎに注意しましょう。飲み物としてお茶か,牛乳を添えましょう。
・おやつの適量は,一日の栄養量の10~20%です。子どものその日の活動量や食事量などから決めましょう。
- おやつは子どもにとって楽しみな時間なので内容が大事。
- 望ましいのは、乳製品や穀物、芋や豆類の組み合わせ。
- 1日の栄養量の1~2割を目安に、活動量も目安に。
おやつは子どもにとっては楽しみな時間。泣くか食べるか寝るか遊ぶか、が幼児の仕事ですから仕方ありませんね。小さな体からすると、活動量も多い時期だから、しっかり食べて欲しいけど、内容=質が肝心なんですね。
チェックしてみて、わが子の食べ方!食事の食べ過ぎが心配なママへ
そばで声をかける
あまり噛まないで、飲み込むように食べてしまう赤ちゃんもいます。この場合、たくさん食べても満腹感が感じにくくなってしまいます。ママはできるだけそばで見守って、ほどほどのところで声をかけて切り上げるようにしましょう。
早食いにならないものを
よく噛んでもらうには、やわらかい食事にかたよらず、赤ちゃんの咀嚼(そしゃく)できる段階に合わせたかたさの食事にします。調理の内容も、丼物、ごはんにかけるもの(卵かけ、納豆かけ)、とろみのあるもの(カレーライス、あんかけご飯)や麺類は、早食いになりやすいので、一品だけにしない工夫をします。野菜や海藻、きのこを多く利用し、咀嚼力に合ったかたさにして、大きめに切りましょう。
- 飲み込むように食べる子には、そばから声をかける。
- よく噛んでもらうために、やわらかい物に偏らない。
- 野菜やきのこを使って、租借力にあった調理を。
大人も同じで、やわらかい物や流し込むように食べられるものは早食いの元、なんですね。噛む力をつけてあげなくてはいけないので、しっかり噛むとさらにおいしく食べられる、という食事が理想かな。でも、それって何?
「食べ過ぎ?」の質問に回答します。1歳半の男の子のケース
1歳半の男の子の場合
平均的な食事は
朝 6枚切りトースト1枚にハム、卵、野菜をはさんだもの、フルーツ、牛乳
昼 小さめのおにぎり2つ、野菜スープ
おやつ ヨーグルトなど
夜 子供茶碗大盛り1杯、味噌汁、肉や魚のおかず(大人の半分)、野菜などの和え物だいたい毎日こんな感じです。食べすぎですよね?
ダイエット中の私とほぼ同じ量、メニューです。大人でも満足する量です。
好きなだけ、でOKだが…
先日栄養相談会で聞いたら、将来太るかどうかは3歳までで決まるというのはデマだとか。気にせず好きなだけ食べさせよいと言われました。
ただ何をどのくらい食べさせるかは重要で、油を使った料理やたんぱく質は控えめに野菜はタップリだそうです。うちは食事の始めに大きく切った茹で野菜を食べさせてからご飯に入ります。
- 1歳半の男子の食事量は、ダイエット中の女性と同じ。
- 栄養相談会では、好きなだけ食べさせてよいと言われた。
- 脂料理やたんぱく質は控えめ、野菜はたっぷり。
- 我が家では、ご飯の最初に茹でた野菜を食べさせる。
野菜は、大人でも食べすぎ防止に効果的。
食事の最初に野菜をたっぷり食べさせる、というのは大人の食べ過ぎ防止にも良いという話ですよね。やっぱり、野菜は現代を生きる人間にとって救世主です。茹でた野菜をしっかりとって、ご飯をおいしく適量食べてくれたら理想的。
「食事を底なしに食べる場合の対処法は?」の質問に回答します。ある女の子のケース
見るからに食べすぎの場合
パンだろうがごはんだろうが、底なし沼です。
あげないと泣くので、おなかがすいてるのかなぁとは思うのですが、見るからに食べすぎです。大人のように食後にデザートとかあげた方が良いのでしょうか?
お腹を壊さない程度に
3歳前後ぐらいから満腹感がわかるようになってくると思います。
ドカ食いをしなくなり、自分で調整出来るようになります。
たぶん、お子さんもまだ満腹感があまりわかってないのだと思います。
そのうち落ち着くと思いますので、お腹を壊さない程度に。
子供は変化が激しいので平均以上でも多少は問題ないです。
ですが適度な運動をさせたほうがいいと思います。
間食やお菓子は癖になるので控えた方がいいです。
引用元-1歳の女の子なのですが、際限なく食べます。下手をすると大人よ… – 人力検索はてな
- 何でも底なしに食べる子に、デザートなどが必要か。
- 3歳前後から満腹感がわかるようになるので心配ない。
- お腹を壊さない程度で、適度な運動もさせる。
幼い子どもでも大人でも、食べすぎに関する対策と言う点で見れば、共通項は多いですよね。満腹中枢によって食欲は抑制されるわけですから、後は内容と運動量とのバランスということですね。間食やおやつがくせになるのも、大人と一緒。