経理の仕事って地味なイメージがありますよね。 つまらないと感じる人もいるのではないでしょうか？
本当に経理の仕事はつまらないのでしょうか？遣り甲斐はないのでしょうか？
お金の流れを管理する仕事は大変そうにも思えます。 そんな経理の仕事あれこれをまとめました。
単純でつまらない？！経理の仕事に抱くイメージ
経理の仕事は単純な算数のみ？
経理は足し算引き算のみの単純な算数のみの世界で単調でつまらないイメージがあるんですが実際はどうなんですか。
私は数学が得意ですがそこまで高度な数理は同然要求されませんよね。
企画立案の仕事に興味あるんですが経理にも企画立案する場面は多いんですか。税理士会計士の場合はどうでしょう
よろしくお願いいたします。
経理の仕事を面白いと思えない
経理の仕事ってどうですか？面白いですか？経理の仕事を長年やってきましたが面白いとは思えません。
川|∀ﾟ川これから仕事を探そうと思いますが
経理の他に出来そうな仕事もないし。。。
かといって経理が出来るわけでもなく。他に出来そうな仕事が無いからという理由で、
またも面白くもない経理の仕事に就いてもよいものか・・・？
- 経理の仕事は単調でつまらない？
- 長年経理の仕事をしてきたけれど面白いとは思えない
- 次の仕事も経理でいいのか？
私は決して算数が得意な方ではありません。でも、初めての就職先での配属は経理事務でした。大きな会社ではなかったので本当に一から十までお金のことを任されて大変でしたがやりがいがあって多くのことを学びました。面白いかどうかは別問題ですが。
実はとっても奥が深いんですよ！経理の仕事、現場の声
経理の仕事は実に重要な部門
経理を制するものは，会社経営が出来るのですよ．非常に重要な部門です．経営者は皆これに優れているから，会社経営が出来るのです．
単にお金の出し入れ計算だけでは似のです．とてみ奥が深いのです．引用元-経理はつまらない? – 財務・会計・経理 | 教て！goo
経理をすべて任されて行う場合、限りなく経営者に近くなります。経理の作成した帳簿に基づき資金繰りの試算をしますし、税金申告や株主総会にも利用される決算書を作成するのも経理です。会社の規模が大きくなるほど分業化され、大手企業の経理だと単純な歯車に思えてしまう人も多いでしょう。
引用元-経理をすべて任されて行う場合、限りなく経営者に近くなります。 【OKWave】
経理は数字の集計だけではありません。集計数字を基にして今後の経営のための改善事項を提案する仕事も業務としています。提案が作用されて、会社の業績が向上する。・・・・こんなにやりがいのある仕事はありません。
雑用と言われても総務や経理の仕事が好き
いろんな人がいるのだから、経理が楽しいって思う人もいます。
私も総務とか経理の仕事が好きです。
よく雑用っていわれますが・・
給料計算とか請求書の処理楽しいですよ。
あまり社交的ではないので営業事務とかより、自分に向いてる気がします。
計算とか、集計とかが好きなんですね。
あと銀行にいくのも。
経理がないと会社は成り立たないので遣り甲斐もあります。
- 経理はとにかく重要な部門
- 全て任されれば限りなく経営者に近くなる
- 経理がないと会社は成り立たないので遣り甲斐を感じる
総務や経理は仕事の花形とは言えません。雑用に近い仕事の繰り返しかもしれませんが、その雑用こそ自分なりの工夫次第で遣り甲斐を感じることが出来るのです。総務や経理こそ会社にはなくてはならない部署だということを忘れないで下さい。
気になる仕事内容はこちら…経理の仕事を検討中の方へ
経理は企業におけるお金の流れを管理する仕事
会社規模によって異なる部分もありますが、ひと言で言えば、企業におけるお金の流れを管理する仕事です。具体的には、小口精算、預金管理、売上・入金確認、経費精算などを手がけることになります。週単位、月単位で費用と収益のバランスを把握し、バランスが崩れた場合は分析を行ない、関係部門に改善提案することもあります。
その業務内容は
＜経理の業務内容＞
● 入出金の管理
● 収支バランスの管理
● 事業部との収支に関する折衝
● 財務諸表の作成
● 有価証券報告書などの作成
● 税理士との折衝
● 公認会計士との折衝
● 取引き先の与信管理
● 原価計算（ メーカーの場合）
● 経理ルールの作成・改善
● 資金調達に関する折衝
● 月次・年次などの決算業務
● 連結決算業務
経営者との距離が最も近い部門の一つ
会社がもうけているかどうか、つまり経営状況を知ることのできる職種であり、企業規模によっては経営者との距離が最も近いポジションの一つだともいえます。
- 経理はお金の流れを管理する仕事
- 税理士や会計士、その他との折衝業務も経理の仕事
- 会社の経営状態を知ることができる職種
具体的な経理の業務内容を挙げてみるとその内容は多岐に渡っています。どれをとっても大変重要でなくてはならない仕事ですよね。それを任されるのはラッキーなのではないでしょうか？信用されなければ会社の経営状態を知ることはできないはずですから。
その可能性は無限大｜経理の仕事は必要不可欠
経理はどんな仕事にも必要とされるスキルである
「経理の仕事と出逢えたこと」が何故ラッキーかといえば、それは「経理はどんな仕事にも必要とされるスキル」であるからです。
「経理に向くのは、こんな人！」でも書いたとおり、人が経済活動をするとそこには必ず「経理」が絡んできます。
たとえば営業の人が仕事を取ってくるときも、或いは人事の人が人を採用するときも、そこには潜在的に経理的な考えや判断をする必要が求められている、ということです。
経理的思考が欠落していると仕事上不具合が生じる
営業の人が仕事をとってくる場合には、値段の交渉が必要とされます。
経理的思考が欠落してしまうと、「仕事をとる」ことに目が行き過ぎて、必要以上に値引きしてしまったり、商品代金を回収できないようなことになる事態をむかえる可能性が大きくなってきます。
また、人を採用する際も、社会保険の会社負担や福利厚生、教育指導にかかるコストまで考えて人を採用しないと、「その人」に見合ったパフォーマンスをしてもらう給与額を提示して、働いてもらうのは難しいかもしれません。
「今、経理の仕事をしている」ということは、経理的な思考を身に着けるための実務を、会社からお金までもらえたうえに勉強できちゃっている！ということなのです。
- 経理の仕事と出会えたことはラッキー
- 経理的思考はどんな仕事にも必要不可欠
営業の成績ばかり気にして経理的思考がない営業マンは優秀ではありません。「損して得とれ」は時と場合によっては通用しますがどうすれば利益につながるかの計算がないと人もお金も着いて来ないからです。経理的思考は人生においても大切ですね。
全然「つまらない」なんてことはない…経理の仕事、工夫次第でどんどん楽しく
経理の仕事は自分次第で工夫できる
個人的な感覚でいうと、私は経理業務というのは周りが見るほどつまらないものでは決してないと思います。
仕事内容はそれは単調であったり、数字のミスが許されなかったりといったこともありますが、長く続けているといろいろと工夫ができることもあり、私は自分には向いている仕事だなと思ったりします。
そんなとき先日ちょっと目にした経理に向いているかどうかというチェックで、好奇心があって人とのコミュニケーションが好きな人が向いていると記載してある記事をみかけて少し嬉しくなりました。
他にも、現在やり手の会計士として活躍している人もスタートしたときは泥臭い会計のルーチンワークを繰り返しながら自分なりの方法を見つけて行ったというような話を見て、なんだか溜飲が下がる思いでした。
仕事はつまらなくても工夫次第で楽しく思える
また、時々「仕事なんてなんでもつまらないものなのだから、それを我慢してやるのが社会人」といった一見うがったものの言い方をする人もいますがこれもちょっともったいない考えのような気がします。
例えば嫌な仕事ややりたくない仕事であれば、それをもっと早く終わらせる方法はないかということを自然に考えるようになりますし、失敗して怒られたくないから正確にできる方法はないかと考えたりします。
こういうと偉そうかもしれませんが、仕事そのものはたとえつまらなくてもそれを楽しく思えるかどうかというのは本人の考え方やものの見方によるのではないでしょうか。
- 経理の仕事内容は単調だけどつまらないものではない
- 好奇心があって人とコミュニケーションをとるのが好きな人が経理に向いている
- 仕事そのものがつまらなくても楽しく思えるかどうかは個人の考え方次第
仕事は会社からお給料をいただく「作業」です。ボランティアではないので自分のやりたいことだけを選べる訳ではありません。算数が不得意だった私も経理業務に就いて本当に社会のお金の流れの仕組みを学びました。経理がつまらないはずはないのです。
