子どもにとって、お風呂はとてもいいことが多いそうです。
親と一緒に入ることで、自然と子どもが生活の知恵を学んだり、コミュニケーションを深めたり、生活のリズムを作ったりできちゃうんですね。
でも、気をつけなければならないことも。参考情報を集めました。
お風呂は子供一緒に入ってスキンシップを!
浴育とは?
最近耳にするようになってきた「浴育」。入浴の教育?なーんとなくわかった気になっていたけど、ホントのところ、どんなことを浴育っていうんだろう……。そこで、「浴育」を提唱している東京ガス都市生活研究所主幹研究員の興梠さんにお話を伺ってきました!
「正しい入浴法を教える」といった硬いものではなく、「親子でお風呂に入ることで、いろんなことを子どもに自然と学び取ってもらおう」というのが浴育のスタンスです。一緒に半身浴をしていれば、子どもも自然と半身浴をする習慣がつく。それは結果として、安全でリラックスできる入浴につながります。一緒に季節湯を楽しんだり、入浴剤を手作りしたりすれば、楽しいイベントであると同時に、子どもにとっては生活の知恵を学ぶきっかけになる。お風呂を通じてさまざまな事を教えることができます。それは長い目で見たとき、子どもの人生を豊かにすると思うんです。
コミュニケーションの場
入浴時間を使ったコミュニケーションも浴育のひとつ。普段口にできないことも、お風呂でなら話せる。お風呂場にはそういう親密さを生む雰囲気がありますよね。話を聞いたり、遊んだり。時には勉強をしてみたり。一緒に入ることで、親は子どものことを知ることができますし、子どもは自然に親から作法や知恵を学ぶことができる。お父さん、お母さんには、ぜひ子どもさんと一緒にお風呂を楽しんでいただきたいですね。
- 浴育を提唱する東京ガス生活研究所の研究員に話を聞いた。
- 親子でお風呂に入ることで、子どもに自然に生活の知恵を学ばせる。
- お風呂は親密さを生む雰囲気があるので、コミュニケーションの場に。
食育は知ってましたが、浴育は初耳でした。確かに、自分の幼少のころのお風呂の記憶って、ちょっと楽しい時間だった気がします。タオルの絞り方や体の洗い方にしても、お風呂で遊んだことも、結局は自然な学びだったということですね。
実態!毎日お風呂に入っている子供は少なかった!
毎日入れなくてもいい
子ども:「ええ?ななんちは毎日お風呂入るのーー?
うち、毎日お風呂なんて入ってないよー!!」なな:「ああ、じゃあ、一日おきとかかい?月曜日入ったら、水曜日入るみたいな?」
子ども:「そんなに入ってるかな??もっと入ってないよ」
子ども2:「うちもそんなに入らないよ、ねー?毎日はいるんだー?」
なな衝撃!!
とともに、何か、肩の荷がスーッと下りるのを感じましたww
週に3回くらい?
何だ、みんなけっこう適当なんじゃん!!
その子どもたちというのは、お母さんは働いてはいますが、
決して、放任という感じではありません。
(中にはちょっと怪しげな子もいるけど)でも、子どもを風呂にいれるのは、週3くらいだった!!
ということはよ?
ママ本人もそのくらいの間隔の確率大だよね??
だって、子育て中のママが、自分だけ入るってあまりなくない?一緒に入れちゃったほうがラクなわけだし。
- お風呂に毎日入っている子は少ないことがわかって、肩の荷が下りた。
- 放任ではない家庭でも、親も含めて週3回くらいじゃないかと推測。
面倒なこともあるし、夏場以外はパスする日があってもOKではないでしょうか。子どもが入りたがるのであれば別ですが、毎日入れてやらないといけない、ってこともない気がします。それもまた、生活の知恵として何か学んでくれるのでは?
メリットが多いお風呂!子供の発育にも影響が!?
夕食の食欲がアップする
子どもが小食だったり、ご飯の時間帯には食べず後になってから食べると悩むママも多いですよね。
<夕方17時半くらいに、お風呂に入れて、18時半とかに、夕食にする。こうすることで、食事時間を30分〜1時間おそくできますよね。このたかが30分は、意外と食欲にいい影響を与えます>
寝つきが良くなる
子供の睡眠時間が遅いのも、ママの大きな悩み。実はお風呂を最後にしてしまうことで、寝付きが悪くなってしまうのです。
<子どもは、体が温まっているうちは、眠れません。早めにお風呂に入れておくことによって、寝付きも良くなります。温まった体温が、下がると、眠りにつきやすくなります。だから、お風呂→ごはん→おふとんが、うまく行きました>
食事のリズムがつく
ご飯の時間がバラバラ、おやつを食べてご飯が少ないなど、子どもの食事リズムに関する悩みもつきません。
<早く寝て、早く起きることで、起きてから朝食までの時間を長くすることもできますよね。起きてから、1時間くらい経つと、内臓も働き始めて食欲もわいてきます。こうやって、3回の食事をしっかり摂れるように環境を整えて行くのが、井上流です>
- 食が進まない子どもには、先にお風呂に入れると食欲が出るようだ。
- 早めにお風呂に入れておくと、夕食後寝つきも良くなる。
- 1日3回の食事の時間のリズムを作るにも、お風呂を上手に使う。
確かに、食事時間にちゃんと食べてくれないのは困りますよね。無理やり食べさせることはできないし、そうした場合に、お風呂を上手に使って、生活のリズムを作ってあげるのはとても良いですね。大人も同じですが、お風呂上りは食欲出ます!
どうして?お風呂に入るのを嫌がる子供の理由とは
子供がお風呂を嫌がる理由
まず はじめに
お風呂に入りたがらない
お風呂が嫌いな子ってなんでお風呂が嫌いなんだと思いますか☺︎?
ママちゃんは
お風呂をつまらないものだと思っているから
だと思っています☺︎
大人は目的や常識で入るが…
大人は
お風呂に入ることで1日の汚れや疲れを取る
という目的を持ってお風呂に入りますし「お風呂は毎日入るもの」
という
小さい頃から繰り返してきた1日の行動の常識のように
夜になれば自然とお風呂に入らなきゃと思いますが子どもにとったら
目に水がかかりながら頭をがしがし洗われ
体をゴシゴシ洗われ
ただお湯に入るという
毎日面白くもない作業を繰り返す
子どもごころ的に
まったくつまらないものなんだと思います。
お風呂の方が面白いと思わせる
ちゃぷちゃぷ入るよー
と誘っても
「えー。。>_< いやー」と テレビを見るのをやめなかったり おもちゃで遊ぶのをやめてくれなかったゆうちゃん。 そこで ママちゃん考えました。 お風呂の方が テレビよりおもちゃより面白いって 思わせよう と。
引用元-子どもをお風呂好きにする方法|子どものこころが穏やかに育つ魔法の育児法〜ママちゃん3人の子育て満喫中☺︎〜
- 子どもがお風呂を嫌がるのは、親がお風呂をつまらないと思っている。
- 大人は風呂で疲れをとるが、子どもにとってはゴシゴシ洗われるだけ。
- テレビやおもちゃよりお風呂が面白い、と思わせればいい。
子どもでなくても、ただ洗われるだけのためならあまりお風呂が楽しいとは思えない。他に何か楽しみがあると、子どもは喜んでお風呂に入りたがる、というロジックは正しいと思います。そのためには、親がお風呂を好きになることですね。
注意しよう!毎日のお風呂で気をつけるべきポイント
肌の乾燥に配慮
洗いすぎに注意!
毎日シャンプーし、ボディソープを付けたタオルやスポンジで体を洗っていませんか?じつは、からだについている汚れのほとんどは水溶性です。お風呂のお湯に浸かるだけでほとんど落ちてしまいます。
石鹸で洗う必要があるのは、胸や脇、背中など脂っこい部分や、汚れの気になる陰部の周囲です。しかも冬場は空気が乾燥し、肌も乾燥しています。夏場と同じように腕や脚も石鹸で洗っていると、肌の表面を保護している皮脂が不足して乾燥肌の原因となります。
汚れの気になる部分や、汗をかいた首周り、背中周りは石鹸を手に付けて優しく洗い、それ以外の部分を週に1〜2度石鹸で洗うようにするだけで、十分清潔を保つことができます。
じんましんなどにも発展
●子どもの乾燥肌が増えています
小さい子供の乾燥肌に悩むお母さんが増えています。乾燥肌が悪化すると、全身に強いかゆみがでて眠れなくなったり、入浴のたびにじんましんがでたりするなど、辛いトラブルに発展することもあり、一度過敏になった肌を落ち着かせるには長い時間がかかることがあります。乾燥肌をまねく原因はさまざまですが、お風呂での洗いすぎも原因のひとつです。入浴時に洗いすぎないことが大切です。
引用元-入浴が乾燥肌の原因に?注意したい子供の冬のお風呂の入れ方[カラダノート] 症状や対処法・予防や治療の方法など20000件以上
- 毎日シャンプーして体をゴシゴシ洗う必要はない。
- 石鹸で洗う必要がある所は限られていて、全体は週に1~2度で十分。
- 冬場は特に肌が乾燥しやすいので、必要な皮脂まで落とさないよう注意。
洗いすぎて乾燥肌や敏感肌になってしまう、というのは最近よく聞きますね。でも、清潔感って自分で感じる部分も結構あるので、少しずつ意識と行動を変えていかないと難しいかもしれません。ともあれ、毎日ゴシゴシは不要ってことですね。