乳児の予防接種、近年はワクチンの種類も増えてスケジュールを組むのが大変です。
予防接種を受けるのか受けないのか、その選択のポイントはどこにあるのでしょう?
ワクチン接種の副反応も含めた基礎知識をまとめたので参考にしてください。
【予防接種の基礎知識】乳児を受けさせる必要性は!?
赤ちゃんが持つ免疫力
産まれてきた赤ちゃんは生後3か月ぐらいまでとても高い免疫力を持っていますが、その後月日が経つにつれて、免疫力が徐々に落ちてきます。
そうなると、数々の病気に感染する危険が増えてきます。
そんな、病気に対抗する手段の一つとして勧められていることがワクチンを投与して免疫力をつける予防接種という手段です。
しかし、予防接種には、副反応(副作用)というリスク、デメリットがあります。
予防接種は強制ではない
国の方では定期予防接種というものと任意予防接種というものにわけ定期予防接種はできるだけ受けるようにしてくださいと推し進めています。
しかし、それは強制ではないので、赤ちゃんのために、予防接種や病気のことを考えてお父さん、お母さんが赤ちゃんに必要な予防接種は何かを考えて、予防接種を受ける選択肢をしたり予防接種を受けない選択肢をしたりしてあげてください。
- 生後3ヶ月くらいまでは赤ちゃんは高い免疫力を持っている
- 免疫力が落ち始める時に接種を勧められるワクチン接種
- 予防接種は強制ではない
- どの予防接種が必要か、親が考えて選択する
息子が産まれて何が大変だったって、まずは保健師さんに勧められて予防接種のスケジュールを組むことでした。こんなに気を遣って育てなければいけないものなのかと驚いたのを覚えています。かかりつけ医を持つ必要性はあるので定期予防接種は受けた方がいいかもしれません。
Q、子供の予防接種は必要?乳児への接種に悩んだときの対処はどうすればいい?
乳児への予防接種、B型肝炎を受けなかった
乳児の予防接種のうち、任意接種のものについてですが、B型肝炎は接種した方が良かったのでしょうか?
かかりつけ医と相談し、ロタウイルスのみ接種したのですが、今更不安になってきてしまいました…。
受けなかったけど大丈夫なのか不安になって・・・
B型肝炎の予防接種を受けない選択をした親御様、その後は特に問題ありませんでしたか?
受けなかったことで、日常生活で何か気をつけた方が良いことなどありますでしょうか?
- 悩んで受けなかったB型肝炎予防接種
- 受けなかったことが不安になってきた
息子を生んだ時はB型肝炎の予防接種は存在しませんでした。任意であったのは水ぼうそうとおたふく、ヒブワクチンくらいだったような気がします。それ以外もあったのかもしれませんがとにかくスケジュール管理が大変で、うちでは定期接種のものだけにしました。
A、よく考えることが必要!「受ける」か「受けない」かの選択について
うちは悩んだ末に一歳になってから接種した
うちも悩んだ末、ロタウイルスのみ接種しました。
が、やはり不安なので一歳になってからB型肝炎を接種しました。低月齢の時は大丈夫かなと思っていたのですが、段々と成長するにつれお友達とのふれあいも増え、心配になってきまして…。
B型肝炎という病気の恐ろしさから
B型肝炎ウイルスに感染すると、慢性肝炎を発症する場合があり、それから肝硬変、肝臓がんへと進行する危険性が高くなってしまうそうです。
肝硬変になってしまうと、3人に1人が肝臓がんを発症するそうです。
肝臓がんはがんの中で男性第3位、女性が第4位の死亡率の高さで、この30年で3倍にも増えており、今後も増加が予想されているそうです。なので将来、肝臓がんから我が子の命を守るため、接種を決めました。
確かにその他にも沢山がんはありますが、予防出来るものは予防してあげたいので…。
担当医にもB型肝炎の予防接種の効果は、半永久とも教えて頂きました。なので上記でも書きましたが、接種はまだ出来るので心配でしたらもう一度検討してみてはいかがでしょうか。
- ロタウィルスとB型肝炎予防接種は時期が近いので悩む親が多い
- 成人後の罹患を防ぐためのB型肝炎予防接種
乳児とB型肝炎は結びつきにくい感じがします。でも、予防接種が出来たという事はそれだけB型肝炎の研究が進み子供のうちから予防しておいた方がいいということなのでしょう。どこまで心配すればいいのか、判断に悩みますね。
予防接種のリスクは何!?乳児が受けた時の副作用とは…?
乳児の予防接種のリスク
予防接種にはそれぞれのワクチンの種類にもよりますが、様々な副作用があります。
軽いものから命に関わる重篤なものまで。
軽いものであれば、発熱、接種部位が腫れるなどです。
重いものでは髄膜炎、てんかん、じんましん、アナフィラキシーショックなど。
三種混合ワクチンが引き起こした副反応事故データ
さらに、乳幼児突然死症候群の原因が三種混合ワクチンだったというデータをご存知でしょうか。
日本では一時三種混合ワクチンは脳症などの副反応事故などが相次ぎ、1975年から10年間2歳児からということになりました。
その期間、乳幼児突然死症候群の件数が0だったのです。
他の国でも同様のことが起こっているのです。
そして、日本では1985年以降、また対象年齢を3ヶ月からに戻しました。
すると再び乳幼児突然死症候群が発生しています。
要するに、三種混合ワクチンが乳幼児突然死症候群の原因だったのではないかという推測ができますね。
ワクチンの怖さも知っておくべき
私の知り合いの友人のお子さんも乳幼児突然死症候群で亡くなったという人がいます。
その確率は低いといっても、わが子をそんな危険なロシアンルーレットをさせたくないと思ってしまいます。
特に今は四種混合になってしまい、さらに危険度が増しているのではないかと心配になってしまいます。
私はそんなワクチンの怖さを知り、様々なワクチンの危険性について調べているのですが、どれも怖い情報ばかりです。
- ワクチン接種の副反応は様々
- 乳幼児突然死症候群と三種混合ワクチンの関連性
- ワクチンの危険性も調べておくべき
ワクチン接種は体内に存在しないものを入れるということ。それで特定の病気に対して抗体を作って免疫力を高めるのですが、危険がないはずがありません。うの猫はワクチン接種はしていません。副反応で死んだという話を聞くからです。人間と猫は同じではないですが危険性は無視できませんね。
受ける・受けないの選択について!予防接種の「義務」はあるの?
オーストラリアのワクチンの多さ
私のお友達夫婦の中には、子供に予防接種を全くさせない、又は、6歳になるまで待つ、又は数種類のワクチンだけにする、と決めている方々が多いです。
しかし、オーストラリアって、ワクチンの数、多すぎ!
ワクチンを受けさせる時期も、日本よりも早いし(日本で規定されている時期がいいと言っている訳ではありませんが…)、種類も日本に比べると、2倍以上はあります。オーストラリアでは、子供への予防接種は義務ではありません。
親の選択です。
義務に出来ない理由があるのでしょうね。
義務予防接種によって起こった被害に対して賠償金を払える自信がないのでしょうか?
予防接種が100%安全だ!と証明されているのなら、義務にしてもおかしくないのでは?
ということは100%安全ではない?
日本でも予防接種は義務ではない
ちなみに、日本も予防接種は強制ではありません。
義務ではないんです!1993年までは強制でしたが、死亡を含む多数の被害のクレームが多くなり、1994年以降、義務ではなくなりました。
まだ義務だと思われている方が多いようですが…
義務ではありませんよ〜!
子供のうちにかかっておいた方がいい病気は自然にかかればそれでいい
私は子供のうちにかかっておいたほうがいい病気は全て自然にかかりました。
予防接種はせずに、しっかりとその病気にかかったので、それらの病気に対する免疫力が完全に出来上ったので、小学校や、中学校で、更にそれらの予防接種を再度受ける必要はありませんでした。
しっかりと、それらの病気にかかった場合、それらの病菌に対する免疫力は一生続きます。
一方、予防接種を受けていている子が、その病気にかかると、症状が軽いのはいいものの(症状が重い子もいますが)、中途半端な免疫しか付かず、将来にまたうつる可能性もあります。
子供のうちにかかっておいたほうがいい病気は、子供時代以降にかかるほうが危険です。
私は、実際にオーストラリアで、このような子供(予防接種を受けたのに、それらの病気にかかった子達)を何人か見てきています。
- オーストラリアはワクチンの数が日本の2倍
- 全て義務ではないのでワクチン接種の選択は親が決める
- 日本も予防接種は義務ではない
- 子供時代にかかる病気は自然にかかるのが一番いい
ところ変わればで外国だとワクチン事情も違うんですね。全て義務ではなくて親の判断で接種を決めるというのも日本と少し違う気がします。日本は医学に関しては行政任せで勧められたものを受け入れる傾向が強いように感じます。
受けない選択肢を決めるには…BCG予防接種のメリット・デメリットを考えよう!
BCG予防接種を受けないという選択
BCG予防接種を受けないという選択肢もあります。
実際に、アメリカなどではBCG予防接種すらしていません
ドイツなどヨーロッパ諸国でも現在中止しているところもあります。
なにより、BCG予防接種効果も1歳児頃までかかりやすい、
乳幼児の結核性髄膜炎と粟粒結核には効果が非常に高いですが。
1歳を過ぎたら効果が期待できないという説もあります。BCGを受けて
副反応(副作用)を起こす確率は1万人に1.5人
重い副反応(副作用)を起こす確率は10万人に1人
と言われています。以上のことから考えて受けないという選択肢をしてもいいと思います。
受けない場合に気をつけること
もし、BCG予防接種を受けない選択肢をした場合は、
赤ちゃんのためにも、結核感染者がいるところには近づかないようにしましょう。
生ワクチンを接種している人からも感染する可能性はありますので気をつけましょう。
結核の症状を把握して、もしもの時の対処法を考えておきましょう。日本には、いまだにたくさんの結核患者がいます。
家族に結核菌のキャリアの人もいるかもしれません。事前に調べておきましょう。基本的に小児結核にかからなかったら特に問題がないと考えると受けなくてもよい予防接種かもしれません。
- 当たり前と思われているBCG予防接種
- 受けないという選択肢もある
- アメリカはなし、ヨーロッパ諸国でも中止している国がある
- 受けない場合、結核感染者がいるところには近づかないようにする
- 小児結核にかからければ問題がないと考えると受けなくてもよいかもしれない
私自身ワクチンの種類がこんなに多くない時代に育ったのでその必要性に疑問を感じることが多々あります。どんな病気の何を予防するのかわからないまま予防接種を受ける親も少なくないのではないでしょうか?事前にきちんと情報を入手してから予防接種に挑みましょう。