旦那さんの実家に帰省するときの、手土産選びって難しいですよね。
手土産選びのポイントや、金額の相場、のしの有無、実家での注意すべき立ち振る舞いまで調べてみました。
みんな初めは分からないことだらけ。旦那さんに助けを求めて、素敵なお嫁さんになってくださいね。
決め手はコレ!選ぶポイント|旦那の実家に渡すお土産探し
1.義理両親の好きなものを選ぶ
甘いものが嫌いなご両親にスイーツを買っていっても喜ばれませんよね。
また、甘いものでも、和菓子なのか洋菓子なのか、せんべいなのかクリーム系なのか。好みもいろいろです。せっかく食べてもらうのだから、少しでも喜んでもらえるものを選びましょう。
2.子供も一緒に食べられるものを
子供達も連れて帰省することも多いと思いますし、また、兄弟も子供を連れてくることもあるでしょう。
大人だけで楽しめるものより、子供達も一緒に食べれるものの方が、ご両親も喜んでくれる確率が高いです。
3.ご当地の名物を
自分の家の近くの名産品や、帰省先では手に入らないお菓子など、話題性もあると良いですね。ご当地名物であれば話のネタにもなり、来客用のお茶請けとしても人気があります。
4.お供えはお茶請けも兼ねて
特にお供するお土産は、お盆の来客などに出せるお菓子だと便利です。個包装になっている洋菓子や水羊羹は評判が良いです。
逆に、あまり日持ちもせず、お客様にも出せずに、両親二人で食べてくださいというものだと、迷惑になることもあるかも。
- 義両親の好きな物、もしくは子供に合わせる
- 自分が住んでいるところの名産品にすると話のネタにもなる
- 日持ちする個包装になっているものがおすすめ
最近は健康ブーム。甘いものを控えている場合もあります。うちの母は、歳を取ったら甘いものは胃もたれをするなどと言って食べません。事前に旦那さんに聞いておくと気の利いた手土産を持参できそうですね。
「金額の相場は?」「のしは必要?」旦那の実家へのお土産Q&A
金額の相場は
手土産代の場合、1,000円~3,000円が多いようです。
相手に気を遣わるほど大げさすぎず、丁寧に感じられる金額、と言ったところでしょうか。
自分の実家へ行く際に手ぶらで帰っていた人は、結婚したら夫からと言って手土産を持っていくようにしましょう。こうして夫の顔を立てると、両親も夫も喜びます。
熨斗(のし)は付けるべき?
のし紙を付ける時は、誰からか分かるように「外のし」にしましょう。
同じ苗字の人が多い場合はフルネームで書きます。表書きは「御供」が一般的です。
また水引は、関東では黒白の水引、関西では黄白の水引というように地域によって違います。
実家が遠方でわからない場合は、お姑さんに確認しておきましょう。
お供えを別で用意する必要は?
仏壇がある実家ならば、別に持っていく方が丁寧な印象になります。お金を用意するところもあるので、これも義母への確認が必要です。
お金を包む場合は、初盆(49日のご供養の後、初めてのお盆)の場合などは5,000円~10,000円、それ以外の場合は3,000円~5,000円が多いようです。
- 手土産の相場は1000円から3000円程度
- のし紙は外のしでつけ、表書きは「御供」が一般的
- 水引は地域によって違うので、お姑さんに聞いておく
- 仏壇がある実家は、御供を別で用意する
嫁いだ先によっては、慣習などが色濃く残っているところもあります。お姑さんや親せきの人に聞いておくとよいですね。はじめは分からないのが当たり前。はじめのうちにどんどん聞いておくと良いと思います。
困った、何がいいのか…旦那の実家が近い場合はお土産ってどうしてる?!
通販で有名店のお取り寄せ
夫の実家が近いと、近所で買える特産品はよく食べられていて、新鮮味がないようです。
うちの場合は、比較的近いので結婚当初、近所の洋菓子店でケーキや焼き菓子を持っていくと
「これ食べたことある、美味しいよね」とは言ってもらえましたが、
「どうせもらうなら、普段食べないものがいいのに・・・」と夫には話していたそうです。
そこで、それからは楽天やお菓子の有名店の通販でお取り寄せをするようにしました。
・とらやの羊羹
・マダムシンコのバームクーヘン
・東京ラスクのラスク
・ねんりん家のバームクーヘン
・福砂屋のカステラ
などのスィーツだったり
・岐阜の郷土料理で有名な「鶏(けい)ちゃん」
・福岡の明太子
・仙台の牛タン
・佐賀のみつせ鶏
・鹿児島の黒豚
など、自分たちも一緒に食べたりできるようなものを注文して、夫の実家に行くときに持っていきました。
自分たちも食べられて一石二鳥
その時は、
「美味しそうだったら一緒に食べてみたくて」
「この間テレビで話題になってたので」と、言って渡して、一緒に食べて「美味しい」と喜ばれたら母の日や父の日にも持っていきました。
このやり方になってからは、とても喜ばれるようになりました。
自分たちも色々な物を食べられるので一石二鳥です。
- 通販で有名店のものをお取り寄せして手土産にした
- 一緒に食べれるので持っていく側も嬉しい
これはいいですね。近所の物だと、ワンパターンになってしまいます。ネット通販だと時間がかかるので、生ものだとタイミングが難しそうですが、それさえクリアできれば贈る側も楽しめてよいですね。
挨拶は「部屋に入ってから」が常識!旦那の実家に訪問するなら気をつけたいマナー
■挨拶、部屋できちんと
帰省先に着いての挨拶は、部屋に上がってからきちんとしたい。
和室なら座布団をはずして正座で、洋間ならきちっと立って改まった挨拶をしよう。
話に行き詰ったら…
そのあと互いの近況に話が弾むが、それが尽きて会話に困った経験者も多いだろう。
清紫会の近藤さんは「夫の子どもの頃のことや、近所やその地域のことを聞くと義父母も話しやすい」とのこと。
情報を共有したいと思うと、家族感覚も増す。笑顔になれる会話がコツ。
それでも話が途絶えたら、「近所を散歩してきます」と外に出るとお互いほっとでき助かるのでいい。
- 挨拶はきちんと行う事
- 和室なら座布団を外す、洋間なら立って改まった挨拶をする
- 話が尽きたら、夫の子供の頃やその地域の事を聞いてみる
- それでも途絶えたら、近所に散歩に出る
なんだか堅苦しくて大変ですね。たまにしか会わないとなると、こうなるのもしょうがないのかもしれません。きっとまたしばらくは会えないので、少しの辛抱だと思い頑張りましょう。
ここがポイント…旦那の実家での振る舞い、チェックされていますよ!
家事はどこまで手伝うべき?
これも義実家のならわしによってかなり変わるところと言えますが、大きく分けると3パターンが考えられます。
・姑の仕切りに従って動く
・姑から一切の家事を丸投げされる
・姑から家事を手伝わないように言われる初めての義実家での年末年始の場合はなかなか空気を読み切れないことがあるとは思いますが、最初の年に取った行動はのちのちまで続けることになります。
また、この行動によって「姑」の「嫁」に対する印象も決定付けられる可能性が高くなります。 できれば事前に夫と相談できるとよいですね。
お風呂の順番について
古い家ですと「家長」は一番風呂と決まっているようです。
そして「お客様」も一番風呂。
もし、花嫁が「お客様」扱いであれば、「お先にどうぞ」と勧められることが多いでしょう。
勧められるままに「一番風呂」に入るか、遠慮してあとの順番まで待つかは、夫と相談しておいたほうがよいかもしれません。
いずれの順番であっても、お風呂のあとの掃除など、必要な後始末はきちんとするようにしましょう。
寝起きする時間帯について
一般的には、義実家の生活時間に合わせる方が、年末年始の数日間を円満に過ごすことができるといえるでしょう。
嫁は朝早くから家事をすべきという家ならば、早く起きて仕度をするほうが望まれますし、遅くまで家事をして翌朝の準備をするならわしならば、それを手伝うほうがよいでしょう。
一方、早ければいい!とあまり早起きしても、「いったい何をしているのか?」と怪しまれますし、遅くまで起きていても「いつまで起きているのだ」と思われます。
義両親よりも「少し早起き」して「少し遅く寝る」のが好感をもたれる可能性が高いようです。
- 最初の年に行ったスタンスが、後々も続く可能性が高い
- 1年目は嫁の印象が決まる時
- お風呂の順番は夫と相談しておくと良い
- 義両親に生活時間を合わせるべき
個人的な意見ですが、あまり1年目に頑張り過ぎて良い嫁の印象をつけすぎてしまうと、後から大変だと思います。私は出来ないことを正直に伝えてあるので、期待もされないしお義母さんも頑張り過ぎません。お互いに楽ですよ。