プラスチックは、軽くてお手頃な素材です。しかし、高級感を考えると今ひとつですよね。
そんな時は、自分で塗装してみましょう。プラスチックの塗装の手順、ポイントを調べてみました。
プラスチックのアイテムを、自分好みに変えていきましょう!
教えて!プラスチック塗装の手順は?スプレーはどんなものが良い?
プラスチックの塗装方法を知りたい
プラスチックへの塗装方法について
作業手順とて
①脱脂
②♯1000程度のヤスリ掛け
③プライマー塗布
④サフェーサー塗布
⑤またヤスリ掛け
⑥塗装の手順で合ってますか??
ベストな手順は?
ブログ等を見ているとサフェーサーを使っていなかったり、塗装の後で再びヤスリ掛けをしている人もいて正しい手順がよくわからいので質問しました。
また脱脂はスプレータイプ(シリコンオフ?)と液体タイプがあるみたいですがどっちが良いとかありますか??中性洗剤とかペイント薄め液で代用できますか??
- プラスチックの塗装方法を知りたい
- サフェーサーは使うべきか
- ヤスリ掛けはいつするのが良いのか
- 脱脂はスプレーと液体はどちらが良いのか
木材の塗装と違って、プラスチックの塗装となるとぐんと難易度があがりますね。塗りムラや液だれ、また塗料自体が浮いてしまう可能性もあります。しっかりと調べてから行いたいですね。
プラスチックへ塗装する作業手順!用途でスプレーは使い分けを
サフェーサーは、平らな下地を作る
手順としては一般的と言いますか、とりあえず大きな問題はないと思いますよ。
>ブログ等を見ているとサフェーサーを使っていなかったり、サフェーサーはいろいろな理由で使いますが、一番は細かい傷を埋めて平らな下地を作るためのものです。
ヤスリをしっかりかけて傷がなければ必要ないですし、あるいはわざと荒れた表面にする意図があるかも知れません。
臨機応変に対処
>塗装の後で再びヤスリ掛けをしている人もいて塗装してみたら、たとえば塗料が溜まっていたり、ホコリを取り込んでいたり、気温が高いとナシ地になったりと、ヤスリがけの理由はいくらでも想像できますよ。
>また脱脂はこれも実際の塗装対象がどんなものかに寄ります。
油まみれのものであれば、強力に脱脂する必要があるでしょうし、そうでなければ必要ないかも知れません。
今の情報だけだと必要ない場合でも邪魔にはならないでしょうから、とりあえずスプレーでも液体でも使用してみればよいのではとしかかけないですよ。
- サフェーサーは、細かい傷をなくして平らな下地を作るために使う
- ヤスリ掛けをきちんとしていれば不要
- 塗装後のヤスリは、塗った後のフォローで使っている
- 脱脂は、必要に応じて行えばよい
塗りたいものは人それぞれ。誰かがうまくいった方法でも、自分のものは上手くいくとは限りません。知識をたくさん持っていれば、どのようになっても対処できますね。塗る前の下調べが重要です。
塗装する方法は?プラスチックに安物缶スプレーでも綺麗に塗装できる?
相性を考えて
塗料にも相性があります。
ラッカーの上にエナメルはのります、でもエナメルの上にラッカーはのりません。
ラッカーやエナメルの上にウレタンを塗る場合は少しでも溶剤の匂いがあるうちは塗ったらダメです。
シンナーと反応して下地が割れたりちじんだりして今までの苦労がパーになります。
必ず数日は間隔をおきましょう!!PP等の樹脂に塗装する場合はラッカーでは無理です。
塗膜が固いラッカーでは柔らかいPP等の樹脂に塗ると乾燥後ちょっとしたバイクの振動で割れや剥がれが生じます。
割れや剥がれを防ぐ為には塗料がかみ合いやすくする為にペーパーできちんと下地を作りプライマーという密着性を高めるための塗料を下地に塗っておきましょう。
安い塗料で塗装するなら・・・
安く仕上げるための塗料選びです。
下地(白色等)はラッカー、色乗せもラッカーを使います。
数日乾燥させてエナメルクリアーを拭きます。ちょっと贅沢に・・・
下地はエナメル、色乗せエナメル、クリヤーエナメル。タンク等は・・・
下地、色はエナメルかラッカーで統一。
数日乾燥させてウレタンクリアー!最強にして長持ちさせたい場合は・・・
全部ウレタン!以上!しかし、カースプレー等のラッカー系が色が豊富です。
下地ラッカー、色ラッカー、数日乾燥後エナメルクリヤーがほとんどになると思いますね(汗
- 塗料には相性があるので注意
- ラッカー(下地)+ラッカー(カラー)+エナメルクリアー
- エナメル(下地)+エナメル(カラー)+クリヤーエナメル
- 長持ちさせたいときは、全てウレタンにするのがおすすめ
ホームセンターに行けば、すべて手に入るものですね。ただ、ホームセンターは種類が豊富にあります。行く前に目処をつけていかないと、迷ってしまうと思います。どのような感じにしたいのかを明確にして、下調べをしていくことが大切ですね。
注意点と手順を教えます!「プラスチック塗装」の基本
プラスチック塗装のまとめ01(使い方や注意点など)
プラスチック塗装となるわけですが、いきなりスプレー缶で塗ってしまうのではなく、まずは下地作りというものをしなければなりません。
これが塗装の一番のキモとなります。
プラスチックを見ると、光を反射しているはずです。
このままでは塗装が剥がれやすいので、紙やすりで削ってしまいましょう。
800番で全体を削り、次に1000番、1200番で仕上げると、綺麗にできます。
その後、一度洗うのですが、食器洗い用の洗剤を使うと、手の油も落とせて便利です。
十分に乾燥させるのですが、早くやりたいからと、ドライヤーの熱風を使うと変形するかもしれないので、日陰で風通しの良いところで乾かすのが、時間はかかりますが確実です。
プラスチック塗装のまとめ02(使い方や注意点など)
一般的に、スプレー缶での塗装は難しいとされています。
専用の機械も市販されていますが、正直安くはないので、購入するならよく考えることをお勧めします。
さて、塗装ですが、一度で仕上げようとすると、かなりの確率で失敗するので、大体3回から5回に分けて塗装するのが良いです。
1回目はムラになっても構いませんので、全体に満遍なくスプレーしていき、10分ほど乾燥させたら2回目、という風に繰り返していくと、垂れて汚くならずに塗れるはずです。
20から30センチほど離して、スプレー缶を一定のリズムで動かすのがコツで、後は乾けば完成となります。引用元-プラスチック塗装の方法・やり方・手順や使い方・流れなどについて | 色々なカテゴリの方法や利用・使い方など 方法ラボ
プラスチックを塗料で塗りたいときは、下地づくりが肝心
- 表面の光沢は紙やすりで取ること
- 乾燥にドライヤーは使わない
- スプレー缶は、3~5回に分けて塗装すること
やはり何事も土台が大切。一番の基礎となる下地づくりをしっかりと行っていきましょう。プラスチック製品はしみこまずに表面だけに付着するので、剥がれ落ちないようにヤスリ掛けは必須ですね。
材料とは?バイクを塗装したいときに必要なものとは
バイクにおすすめの塗料とは
アクリル(100円ショップなどでも置いている油性)
塗膜が弱いためバイクの塗装には向いていません。
ラッカー
一般販売店での取り扱いは多く、もっとも入手しやすい。
塗膜の強度は並。下塗りに使うのがベター。
(エナメルも存在するが種類は少ない。ラッカーよりも塗膜は強い)
ウレタン
塗料乾燥後も痩せにくく、艶がもっとも出やすい。
塗膜はもっとも強く、ガソリンに対しても強い。
ウレタンのスプレー塗料は「主剤」と「硬化剤」を任意のタイミングで混ぜて使用する「2液型」というのが主流で(セットになっています)これを混ぜると、
12時間以内(メーカーによって異なる)に使い切らなくてはいけないという制限がある。
耐熱塗料
エンジン本体、マフラーなど高温になる部分に使用できる塗料です。
- バイクの塗装には、ラッカー、ウレタン、耐熱塗料がおすすめ
- 強度は、耐熱塗料>ウレタン>ラッカー
- アクリルは向かない
バイクを塗装するとなると、失敗は許されません。慣れないうちは、プロの手に任せましょう。せっかくのカスタマイズした愛車も塗料が剥げてしまってひび割れを起こしたら元も子もありません。
メッキ仕上げにしたい!味気ないプラスチックにも高級感が
メッキ調塗装
カタログを物色していると
へぇ~、こんな物まであるんだ~!
なんて感心させられてしまう。
よく見るのは、内装小物などメッキパーツ類
ほとんどアルミ製やメタル製だと思うがなかなかの素晴らしいお値段にビックリさせられる(^^;)
でも、欲しい! 物欲はキリが無い
そこで、そう言えばと思い立った。
数年前に、模型用に手に入れた画期的なメッキ調塗料がある・・・
これを使わない手は無いなということで、早速試してみる事にした。
- アルミ製やメタル製は値段が張る
- メッキ調に塗装で仕上げることが可能
プラスチックは値段も手ごろで、軽いしお手入れも簡単です。しかし高級感はありませんよね。そんな時は、自分で塗装してしまえばいいんです。難しそうに感じますが、スプレーなので素人でもなんとかできますよ。