甘酒には女性にうれしい効果が盛りだくさんだとご存知ですか?
甘酒の効果や効能、効果的な飲む量、甘酒の有効成分と女性にうれしい美容効果をご紹介します。
甘酒の2種類のタイプや甘酒作りに使う酒粕の選び方も、是非参考にしてみてくださいね。
血圧を抑制する効果が!?甘酒の効能について
甘酒は高血圧の人にオススメ
甘酒と血圧
甘酒の血圧への効能は、
甘酒に含まれるたんぱく質を
分解してできる物質ペプチド。
このペプチドは天然の降圧剤と言われていて、
高血圧の人の血圧を抑制する効果があります。
そのペプチドが数種類含まれるので、
甘酒は血圧に効能があるのです。
甘酒は糖尿病予防にも効果的
ペプチドは血管を拡張させて血行を促し、
血圧の上昇を抑えます。
血行促進や血栓ができるのを防ぐのにも効果があり、
今後高血圧の恐れがある予備軍にも効果的です。
ペプチドがたくさん含まれている甘酒は、
血圧に効能があるほかにも
糖尿病を防ぐ効果もあります。
- 甘酒に含まれているペプチドには、稀有圧を抑制する働きが期待できる
- 糖尿病予防にも、ペプチドの含有量が多い甘酒はおススメ
「飲む点滴」ともいわれる甘酒には、高血圧や糖尿病予防にもうれしい効果があるのですね。体の内側からきれいになれるので、健康だけでなく美容にも効果的です。ダイエットにもおすすめですよ。
効果的な飲む量とは?血圧の高い人にもおすすめの甘酒☆
甘酒はたくさん飲めばいいというものではない
効果的な飲む量は?
何でもそうなのですが、身体に良いからといって、
たくさん採ればいいというものではありません。甘酒も例外ではありません。
血圧に効能があるからといって、
飲みすぎてほかに良くない影響を与えては、
元も子もないというものです。飲みすぎると、糖分の取りすぎになって、
糖尿病などになる恐れも…。
やはり何事も適量が一番ということですね。
甘酒はコップ1杯程度が適量
血圧に効果がある量や、その他の効能に関しても、
コップ1杯程度でも十分効果があるそうです。また、多く飲んだからといって
血圧抑制効果があがった、
というような実験結果もないそうです。その他の効能も同様で、大体200ml程度が適量。
甘酒はビタミンやミネラルなど、
体によいものが多く含まれているので、
その位の量でも十分な効果を発揮するのです。コップ一杯の甘酒で血圧だけでなく、
体中が健康になれそうですね。
- 健康に良い甘酒だが、飲み過ぎはNG
- 甘酒の効果は、1日1杯程度飲めば得られる
「健康に良い」「美容に良い」といわれるとついたくさん飲みたくなってしまうかもしれませんが、甘酒に限らずなんでも摂り過ぎはNGです。コップ1杯で十分なら、続けやすそうですね。
甘酒の効果・効能について|血圧の抑制以外に…
甘酒には疲労回復効果や免疫を高める効果がある
<甘酒の効果・効能>
・活性酸素の毒性を除去する働きが強く、細胞の酸化を防止する
・夏バテ防止・疲労回復
・食中毒を防ぐ
・免疫力を強化する
・高血圧や肥満の防止
甘酒は腸内環境改善や美容効果も期待できる
・生活習慣病の予防や改善
・腸内を善玉菌で活性化させ、便秘を解消し腸環境を整える
・美肌や黒髪を作る
・酒席の前に飲むと、悪酔いを防止する
・毎日コップ一杯の甘酒を飲み続けたら、全身のアトピーが消えた、血圧が下がったという報告もあるそうです。
・マウスを用いた機能性評価試験により、甘酒には肥満、血圧上昇、健忘症の予防・改善効果があることが示唆されました。
- 甘酒には疲労回復・免疫力を高める効果がある
- 甘酒を飲むと生活習慣病の予防や改善にも◎
- 腸内環境の改善や美容にも効果が期待できる
甘酒にはこんなにたくさんのうれしい効果があったのですね。お酒による悪酔いを予防したり、アトピーが改善したりする可能性もあるとは驚きました。ぜひ毎日甘酒を飲み続けたいものですね。
有効成分について|甘酒には健康効果がある!
甘酒の有効成分
甘酒は栄養価が高く、健康効果のある
様々な有効成分が含まれています。
コウジ酸の効果
・コウジ酸
→ 強力な抗酸化作用とメラニン抑制効果があり、
美白効果が期待できます。
(関連記事:甘酒で美肌)
アルブチン、フェルラ酸の効果
・アルブチン、フェルラ酸
→ コウジ酸と同様に、強力な抗酸化作用、美白効果があり、
がん細胞ができるのを防ぐ効果もあります。
アスペラチンの効果
・アスペラチン
→ 免疫力を高め、がんの増殖を抑制する効果があり、
抗ガン成分として注目されています。
オリザシスタチンの効果
・オリザシスタチン
→ お米由来の成分で、ウイルスの増殖を
防ぐ効果があります。
ペプチドの効果
・ペプチド
→ 血管を拡張させて血行を促す効果があり、
血圧の上昇を抑える効果もあります。 また、
血栓ができるのを防ぐ効果や、糖尿病の
予防効果も大きいとされています。
- コウジ酸の効果
- アルブチン、フェルラ酸の効果
- アスペラチンの効果
- オリザシスタチンの効果
- ペプチドの効果
甘酒1杯にいろいろな栄養が入っているのですね。美白やがん予防、血圧の上昇をおさえる効果、糖尿病予防効果など、健康にも美容にもうれしい効果がたっぷりの甘酒を飲む習慣をつけたいものです。
女性に嬉しい美容効果☆「飲む点滴!」という甘酒には
甘酒は「飲む点滴」ともいわれる栄養満点の飲み物
甘酒には“飲む点滴”という別名も。ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、葉酸、食物繊維、オリゴ糖、アミノ酸、ブドウ糖が含まれています。とくに、皮ふや粘膜を保護し、ビタミンCの吸収率をアップさせる効果もあるビタミンB2が多いのが特徴。美肌づくりに、とても頼もしい成分です。
ほかにも、甘酒には整腸作用、血圧安定、疲労回復などさまざまな効果があると言われています。さらに肥満抑制の働きがあるとも。食事などで取り入れた栄養素を生活エネルギーに変えて消費することを代謝と言いますが、甘酒には代謝を助けるビタミンB群やアミノ酸が豊富なため、このような働きがあるそうです。
甘いものやお酒の代わりに甘酒はいかが?
美容と健康に、うれしいことづくしの甘酒。伝統的な製法でつくられた甘酒は、米のデンプンを糖化させることによって生まれる天然の甘みを活かしているため、ノンシュガーです。また、製法にもよりますがアルコールは含まれていないか、含まれていてもきわめて低い度数なので安心なんだとか。
冬の夜長に、甘いものが欲しくなったり、ちょっぴりお酒が飲みたくなったりしたら、代わりに甘酒をいただいてみるのはいかがでしょうか? 同時に美容効果も期待できるうれしい飲み物です。
引用元-身体を温めるだけじゃない! 「甘酒」のさまざまな効果|Daily Beauty Navi|Beauty & Co. (ビューティー・アンド・コー)
- 甘酒は飲む点滴と呼ばれるほど栄養が豊富
- 美肌効果や整腸作用、血圧を安定する働き、肥満防止にも効果的
- アルコールは含まれていても微量なので、甘いものやお酒の代わりに飲んでも◎
アルコールが苦手な人や子どもといっしょに飲みたいという人には、こうじから作られているノンアルコールの甘酒がおススメです。酒粕から作られるものはアルコールが含まれていることが多いため、注意しましょう。
2種類のタイプがある!?甘酒には…
甘酒には2つの種類がある
甘酒には、二種類あるのをご存じですか?
一つは、こうじからつくる甘酒。もう一つは、酒粕を溶かしてつくる甘酒です。酒蔵で甘酒といえば酒粕からつくるタイプが一般的かと思います。志太泉でも甘酒といえば、酒粕からつくります。酒粕からおいしい甘酒を造るポイントは簡単明瞭です。ただ一つ「良い酒粕を手に入れる」につきると思います。これさえ出来れば後は溶かすだけ特に技術は必要ありません。
スーパーで売っている酒粕よりも酒屋で売っているものがおススメ
スーパーマーケットでも酒粕は売っておりますが、一般的にはあまりお奨めできません。どうしてもスーパーマーケットでしか手に入らない時は、なるべく色が白いものを、そして、ちょっと店員さんに隠れてにおいを嗅いでみましょう。いやなにおいがしなければOKでしょう。でも、やはり信頼出来る酒屋さんからなら、きっと良い酒粕が手に入ると思いますので懇意の酒屋さんをつくっておくのがよいでしょう。
吟醸粕と板粕の違い
酒粕はその形状から、板状になったものとぼろぼろの団子(?)状になったものがあります。一般的には、板状の酒粕は「ヤブタ」というしぼり機からとれるもので、団子状の粕は「フネ」というしぼり機からとれるものです。「フネ」というしぼり機には、大吟醸をはじめとする香りががはなやかなもろみを主にしぼりますので、当然酒粕は香りが豊かです。この「フネ」から取れる粕を「吟醸粕」と呼ぶ事もあります。(おそらく吟醸粕自体に定義はありませんし吟醸酒を「ヤブタ」でしぼるという事もありえますので板粕で吟醸粕という事もありえます)
香りの高く味の軽い甘酒が飲みたいのであれば、もちろん「吟醸粕」を選ぶのがよいでしょう。しかし、年配の方を中心とした味がのったタイプの甘酒を好まれる方はかえって良質の板粕もよろしいかもしれません。
- 甘酒は麹から作るものと酒粕から作るものがある
- 酒粕で作るなら、酒粕はスーパーよりも酒屋で購入したほうが◎
- 香りが良く軽い甘酒を飲むなら「吟醸粕」
- 味のしっかりとした甘酒が飲みたいなら、質の良い「板粕」がよい
酒粕から甘酒を作る時、何より大切なのが酒粕選びですよね。選ぶ酒粕によって甘酒の味は大きく変わるので、気に入る酒粕を探してみてくださいね。お米の精米歩合が大きい純米大吟醸の酒粕の方が、雑味が少なく飲みやすいかもしれません。