子供が生まれると、保育園に預けて働くか、仕事を辞めて幼稚園にするかの選択肢にぶつかります。
保育園に預けると、子供に寂しい思いをさせるのではないかと悩む人も多いでしょう。
保育園を考えている方のために、保育園のメリットや三歳児神話について調べてみました!
子育ての「3歳児神話」とは?子供が3歳になる迄は母親が育てた方がいいのは本当?
3歳まで母親が保育するという考え
ちょっと古い情報なのでご存知の方も多いかもしれませんが、親世代の育児期(私たち世代が育児されていた時)には、まことしやかに信じられていた『3歳児神話』。
つまり、子どもが3歳になるまで母親が保育したか否かがその後の子どもの発達に影響する。という説。
三歳児神話は間違い
しかしながら、「ソレは間違いであった。」 と、厚生労働省が5年間かけて行った追跡調査によって立証されています。
そして、
・育児は“量より質”
・家族で取る食事が大切
ということが、実証済みです。
- 3歳児神話は、3歳まで母親が育てた方が良いという考え方
- 厚生労働省によって、三歳児神話は間違いだと立証された
- 子育ては、量より質で、家族で食事をとることの方が大切
子供はある程度大きくなるまで自分で育てた方が良いと、私も義母に子供が生まれた時に言われました。しかし、保育園育ちでも立派に育っている子もいるし、幼稚園育ちでも問題ある子もたくさんいます。一概には言えないですよね。
子供のメリットが知りたい!!保育園に通うことで得られるものとは!?
年齢の違う子供とたくさん接することができる
保育園では、年齢の違う子どもや、何人もの保育士さんが一緒になって、遊んでくれます。お友だちのママやパパも、優しく接してくれます。
保育園で楽しみながら、いろいろな事を身につけていきます。食べ物の好き嫌いが無くなったり、トイレやお昼寝、あいさつ、お友達や知らない人との関係などです。
赤ちゃんから子どもへ育っていきます。
引用元-保育園のメリット・デメリット
社会性や自立度が高い
「保育園育ちの子どもは、社会性や自立度といった面で発達が早いほか、生活のリズムがしっかりしているということも指摘されています。お母さん・お父さんは安心して、自信をもって働きながら子育てをしてください。」
引用元-保育園のメリット・デメリット
- 保育園は、年齢の違う子供や保育士さんたちと、楽しみながら生活に必要なことを身につけられる
- 保育園で育つと、社会性や自立性が育ちやすい
- 生活のリズムがきちっとできる
0歳から保育園に預けられる保育園。まだまだ母親に甘えたい時期に、保育園に預ける葛藤もあると思います。私は仕事を辞めて幼稚園に子供を預けましたが、仕事のあるママ達をとても羨ましく思いますよ。保育園でもちゃんと育っているのだから、安心して働いて下さいね。
子供は実際のところどう思ってるの?保育園に通っている子の気持ち!
ママが仕事中は、楽しく社会勉強
保育園に通っている子どもは、お母さんの仕事は必要な事と分かっていても、やっぱり離れるのは寂しいでしょうね。でも、お母さんが仕事に集中している時間は、子どもも友達と夢中になって遊んでいます。
お迎えの頃寂しくなる
ある程度の年齢になれば、日中は寂しいことも忘れ、楽しく社会勉強をしているんですね。仕事が終わって「早くお迎えに行かなくちゃ!」って思う時間帯は、子どもも友達が少しずつ帰って行って、そろそろ寂しくなる頃です。
引用元-両親が共働きだと子どもは寂しい?親の思いと子どもの気持ちは? | MARCH(マーチ)
- 保育園で子供たちは、楽しく成長している
- 日中は寂しいことを忘れて遊んでいる
- お迎えの頃に、寂しくなっている
預けるときに、大泣きする赤ちゃんや子供もたくさんいますよね。そんな姿を毎日見ていると、子供にこんな思いをさせてまで働くべきかと悩むママもいると思います。しかし、保育園育ちの子供は、空気を読む力やお友達と上手にかかわる力が培われている子が多いと私は感じています。
我が子の寂しさを楽にしてあげる方法は?子供の寂しい気持ちに寄り添うコツ
話をいっぱい聞いてあげて
帰りの車の中だったり歩きながらでも、友達の話や園での様子を聴いてもらうことが、嬉しいのです。お母さんも、仕事の話を誰かに聴いてもらいたいって思うこと、ありますよね。子どもも同じです。聴いてもらうだけで、お母さんに自分のことを解ってもらえたと、満足できる子もいます。
保育園に預けられている代償として、物を買ってもらうことが当たり前になると「お母さんのために保育園に行ってやってる」と、思わせてしまうので気をつけたいですね。子どもが寂しがっていると思うのであれば、家に帰ってからの時間や、休みの日を子どもとのスキンシップに使いましょう。
家に帰ったら、年齢に関係なく、まず子どもの話を聴いてやります。「うん、うん」と笑顔で聴くだけで、子どもは満足していきます。帰ってからがまた忙しくて大変!と言われるお母さんもいることでしょう。確かに大変ですし、気持ちはよく分かります。
お手伝いでコミュニケーション
子どもと時間を共有するということは、いつも子どもに合わせてやることではありません。子どもがお母さんに合わせるのです。食事の支度が忙しいなら、少しでも手伝ってもらいます。小さい子でもやれることはありますし、お母さんが喜ぶなら張り切ってやってくれるでしょう。
そうすることで、コミュニケーションを取りながら、時間を共有することができます。危なくないことであれば、おしゃべりをしながらでも、手を動かせることも覚えていきます。お母さんの大変さも伝わり、一石二鳥ですね!
引用元-両親が共働きだと子どもは寂しい?親の思いと子どもの気持ちは? | MARCH(マーチ)
- 保育園から帰ってきたら、子供の話に耳を傾けること
- 笑顔で話を聞くだけでOK
- 忙しい時は、お手伝いをしてもらって一緒の時間を共有する
常に時間に追われているママ達。分かっていても、子供の話に上の空の時もあると思います。私は毎日、「早く」とか「うるさい」を何度も言ってしまっています…。話を聞いてあげるだけで、子供も落ち着いてくるのかもしれないですね。気を付けていきたいと思います。
子供と離れる時は親だって同じ気持ち!働くママも実は寂しい思いを…
ママも切ない
10ヶ月から7時半?5時(今年4月から6時)で預け、フルタイムで働いています。
預け出す前の日は、寂しくて眠れませんでした。
預けて暫くは、働いていても「今、何してるかな?」と思ったり。
2歳過ぎた今も「保育園行く?」と聞かれると、切ない気持ちになります。
まあ、連れて行くと、顔も見ないでバイバイされますけど(笑)
子供は親が思ってる以上に、適応して楽しく過ごしてますよ。
寂しい気持ちも大切に
一度、先生に寂しい気持ちを話した時、「その気持ちを忘れないでくださいね!」と言われました。
今は預ける事に慣れないよう、そう言う気持ちも大事にしながら頑張っています。
- 子供を預けるのが、とても寂しい
- 子供は心配しなくても、保育園で楽しく過ごしている
- 寂しい気持ちを大事にすることが大切
うちの子供も、預けるときに半年以上泣き続けていました。しかし、お迎えに行くときは友達と手をつないでいたり、まだ遊びたいと言ったり。先生に聞いても、にこにこ毎日すごしているんだとか。子供は親が思っている以上に、しっかりと順応していくものなのですね。
【先輩ママからのメッセージ】春から子供を預けるママへのアドバイス!
寂しいのは当たり前
この春から保育園に子供を預ける人は、今不安でいっぱいだろう。親子離れ離れは、そりゃつらい。だけど、寂しさを感じない人生なんてない。寂しさを感じたかどうかじゃなくて、寂しいときに一緒に同じ思いをしている人がいたかどうかってことが大事なんだと思う。そして、大好きな人に会えた時に「会いたかったよ!!」って抱きしめられたかってことが大事なのだ。
家族はチーム!
だから、子供が「行かないで!」って言ったら、心の底から言ってあげていいのだ。「私も寂しいよ、行きたくないよ。だけど、生きてくためにはお金が必要だから、行ってくるね。お互い、今日も1日、一緒に頑張ろう!」って。お迎えに行ったら、ハグしてチューして、人目をはばからず大いに再会を喜べばいい。出かける親と置いて行かれる子どもがいるんじゃない。家族はいつだって、チームなのだ。
- お迎えの時に、思いっきり会いたかったと抱きしめてあげる
- 寂しいのはママも同じだから、一緒に頑張ろうと伝える
- 家族はチームのようなもの
私の知り合いも、とても忙しい仕事をしています。保育園に預けられている子もそれを理解していて、「ママは会社に行くのがお仕事、私は保育園にいくのがお仕事」と言ったそうですよ。小さくても、ママを助けようとしてくれているんですね。家族みんなで頑張っているという気持ちを忘れず、毎日を頑張りたいですね。