女性の社会進出が始まってから随分経ったように感じますが、今も賛否両論あるようです。
意見には個人差もありますが、男性の立場、女性の立場、未婚、既婚、世代などでも違いが見られるようです。
アンケート結果や具体的なご意見に耳を傾けてみましょう。
Q 賛否を教えて!!女性の社会進出「賛成」・「反対」どっちを選択??
女性の社会進出に対する、女性自身の見解は?
女性の皆さんは「女性の社会進出」に賛成ですか?反対ですか?
なぜこのような質問をしたいかというと、女性1人1人の立ち位置によって賛成なのか反対なのか、意見が分かれていると思うからです。
才能や能力があって、社会で積極的に活躍したい女性は当然賛成でしょう。
逆に大した能力はないし、家事や子育てに意味を見出したい女性は反対なのではないでしょうか。
つまり、その女性の立場によって賛成か反対かが分かれてしまうと思います。そして「まだ女性の社会進出は十分ではない」という、私もその通りだなと思える意見と、「女性の社会進出によって、逆に女性が苦しくなった」という二律相反する意見をどう捉えればいいのか難しくてよくわかりません。
女性の社会進出による弊害はある?
「女性の社会進出」が進むにつれて、女性同士の対立の構図も見えてきているわけですが、女性の皆さんはこの問題にはあまり触れたがりませんね。
そこで質問ですが、女性の皆さんは賛成ですか?反対ですか?理由も併せて教えてもらえたら嬉しいです。
- 女性の社会進出については、人によって賛否が分かれる
- 個人の立場によって相反する意見があり、捉えかねている
- 女性自身の意見を聞きたい
1か100か、白か黒か、極端な賛否は意味がないかなと思います。実質グレーゾーンは大きいですし、大きくなければ、軋みが生じるのではないでしょうか。女性の状況が変わればそれに連動して男性の状況も変わった方がもっとスムーズに生活できるのでは?
A 反対意見ではないけど!女性の社会進出に対して働く事の本音は…
子供の成長に左右される?
小学生の母(パート)です。
基本的には賛成です。
が、子育て期には社会進出よりも家庭にいるべき=反対です。
能力云々ではなく、働くことで社会の一員でいることは大切だと思うからです。
ですが、女性は出産・子育てをします。
子育ては未来を育てることなので、フルタイムで働くのではなく、子育てに専念すべきと思います。
働きたくて働く人もいれば、働かざるを得ない人もいるので、その方たちを非難・批判するつもりはありません。
私自身がパートの身ですから。
ただ、それが私の理想形です。
仕事か家庭かの選択に縛られている
「女性の社会進出によって、逆に女性が苦しくなった」という意見については、女性の家庭を守る役割と、社会人としての役割の両方を求められるようになったことで、負担が2倍になってしまっていることだと思います。
また、子育てとの両立が難しい社会であることも否定できません。
だから、社会進出して活躍をするのに、何かを捨てなければならない。
それを捨てないために、社会進出をあきらめる。
それが、「まだ女性の社会進出は十分ではない」という意見につながるのだと思います。
- 子育て期には家庭にいるのが、自分の理想
- 女性は、家庭人+社会人の2人分の役割を背負い込んでいる
- 社会進出するのなら、「何か」を捨てる覚悟が必要だと思う
身体は一つだし、時間も限られている。それなのに、仕事も家事も育児も全部パーフェクトは無理ですよね。しかし、捨てるべき「何か」は、仕事か家事か育児かではなく、それぞれの一部であってよいのです。そしてそれは、女性だけでなく男性が行ってもいいんです。
「反対派」と「賛成派」に意見を聞いてみた!女性が社会進出で働く事どう思う!?
賛成意見、反対意見
■女性は働きたければ働けばいいしそうでなければ働かなくていい。男性も同じではあるけれど結婚するなら働くのは男性であるべき。なぜなら子供を産めないから
■それでもシングルマザーは働くしかない。その法整備は進めるべき。やりようによっては出生率は上げられるはず。何も移民を受け入れなくてもいい
■本人の意向や個人のスキルは別にして、能力的には男性が働き女性が家を守るというのは適材適所
働くという選択、働かないという選択
働くなと言っているわけではありません。働かないという選択は悪ではないと言いたいのです。空いた席には本当に働きたい誰かが座りますよ。
仕事に熱中するのも家庭で主婦をするのも、あるいはその両方とも。
もしくはそれ以外の道も。全ての選択肢に魅力が感じられ、女性が自分の意思で道を選んだ結果自然と出生率が2.0をキープできるような国になるといいですね。
- 賛成意見と反対意見、3例
- 全ての選択肢を自由に選ぶことが可能になり、出生率も上がると良いのだが
男性は外で仕事、女性は家で家事と育児という完全分業制も、共働きでも、それぞれ違ったメリットとデメリットが存在します。正解というのは存在しません。家族が協力しながら、よりよい方向へ、結果へと試行錯誤しながら進むしかないと思うんですね。
反対意見が多い結果に!?「女性の社会進出」についてのアンケート調査!
アンケート結果から見える年代差
2014年8月に内閣府主体で「女性の活躍推進に関する世論調査」(有効回収数3,037人)が実施されました。
「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきである」という考え方について聞いたところ、「賛成」「どちらかといえば賛成」をあわせると44.6%、「反対」「どちらかといえば反対」を合わせると49.4%という結果が出ています。
実はこの調査、回答者の割合が、20代が7.5%、30代が13.3%、40代が16.6%、50代が17.2%、60歳以上が45.4%となっています。
年代が高い方の割合が高いことが調査結果に影響を与えていることも否めません。
この年代の方々は「夫が働き妻は専業主婦で家庭を守る」というスタイルが多かった時代を生きてきたからこそ、それ以外の選択肢の想像がつきにくいのかもしれません。
管理職世代の意識改革が必要か
ただ、多くの会社の場合、経営や管理職を担っているのは50歳代以上の方々が多いはずです。このことを考えると、「年代が違うからね」とあながち無視するわけにもいきません。
何しろその方々の考えが変わらなければ、
「男が産休!?出世しなくていいってことでしょ」
「なんで妊娠して働くの?子どもが大事じゃないの?」
といった言葉が変わらず溢れることになるはずだからです。
- 賛否は、世代間で格差がある。上の年代ほど反対が多い
- 管理職世代の意識が変わらないと職場の制度改革は難しい
意識に世代間格差があるのは珍しいことではありません。どちらが正解でもないでしょう。そこで、頑なに対立するのではなく、イイとこ取りができるようにしてみてもいいのではないでしょうか。意見をぶつけることで見えなかったものに気づくこともありますから。
「正社員」になる事が目的ではないの?仕事・結婚・出産…女性の真の願望とは!?
女性の本当の願望は?
よく「女性の非正規問題」なんて特集、やってますよね。
女性の「非正規」を、なかなか正社員になれない可哀想な存在だと思ったらあなたはもう、イルミナティにがっつり洗脳されています。
女性本人が正社員になりたくてなりたくて仕方ないのになれないのなら可哀想だけど
女性の本当の願望は正社員などではなく「結婚」「出産」のはずです。
正社員になりたがるのは、将来の安定が欲しいからです。
自分一人で生きていくとなった時には、公務員か正社員でなければとても生きていけません。
女性が一生自分を養っていくというのは、大変なことなのです。
だから独身女性程 安定した正社員になりたがるでしょう。
でも本当の本当の願望は結婚して養ってもらって子供を産んで、「家庭を築く」ことのはずです。
それは本能レベルで組み込まれている願望です。
総合職になると婚期を逃す
正社員になって総合職になるということは 婚期を逃す可能性がかなり高くなります。
既に婚期を逃した女性なら正社員になるしかないが 若い女性が総合職目指してどうするの。
女性は「非正規」でいいんです。
もしも女性がみんな総合職になれたら 少子化はいずれ 無子化 となるでしょう。
- 女性の本当の願望は、結婚と出産
- 一人で生きていくためには安定した職業に就く必要がある
- 女性は非正規雇用のままでいい
- 女性が皆、正規の総合職になると、子どもを産まなくなる
一読した限りでは、上の世代の男性のご意見?とも思えましたが、女性のご意見なのですね。もちろん、こういう意見もアリです。一つ突っ込むなら、決めつけが激しいのはいかがなものかなという点でしょうか。この方の周りには、独身女性の素敵なモデルがいないのかな。