専業主婦が仕事を探すときに役立つのが、保育園ではないでしょうか?
認可保育園・認証保育園・家庭保育室という3種類の保育園のメリットとデメリット、選び方をご紹介します。
保育園は仕事探しをしている専業主婦にとって、心強い味方になってくれるはずですよ。
しっかりとした準備は必要!専業主婦の仕事探しをする際は
専業主婦が仕事を探す理由
● 子供も大きくなり、子育てに一段落ついた
● そろそろ子供を保育園に預けて働きに出たいと思っている
● 家にこもっていてもつまらないし、何か仕事をしたいと思っている
このように仕事に復帰したいと思われている専業主婦の方はとても多いですね。
ですが、専業主婦の方がそろそろ仕事復帰したいとは思っても、実際に仕事探しを始めてみると書類選考で落とされたり、年齢的に採用が厳しいなど、現実は厳しいと感じることあると思います。
専業主婦が仕事を探すときは、しっかり準備しておこう
それに長年専業主婦として生活されてきた方の中には「就職できてもちゃんと仕事についていけるのかな?」「こんな年齢でも働ける場所はあるのかな?」「仕事と家事の両立はちゃんとできるのかな?」といったように不安に感じることも多いのではないでしょうか。
やっぱり仕事のブランク期間が長いほど採用も厳しい傾向にありますし、既に就職活動されている方ならなかなか採用されないと感じている人も少なくないでしょう。
これはやはり採用する側も即戦力になる人材を求めているからで、長年専業主婦として過ごしてきた方や無資格未経験の方には特に風当たりは強いと思います。だから専業主婦の方がいち早く社会復帰するためにもしっかりした準備が必要です。
- 専業主婦が仕事を探す理由
- 専業主婦の仕事探しは、ブランクが長いほど大変
- 専業主婦の仕事探しには、さまざまな準備が必要
専業主婦でいた期間が長ければ長いほど、仕事を探すのに苦労する可能性が高いです。資格や就職に活かせる経験などがあれば別ですが、何もない場合はとくに大変ですよね。自力で探すのが難しければ、ハローワークなどを利用しても良いですね。
保育園の選び方|認可保育園(0〜6歳まで入園可)
メリット
・所得が低い場合は、保育料が安く済み、負担が少ない
・入園料がない
・基本7:30〜18:30頃まで基本料金で預ってくれる
・お盆休みがない
デメリット
・所得が高い場合は、保育料が認証保育園より高くなる
※私の住んでいるさいたま市では、所得に応じて3歳未満児:0〜72800円、3歳児:0〜35100円、4歳児以上:0〜30300円の保育料です。・補助金は出ない
・認証保育園より延長保育の預り時間が短い(〜19時半までで別途料金は発生します)
・土曜日は大体14:30までしか預ってくれない(18:30まで預ってくれる所も中にはあるようです)
・認証保育園よりは事務的な為か、融通が利かないと他のママからは聞きます(その園・地域にもよると思いますが、、)
・送迎バスはない
- 認可保育園のメリット
- 認可保育園のデメリット
仕事を探すうえで、保育園選びは非常に重要ですよね。保育料はもちろん、保育時間や延長保育の有無など、いろいろな面をみて検討するようにしましょう。同じ認可保育園でも、保育園によって違いがあるのでチェックしてみてくださいね。
保育園の選び方|認証保育園◇ナーサリールーム(0〜6歳まで入園可)
メリット
・その市町村により、補助金が出る為2歳クラスまでは保育料が認可保育園より安く済む(私の住んでいるさいたま市は週4日以上働いている場合は2万円の補助があります)
※大体の保育料は、0歳児は週4日以上預けて6万円弱からで1歳毎に2000円ずつくらい安くなります。そこから補助金を引いた金額が毎月の保育料になります。
・土曜日も預ってくれる所もある(そのナーサリールームによっては、別途料金が発生する所もあるそうです)
・延長保育を利用すると20:00くらいまで預ってくれる(別途料金は発生します)
・送迎バスがある所もある
デメリット
・3歳以上になると、所得によっては補助金が出ても認可保育園より高くなる場合があります
・デメリットなのかはわかりませんが、入園料があります(大体1万円〜25000円くらい)
・お盆休みがある
- 認証保育園のメリット
- 認証保育園のデメリット
認証保育園は2歳まで子供の保育にはおすすめですが、3歳以上の場合は保育料が高額になることもあるため注意が必要です。ただし延長保育の時間が長く、土曜日の預かりを実地している施設があるのはうれしいですね。
保育園の選び方|家庭保育室(0〜3歳まで入園可)
メリット
・その市町村により、補助金が出る場合がある(私の住んでいるさいたま市は週4以上働いている場合は2万円の補助があります)
・一般家庭の1部屋でやっている事が多く、少人数で面倒見が良い(急な怪我や病気の場合は、病院に連れて行ってくれる所もあるそうです)
・送迎バスがある所もある
デメリット
・3歳までしか預ってくれない為、4歳以上は転園しなければならない(それでも家庭保育室の良さを知っている人は、下の子も家庭保育室に預けて大きくなってから認可保育園等に転園させているという話を聞きます)
- 家庭保育室のメリット
- 家庭保育室のデメリット
少人数で一人一人の子どもに目が届きやすい家庭保育室なら、小さな子どもを安心して預けられますね。しかし4歳以上になると転園しなくてはならないため、保育園激戦区では転園のリスクを頭に入れておくことを大切です。
強い味方!「保育園」は仕事探しをしている専業主婦にとって
子どもの「にんげん力」を育てるために大事なもの
わたしたちが目指しているのは、「単に子どもを安全に預かる」のでなく「子どもの“にんげん力”を育てる」保育園です。
そのためにもっとも大事なことは「人(保育者)」である、と考えています。
「子どもが好き」「子どもと一緒に過ごしたい」という感情だけで、「子どものにんげん力」や「どんなことにも挑戦する意欲」を育てることはできません。
毎日およそ10時間も一緒に過ごす保育者自身に生きる力がなければ、子どもの生きる力を育てることはできないのです。
良い保育のために良い環境を整えることが大切
子どもたちは日々成長します。
「いま子どもたちに必要なことはなにか」「どんな環境や経験が子どもたちを成長させるか」保育者は、本気で考え実践しなければなりません。
どろんこ保育園では、季節を感じてほしいから柿やザクロや木イチゴを植え、木登りしてほしいから太くて折れにくい木を植え、生死を感じてほしいから生き物を飼い、農作業を知ってほしいから広い田畑を借りています。
「良い環境があるから良い保育ができる」のではなく、「良い保育をするために良い環境を整える」創意工夫をしているのです。
- 子どもの「にんげん力」を育むためには、保育者が重要
- 良い保育を行うため、良い環境を整えるようにしている
保育園というと、子どもをただ預かってくれるところというイメージが強かったのですが、きちんとした理念を持っているところは素敵ですね。感受性豊かな子どもたちの人間力の育成には、子どもと長い時間を過ごす保育者の力が欠かせません。