妊娠を望んでいるのなら、まず基礎体温をつけてみましょう。
基礎体温をつければ、自分の身体のサイクルや妊娠するタイミング、妊娠の可能性、ホルモンバランスの崩れなどが見えてきます。
基礎体温の見方から、病院に行くタイミングなどを調べてみました。
自分の周期を知ろう!病院にはいつ行く?何日目から高温期?基礎体温について
基礎体温とは?
基礎体温というのは普段風邪の時などに測っている体温とは違い、月経によって回る周期で女性ホルモンの動きや排卵日をある程度予測することができる体温のことです。
生理1日目から始まり、また次の生理が始まる前日までが1クールなので、何日周期か、また体温の推移などは個人差があります。
妊娠を望む場合以外にも、自身の健康管理にも大いに役立ちます。まずは最低3ヶ月は測り続け、自分なりのサイクルを把握しましょう。
基礎体温表をつけましょう
基礎体温の測定には、専用の体温計が必要です。測定方法は、朝目が覚めたら体を起こす前に布団の中で測ります。基礎体温計を舌の下に挟み、測定している数分の間は動いてはいけません。毎日なるべく同じ時間に測定するのも重要なポイントです。
基礎体温のサイクル
体温の推移を観察したいので、必ず測定した体温はグラフにしましょう。ネットでの自動算出機能が付いた基礎体温計などもあるので、それだと楽かもしれませんね。
さて、グラフに表してみるとわかると思いますが、大まかに分けて低温期と高温期に分かれていると思います。
低温期…生理一日目〜約14日間
約14日目に、さらにがくんと体温が下がる
高温期…約14日目〜約14日間
妊娠した場合…高温期が続きます。
妊娠していない場合…約28日目でがくんと体温が下がり、生理が始まります。新しい周期が開始します。
くれぐれも、日数には個人差があることだけはご了承ください。一般的には生理開始とともに低温期に入り、排卵のタイミングで高温期になります。
引用元-妊娠&出産.com
- 基礎体温を計れば、おおよその排卵日を把握できる
- 専用の体温計で、毎朝同じ時間に計ることが大切
- おおよそ14日で低温と高温に分かれる
- 個人差があるので3か月は計り続けて、自分のサイクルを把握すること
私も基礎体温をつけていましたが、毎朝同じ時間に計るのが大変なんですよね。私が使っていたのは、体温計に目覚まし機能がついていて、計ると温度を記憶してくれるものでした。朝苦手な人にはおすすめですよ。
妊娠が確定するタイミングとは?高温期後何日目から病院へ行けば良い?
妊娠検査薬でフライング検査をして、すぐに病院に行っても妊娠が確定されないことがあります。
高温期14日目での受診
高温期14日目で検査薬をして陽性反応が出たとします。
病院に行って検査をし、そこで赤ちゃんの存在を確認できるかどうかは定かではありません。
この時期は妊娠3週目に当たり、エコーはもちろん、内診でもまだ正確な判断はつきません。
赤ちゃんの存在を確認したい場合
妊娠検査薬の使用時期は、フライングを避けて高温期21日目が望ましいですね。
妊娠4週目にあたります。この時期に病院を受診すると、内診で確認することになります。しかし、妊娠4週目では、人によりわかる場合とわからない場合があります。
赤ちゃんがエコーに写るのは妊娠5週〜6週目に入ってからです。
正確な判断を要する場合、高温期28日目(妊娠5週目)を過ぎてから受診しましょう。引用元-mams up
- 高温期14日目で陽性反応が出ても、病院では分からない
- 妊娠検査薬は、高温期21日目以降が良い
- 正確な判断のためには、高温期28日目過ぎから
私も早めに病院に行ってしまったら、赤ちゃんの胎嚢すら確認できませんでした。病院の尿検査でも陽性になっていたようですが、まだ分からないので1、2週間後に来てと言われました。逸る気持ちは分かりますが、早く行きすぎても二度手間になる可能性があります。
ベストなタイミングとは?病院へは高温期が続いて何日目から
下見のつもりで早く行くのもアリ
胎児(または胎嚢)が見えることを期待して産婦人科を受診するのは、もう少し(かなり?)先です。
「まだ小さいから○週間後に来てください」と言われるのも、そのためです。ただ、質問者さんが妊娠しているという事を、産婦人科医に認識してもらうには、今の段階で1回は行っておいた方がいいです。
何か心配なことが起きても、相談に乗ってもらいやすいです。
スタッフや施設の下見も出来ます。
異常がなければ、次はいつまで来なくていいか、指示してもらえます。
2度目なら正確な診断がつきやすいかも
どうせ「1週間後に来て」って言われるなら、最初から(今は行かずに)1週間後に行けばいいかも……という考え方も、アリです。
ただ、思ってた日の1週間後になったとして、医師が思ってたより小さかったとして(初診だと、最終月経を0週0日とする仮の数え方で考えることも多いので)、1週間前にも受診していたら「まだ小さいけど、前回よりは大きくなってるから、排卵日が遅れてただけですね、胎児は成長してます」って言ってもらえる可能性があります。
しかし、この日が初診だと、「排卵が遅れただけなのか、流産なのか、分からないので」ってなっちゃいます。引用元-OKWAVE
- 早く行っても、数週間後に来てと言われる
- 一度受診しておけば、施設の下見や相談に乗ってもらえる
- 2度目に行ったときに、妊娠の診断がつく可能性がある
妊娠の超初期でも、早い人は悪阻が始まりますよね。私は生理予定日の2,3日ごろから、何となく倦怠感がありました。でも、そのころに病院に行っても、また来てと言われます。病院が近ければいいですが、遠い場合や忙しい時は、無理していかなくてもいいような気が私はしますね。
病院へ行くタイミングを教えて!胎嚢が見える時期について
病院に行く時期は?
妊娠検査薬で陽性反応が出た瞬間の気持ちってもう、言葉では言い表しづらいものがありますよね。
待ってましたー!とか、ほんと?!とか、どうしよう…とか。
いずれにしても、きちんと病院で検査を受けることが重要です。というのも、検査薬で分かることは「妊娠の可能性」のみ。
正常な妊娠が続いているかどうかは、病院で内診を受けないと分かりません。
そこで悩むのが、病院に行く時期です。早すぎると胎嚢(たいのう:赤ちゃんの入っている袋)が確認できず逆に不安になったりしますし、診察代も何度もかかります。
遅すぎると、子宮外妊娠などへの対応が遅れる危険性があります。
何より、気になって気になって体によくなさそうです。笑
生理予定日から1週間後
結論からいうと、私は「生理予定日から1週間後」、基礎体温をつけていれば「高温期に入って3週間後」をおすすめします。
つまり、妊娠5週目〜6週目ですね。※周期がマチマチで基礎体温もつけてない、という方は難しいのですが検査薬でくっきり陽性が出たら、すぐ受診された方がよいと思います。
上記の時期なら、
- 市販の妊娠検査薬で陽性反応を確認できるため、安心して受診できる。
- 胎嚢は早くて4週、遅くて6週ごろ確認できるので「正常妊娠」かどうかの判断がしやすい。
- 子宮外妊娠などの異常妊娠の場合でも、対応が遅れない
からです。
- 妊娠検査薬で分かることは、妊娠の可能性のみ
- 実際に分かるのは、病院の内診のみ
- 受診する時期は、生理予定日の1週間後、もしくは、高温期に入って3週間後
私は2人目の時にフライング気味に妊娠検査薬でチェック。そうしたら、見えるか見えないくらいのうすーい線が出ました。どっちつかずで、かえってモヤモヤしてしまったのを覚えています。待つことも大切だと思います。
【黄体依存症】が怖い!!高温期が長い間続く人は要注意
黄体依存症とは
黄体依存症とは、別名「ハルバン症候群」「黄体存続症」と呼ばれ、黄体ホルモンの過剰分泌により、高温期が長くなってしまいます。そして高温期が長くなることによって、生理が遅れてしまうのです。もちろん、性行為をしなくても生理が遅れます。症状としては、高温期が続くことにより生理前のような症状が長く続きます。具体的には、頭痛、倦怠感、胸が張る、情緒不安定などがあります。また、生理時の出血量が増えるのも特徴です。
黄体依存症の原因と治療法は?
詳しい原因についてはいまだ解明されていないため、現状は特効薬や治療法がありません。対処法としては、強制的に生理を来させるか、もしくは生理が来るまで何も処置せず待つかのどちらかしか方法はありません。
黄体依存症の改善法
直接の原因はわかっていませんが、「黄体ホルモンの過剰分泌」が起こるのは、ホルモンバランスが乱れてしまっていることが原因と考えられるため、ホルモンバランスの乱れを正すことが大切です。
●食生活の改善
食生活の改善で、ホルモンバランスを整えましょう。大豆加工食品は女性ホルモンに働きかけるので効果的です。豆腐、みそなどは毎日の食事にも取り入れやすいですね。特に、旬の野菜をたくさん入れたお味噌汁は、食物繊維・ミネラル・ビタミンなど様々な栄養素を一度に摂取することができるので、毎日でもメニューに入れるようにしましょう。また、ビタミンEは生理不順の改善、黄体ホルモンの増加などに効果がありますよ。ビタミンEは卵、海苔、魚介類に多く含まれています。
●ストレス解消
ストレスはホルモンバランスの乱れを引き起こすので、ストレスを発散するように自分でも意識して行動するようにしましょう。運動をする、たっぷり寝るなどの「身体的なストレス解消」と、趣味の時間を作る、悩みをためこまないなどの「精神的なストレス解消」、どちらも忘れずに行いましょう。
引用元-こそだてハック
- 黄体ホルモンの過剰分泌により高温期が長くなってしまう状態を黄体依存症という
- 黄体ホルモンの過剰分泌は、ホルモンバランスの崩れによっておこる
- 食生活の改善やストレス解消が大切
高温期が長いと、妊娠したかと思ってしまいます。しかし、こんな病気が隠れている可能性もあるので、どちらにせよ高温期が長く続いているときは早めに病院に行った方がよいですね。