憧れの商社への就職。 憧れの商社への就職。
一般事務職は他の企業の事務職と同じなのでしょうか?単調そうに感じる事務ですが、貿易が絡むとどうなるんでしょう?
特に必要なスキルがあるのかないのか、そんな知りたいと思う商社の事務職のあれこれをまとめました。
会社によって異なりますが…商社の事務職、仕事内容をご紹介
一般事務のイメージ
一般事務といえば、コピーをとったり資料を作ったり…といった、単純なデスクワークを思い浮かべる人が多いでしょう。実際、商社の一般事務職でもそのような仕事をする場合もありますが、内容は勤める会社によってだいぶ異なっています。
営業事務的な仕事をこなす場合もある
中には、1人の営業マンに1人もしくは複数の事務職の人が付いて、営業事務的な仕事をこなしている会社もあります。その場合は営業マンとほぼ同じような仕事に携わる機会が多くなるでしょう。
たとえば、外出している営業マンに変わっての取引先との電話対応、重要な提案書類作成、受発注管理などが業務の一部です。
しかし、来客対応のための準備を行ったり、スケジュール調整をしたりといった、秘書のような役割が求められる職場もあります。
- 一般事務は単調なデスクワークのイメージ
- 営業事務や秘書的役割を求められる場合もある
総合商社への就職に憧れる人も多いと思います。商社マンではなくて一般事務職への就職希望者も多いようですが、一体どんな仕事内容なのか気になりますよね。営業事務や秘書的役割を必要とされたりその仕事内容は会社によって多岐に渡るようです。
「貿易事務」の仕事内容を知っていますか?専門性の高い商社の事務職です
貿易事務とは
貿易関連の事務を行う仕事です。
他の事務職とは違い、貿易に関する専門性も問われます。貿易事務は、輸入・輸出に関わる主に商社、メーカー、海運業者、船舶業者の4つの業界にある職種です。
業務内容は輸出業務と輸入業務に分かれています。
輸出業務と輸入業務
◇輸出業務:
・通関手配(貿易で輸入・輸出の際に税関に対して行う申告や手続き)
・通関書類作成
・運送手配(輸出に当たって運送手段や倉庫の手配)◇輸入業務:
・通関手配
・関税や消費税納付
・商品の納入管理
三国貿易の増加に伴い
一つの商品を輸出するにも、通関や輸出先への書類や事務手続き、連絡などの細々とした業務が多く発生し、輸出先の国の知識も問われます。
また、三国間貿易(どこかの国を経由して輸出・輸入すること)が増えているため、より難易度が増してきています。使用するシステムもそうですが、海外とのやり取り(電話やメール等)があるため、日常レベルの語学力は必要となってきています。
通関に関する知識を調べる通関士の資格もあります。
- 商社の仕事には貿易が不可欠
- 貿易事務はその専門性も問われる
- 海外への輸出入に関して難易度が増してきている
商社には海外との貿易が不可欠です。国内での取引とは違い、踏まなければならない手続きがあって貿易事務に関してはその専門性が問われるようですね。日常レベルの語学力も求められるので単調な事務職とは少し違うようです。
仕事内容や必要なスキルを調査!人気の職種、商社の事務職
商社の一般事務職になるには
商社の一般事務職は人気が高いため、特に大手総合商社へ就職するのは大変です。学歴は短大や大卒以上が求められることが多く、配属先は入社後に研修を経て決定する流れが一般的。正社員ではなく、派遣社員として働いている人も少なくありません。
ただし、一般事務職に求められるスキルはそれほど高くなく、まずはPCの基本操作ができればOKということが多いようです。英語力は仕事で生かせる機会もありますが、総合職ほど重視されないでしょう。
貿易事務
・英語に抵抗がない人
・たくさんの書類や納期調整をミスなくスピーディに行うことに抵抗のない人
- 商社の一般事務職は人気が高い
- 求められるスキルはさほど高くない
- 貿易事務にはある程度のスキルが必要
大手総合商社と呼ばれる企業への就職はとても難しそうですよね。人件費の問題から派遣社員雇用も進められているようだし、中でも一般事務職は人気の職種のようです。他の企業の事務職に比べて華があるように感じるのはどうしてなんでしょうね。
貿易事務職の仕事内容とは|商社だけじゃない!業界ごとにさまざま
貿易事務が必要な業界
貿易事務の仕事といっても様々な業界で業務の内容が全く異なります。貿易がからむ業者はざっと次のようにあります。
・商社 → 海外と国内の輸出入を円滑に行う
・メーカー → 国内メーカーの商品を海外に輸出する
・金融 → 二国間での取引の際に保険をかけたり、両者の請求・支払いをお手伝いする
・海運 → 税関の輸出申請の手続き、船積、輸送などを行う
- 貿易が絡む業界は商社以外にも存在する
- メーカー、金融、海運
貿易と言うと商社が一番最初に頭に浮かびますが、それ以外にも必要な業界はあるんですよね。わりと見落としがちです。貿易事務職に関わりたいと思う人は商社意外にもその窓口はありそうなので勉強してみる価値がありそうです。
Q、単調なお仕事なの…?商社の事務職について詳しく知りたい
事務職は単調なものなのか
商社の一般職の仕事は、単調な事務ばかりなのでしょうか。
就職活動を続けるか迷っているものです。
東京で働きたい、海外と関わる仕事がしたいとの理由で商社の一般職を見ています。
人によって面白いか面白くないか、捉え方が異なると思いますので、なるべく多くの方のご意見を教えて頂きたいです。
- 商社の一般事務は単調なのかどうか
- 海外と関わる仕事がしたくて
元来、事務職は単調な仕事だと私自身はそう思っています。でも、それが続けられなければどんな仕事もこなせません。商社であろうとなかろうと事務職の仕事内容を気にする以前に自分の仕事に対する意識がぶれないようにすればどんな仕事も楽しいはずです。
A、楽しいお仕事ですよ。商社の事務職、現役社員からの回答
事務職の仕事内容は企業による
商社で事務をしています。
一概に一般職や事務といっても企業によって任される仕事が違います。
たとえば営業のサポートや営業にも携わる営業事務や、完全に事務だけの一般事務などです。
名前だけで実際の仕事内容は企業によると思います。
私はほぼ事務でたまーに営業にも関わりますが、もともと商社の事務はあこがれだったので楽しいですよ。
海外と関わる業界は商社以外にも存在する
海外とかかわる仕事がしたいということですが、もっと具体的にどんな仕事がしたいかわかるといいと思います。
海外とかかわる業界は、商社だけでなく船会社や税関など貿易系の会社などもあります。
- 一般職や事務職は企業によって任される仕事が違う
- 事務職は楽しい
- 海外とかかわる仕事の具体性をハッキリさせた方が良い
仕事を面白いと思えるかどうかはその個人の捉え方次第です。特に、事務職は自分の工夫次第でその仕事内容が広がる部署だと私はそう思っています。自分が誇れる仕事をこなしていけばどんな仕事も豊かになって楽しいのです。
向いている人と向いていない人が…事務職に求められる適性とは
人をサポートすることが好きな人は事務に向いている
一般的に、人をサポートすることが好きな人が事務に向いていると言われています。
しかしながら、誰かをサポートする仕事は、お客様に相対する営業や、企画・管理部門でも出来ること。「自分は事務しか合わない」と強く思われている方にお話を聞くと、事務以外でも適性があることが多いです。
自己分析を通して職種の適正を判断してみる
自己分析を通して、自分はどういうときに喜びを感じるのかを改めて考えてみてくださいね。
事務職だけではなく、他の職種の適性も見えてくるかもしれません。
事務の仕事に関する本を読んで、自分に合うかどうかイメージを付けてみるのもよいですね。
- 事務しか出来ないという人ほど事務以外でも適正があることが多い
- 自己分析で他の職種の適正を見つけてみる
私も自分は事務系の仕事しか出来ないと思っていました。でも、電話対応を通して他の会社から顧客との連絡係になってもらえないかとヘッドハントされた経験があります。顧客管理も事務系ですが生身の人間対人間の仕事だったのでで世界観が広がりました。