バレエをしていると、足や爪が変形してしまうのは当たり前のことのようです。
バレエをする人は足や爪のケアで気をつけていることや、外反母趾の対策方法、足が変形してしまう理由をご紹介します。
バレエダンサーの足トラブルを防ぐ方法も参考にしてみてくださいね。
足が変形する?バレエをしていると当たり前のこと!?
バレエをやっていると足にタコ・まめ・爪割れは当たり前
バレエを長くやっていると嫌でも足の指の関節にタコができてしまいます。
爪先立ちで全体重がここにかかっているわけですから、指・爪への負担が大きくダンス中の美しさとは裏腹にバレリーナの足の指はタコや変形でけっこう痛々しいことになっています。
まめやタコ、水ぶくれは当たり前、下手したら爪が割れることも・・・。ですがこれは日々の血のにじむような練習の証です。だからこそ舞台であれだけの輝きを放てるのでしょう。
バレリーナがペディキュアをする理由
バレリーナにはペディキュアをしている人が多いですね。
・爪を保護するため
・バレエのトレーンニングによる変色を隠す為という理由があります。
引用元-バレリーナの足の指はタコだらけ?変形も・・・
- バレエを続けていると、足にはまめやタコなどができ、爪が割れることもある
- バレリーナはペディキュアで爪を守ったり、トレーニングのダメージを隠したりしている
バレエというと華やかで優雅なイメージが強いですが、そのトレーニングは想像以上に過酷なものです。しなやかな動きを出すため、まさに血のにじむような努力が必要になります。そのダメージを減らすため、ペディキュアをつける人が多いのですね。
足が変形して爪もダメに・・バレエをする人が気をつけているとは?
爪のお手入れは爪切りではなくやすりなどで行う
ペディキュアはしてる方多いです。爪の保護のためと、変色隠しのために。
ヒールの靴も履きますよ。逆にペタンコシューズは履かないくらいじゃないかな?脚強いですから。ただ、冷やさないようにはしますね。あと、爪切りは使わない方がほとんどだと思います。爪先命なので、やすりなどで、短すぎ、長すぎがないよう入念に手入れします。切りすぎると痛くて立てないし、長いとはがれて大怪我します。
引用元-バレリーナの方、足は見れたものじゃない、勲章だとききまし… – Yahoo!知恵袋
ペディキュアをつけていると、爪のダメージを軽減することができる
ペディキュアしてる人多いですよ。
でも爪がダメになってて、塗る爪の面積が無いという人も・・・。
かくいう私も、小指の爪は塗るところがありません。ペディキュアは、色つき色なし関わらず爪の保護や強化に繋がるので、いいと思います。
ほかには、爪きりを使わずヤスリで削るのは爪にはとてもいいです。
ねんざのリスクのある高いヒールは、普段は控える
高いヒールはTPOに合わせて履くこともありますが、日常使いはしません。
足が疲れるというのもありますが、外反母趾を防ぐためと、捻挫などの怪我を防ぐためです。
ただし、1~2センチ程度のヒール靴は、アキレス腱を適度に緩ませてくれるのでそのくらいは履きます。ちなみに、ウェッジウッドやピンヒールの靴は捻挫しやすい構造なので買いません。
高いヒール靴を選ぶときは、ストラップがしっかりしていて、ヒールが太めでしっかり支えてくれるものを選ぶといいと思います。
引用元-バレリーナの方、足は見れたものじゃない、勲章だとききまし… – Yahoo!知恵袋
- 爪のお手入れは爪切りではなくやすりなどで丁寧に行う
- ペディキュアを塗っていると、爪を強くしダメージを軽減できる
- ねんざや外反母趾のリスクを減らすため、ヒールは高いものは避け、安定感のあるものが◎
トレーニングでダメージが大きいバレリーナの爪のお手入れには、細心の注意が払われているのですね。爪の長さがトレーニングに影響するというのも、初めて知りました。足を傷めると練習もできなくなるので、選ぶヒールにも注意が必要なようです。
対策方法!足がバレエで変形してついに外反母趾に・・
バレリーナが行っている外反母趾対策
足指で長時間立ったり跳ねたりするバレリーナ。外反母趾に悩む方も少なくないそうです。そのため外反母趾ケアは必須。プロの対策方法を聞いてみました。
対策①筋トレ
先に書いたように足指の筋力さえあれば、5本の指に均等に体重をかけ支える事ができます。足指でタオルをたぐり寄せたり、壁に足裏をつけて、指の力で壁を押して自分の体をおし返すといった運動が効果的です。対策②輪ゴムストレッチ
輪ゴム2〜3本を束ねて両足の親指にかけ、輪ゴムの力で外側に引っ張ります。内側に傾いた親指を元の位置に戻す効果があります。対策③外反母趾専用のグッズをつけたまま踊る
親指と人差し指の間にはさむジェルクッション外反母趾専用サポーターが市販されています。
外反母趾の症状が悪化したら、医師に相談しよう
まるでギブスをつけたまま投球する「巨人の星」の星飛雄馬のようですね。(え、古いですか?)どんなに痛くても踊り続ける、バレリーナの皆さん。さすがに外反母趾のケアは人一倍しっかりされているようです。
もちろん、症状が進行した場合は専門医への受診が欠かせません。
無理をせず治療を受けるようにしましょう。
引用元-バレエのレッスンを受けてみた!プロに学ぶ外反母趾ケア | Love Foot
- バレリーナは外反母趾対策として筋トレや輪ゴムストレッチ、専用グッズの活用を行っている
- 外反母趾の症状が悪化したら、専門家の治療を受けることも必要
外反母趾はバレリーナの職業病のようなものかもしれませんね。そんな外反母趾を防ぐため、さまざまな対策がとられているようです。バレリーナに限らず、外反母趾に悩んでいる人は参考にしてみてくださいね。
どうして足が変形してしまうの?小さいころからバレエをしているとこんなことに
小さなころからバレエを熱心に続けていると、脚が変形していることがほとんど
小さいころからコンクールにたくさん出場していて・・・と言う子は大体脚、足の変形が見られます。
トウシューズの基礎、履き方さえしっかり教わっていないのに、バリエーションの練習をしているからです。
成長のスピードは子供個人によりますが、12歳までは足の骨がしっかりと固まっていない、と言われています。
生徒はバレエの先生を信頼してレッスンに通っている。
情報もなく、「はい、これトウシューズ」ってわたされても困っちゃいますでしょ?
ここで、「でもご両親が・・・。経営上しょうがない」という方がいるでしょう。
私も少し前までは日本ではそうなのか。と思っていました。
海外では足の変形を防ぐため、12歳まではポワントを履かせない
ですが、特にこの前来日してスタジオ訪問したときに、海外バレエ学校に生徒を送ったり、コンクールでよい成績を取っている生徒を出しているスタジオ様が、
12歳まではポワント履かせません!サイトで公言、そして実現していたのを目の当たりにし、甘えなのだ、と分かりました。
そこの12歳のポワントを履くちょっと前!という生徒さんとお会いする機会があったのですが、
彼女は迫るポワント最初の日のために、せっせと足の強化をしていました!!
これですよね。
教育って。
同じ振り付けを何度も、何度も練習するせいで、左右の脚の太さが違う。
側湾症ではないのに、筋肉の成長が不均等でがたがたの体に見える。
テクニックは難なくこなせるのに、写真栄えしない・・・
これは、毎年日本から来る留学生に見えることです。
引用元-バレエコンクールの善し悪し あなたのゴールは何ですか? | Dancer’s Life Support.Com
- 日本で小さいころからバレエを続けている人は、足が変形していることがほとんど
- 海外では足が成長途中の時期はポワントを履かせず、足を強化させている
日本と海外では、バレエの教育に大きな差があるのですね。親もバレエの経験があれば別かもしれませんが、そうでない場合はバレエ教室での教育に疑問を持つことすら難しいですよね。子どもを守るためには、親も正しい知識を身に着けることも必要なのでしょう。
トラブル回避術!バレエダンサーの足トラブルを防ぐ方法とは
水虫などを防ぐため、練習後は足を乾かしてパウダーをはたく
ダンサーにとって大切な足は、菌がつかないように常に清潔に。乾かした後パウダーをたたくとより良い。趾の間には特に注意を払いましょう。水虫等ができやすいです。
バレエシューズにも菌が潜んでいて、足の匂いにも関係することです。
引用元-ダンサーの足~爪にまつわる怪我と衛生面について |
足の洗い方やコスメにも注意が必要
お風呂での足の洗い方にも気をつけてみましょう。ただタオルでゴシゴシと洗ったり、強い洗浄料を使えば足を傷つけている可能性も。
足に使用するコスメも洗い方にも気を使ってみて下さい。コスメの基本は、ナチュラル成分で香料の含まれないもの。スクラブも粒子の細い、優しい心地のものを選択。特に石鹸は合成界面活性剤が含まれず、成分も少ないのでオススメ。でも、直接足につけてゴシゴシ洗うのはNGです。
ポイントは、洗顔する時と一緒で、たっぷりの泡で包み込む様に洗う事です。また、指と指の間にも菌は沢山いるので、手の指を足の指の間に絡ませながら洗ってみましょう。
引用元-ダンサーの足~爪にまつわる怪我と衛生面について |
- 練習後は足を乾かし、パウダーをはたくと水虫などの菌を防げる
- 足はたっぷりの泡で優しく洗う
- 足に使うコスメの成分にも注意が必要
バレエダンサーにとって、足は何よりも大切なものですよね。そんな足をダメージや筋から守るため、入念なケアが必要です。足はゴシゴシ洗わず、たっぷりの泡で優しく隅々まで洗ってあげるようにしましょう。