スーツにカビが生えてしまったら、家で洗濯することは可能なのでしょうか?
家で洗濯不可のスーツにカビが生えたときの対処法や、自宅でできるカビ対策、服にカビが生えたときの洗濯方法をご紹介します。
カビ対策の基本である湿気のない環境についても参考にしてみてくださいね。
家で洗濯は可能?スーツにカビが生えてしまったら・・
カビが生えてしまったら
目には見えないけどカビ臭い……
カビは生えてないけどニオイがする場合は、天日干しをすれば大抵のものは解消できます。自宅で洗えるものなら、漂白剤で浸け置きが◎久しぶりに礼服を着る予定があるなんていう場合は、前日のうちにチェックして干しておくのがおすすめです。
払い落とす時は必ず屋外で!
カビを見つけてしまったらとりあえず払い落としたくなってしまいますが、家の中では絶対しないように!必ず屋外でするようにしましょう。家の中で払ってしまうと、室内にカビが舞ってしまって他の衣服にまでカビが発生してしまいます。
カビが生えたら、クリーニング店に相談しよう
洗濯でカビは取れる?
服にカビが生えたらまず、洗濯したら大丈夫かな?と考える人が多いと思います。カビにもたくさん種類がありますが、白いカビはまだ新しいもので、落としやすいカビです。洗濯すればだいたいのものが取ることができます。しかし、スーツは丸洗いできないのでクリーニング屋さんに相談することをおすすめします。
- スーツがかび臭い場合、自宅で洗えるタイプなら漂白剤に漬け込む
- 久しぶりに出す礼服やスーツなどは、前日に状態を確認して干しておくと◎
- カビは室内で落とさず、外に出て落とす
- 白カビは洗濯で落としやすいため、クリーニング店に相談してみて
大学の入学式のときに購入したスーツを、就職活動のために引っ張りだしたら、袖口にカビがついていたことがありました。新しいスーツを用意するのが難しかったためクリーニング店に持ち込んだら、時間はかかりましたがきれいになりました!
クリーニングに頼ろう!家で洗濯不可のスーツにカビが生えた!!
カビ取りのクリーニング方法
基本のクリーニング+シミ抜き
大手クリーニングチェーン店の「白洋舎」でカビ取りのクリーニングをする場合、シミ抜きの扱いになって処理されます。一般的なクリーニング店でも同じようにカビ取りというプランは無く、シミ抜きの方法を用いてカビの除去を行います。
この時発生する追加料金はカビの度合いによっても変わってきますが、シミ抜きとしては500円くらいから掛かるところが多いようです。
クリーニング店でのカビ取りは、白カビは容易に除去することが可能な場合が多いのですが、色素系のカビに関してはなかなか完璧に落とし切るという事が困難な場合が多いのが現状です。特に黒カビに関しては、うっすらと色が残ってしまったり、白っぽい衣類の場合は漂白しても元通りにならなかったり…という可能性があることも憶えておきましょう。
カビ取り加工の料金
専門のカビ取り加工
シミ抜きでカビを落とすのではなく、カビ取り加工を行っているクリーニング店があります。但しクリーニング店によっては行っている所と行っていない所がありますので、予め確認する事が必要となります。
カビ取り加工は通常のクリーニングやシミ取りと比較しても大変手間の掛かる作業となります。一着一着手作業で丁寧に行っていくので、料金もクリーニング料金の2倍ほどかかると思っていた方が良いでしょう。
引用元-衣類に付いたカビはクリーニングで落とせる?家では落とせなかった洋服のカビを取る方法!|WELQ 【ウェルク】
- 大手クリーニング店では、カビ取りのオプションはなく、しみ抜きと同じ扱いとなる
- 費用は500円程度だが、色素系のカビ(とくに黒カビ)は痕が残りやすい
- 専門のカビ取り加工を行っている業者もあるが、手間がかかる作業なので、費用が高い
しみ抜き扱いでカビ取りを依頼する場合、完全に落とすことが難しいケースもあるため、またすぐにカビが発生してしまう可能性があります。その後も着る機会があるなら、費用はかさみますが専門のカビ取り加工の依頼をおすすめします。
カビ対策とは?洗濯不可でも自宅で出来る方法
カビさせない為の自宅での保管方法
注意1:服同士の間隔に注意しましょう
ぎゅうぎゅうに服が入っていると、どうしても通気性が悪くなりカビが生えやすいです
理想を言えば、グーが入るぐらい間隔を開けた方がいいです。
注意2:クローゼットは締め切らない
常に開けておく必要はありませんが、すごく天気のいい日はチャンスです!
クローゼットを開け放って換気をしましょう。
注意3:クリーニングしたときついてくる袋は取りましょう
これも上の2点と同じ理由ですね。
要するに湿気はお洋服の天敵と言うことです!
次に、カビてしまったらどうするか?
服についたカビは家庭では取れません!クリーニング屋さんに相談しましょう。
※見た目に取れてもカビの根が残っていることがありますのでまた生えてきてしまいます
クリーニング屋さんにも得意不得意がありますが、スーツとかウール生地のカビは取れやすいです。
ドライクリーニングの溶剤で、カビ菌を死滅させるので
キレイさっぱりカビを消すことが出来ます。
※生地によってはカビが奥深くまで入り込んで難しい生地もあります
引用元-スーツがカビだらけに!自宅で出来る対策とクリーニングのカビ取り – 宅配クリーニングリナビスのブログ
- クローゼットに衣類は詰め込み過ぎず、定期的に換気を行う
- クリーニングから帰ってきたときについているビニールは外して保管する
- 衣類のカビは自宅で除去するんが難しいため、クリーニング店に相談する
クリーニング店から帰ってきたときについてくるビニールは、外していいものか悩む人も多いのではないでしょうか?私も昔はほこり除けのためにつけておいた方が良いと思っていたのですが、カビの原因となるので今は外しています。
カビが服に生えた!洗濯の方法を教えて
まずは白カビから…
そもそも白カビとは、文字通りの意味です。つまり、白っぽいカビの事で、比較的取り易いのが特徴です。ですので、本来であれば漂白剤を使わなくとも問題ありません。しかし、安全を求めるのであれば漂白剤で除菌しておいた方が良いので、使用をおすすめします。
1.直射日光に当たるように干す
さて、まず初めに行う事は、服を日干しします。日干しする理由としては紫外線に当てて殺菌する事もありますが、カビを殺す意味もあるのです。しかも、日干しするのとしないのではカビの取れ具合が変わって来るので、日干しは重要な事なのです。
ちなみに乾燥の時間は…
夏であれば一時間~二時間。
冬であれば二時間~四時間。上記を目安にして日干しをしてください。しかしこれは、地域によって変わって来るので、最終的な事は自己判断でお願いします。
2.歯ブラシでこする
乾燥が終わると、次は歯ブラシを使います。歯ブラシでカビの所を擦るのです。念のためにマスクはしておいた方が良いでしょう。ハウスダストアレルギーなどで気管支炎になる可能性がありますので…。
3.漂白剤をつけた布でこすって、洗濯する
次に漂白剤を使います。しかし、漂白剤をそのまま使う必要はありません。水と一緒に薄めてから、布に付けてください。そして、カビが生えていたところを布で擦ります。
満足いくまで擦ったのであれば、そのまま洗濯機に入れて選択開始です。そして、洗濯が終わったのであれば、もう一度日干しをして、カビの除去は終了です。以上が、服に生えた白カビの洗濯方法でした。
引用元-服に生えたカビはこの様に洗濯すれば大丈夫!
- 白カビは落としやすいため漂白剤を使わなくてもOKだが、使った方が安全
- 直射日光の当たる場所に衣類を干し、カビを殺す
- 歯ブラシや薄めた漂白剤をつけた布でこする
- 洗濯機で洗濯し、直射日光の当たる場所に干す
衣類のカビを見つけてしまったら、すぐに漂白剤に漬け込みたくなりますよね。しかしその前にしっかりと太陽の光を浴びせることが大切です。黒カビや色素系のカビは家庭で完全に落とすのは難しいので、専門家に相談しましょう。
環境をまず整えよう!カビが生えづらい湿気のない環境がカビ対策の基本
カビが発生しにくい環境を作る方法
カビは生えると、厄介なので、
基本は、カビが生えづらい環境にすること!対策には、大きく分けて、
下記の3つの方法が有効です。
- 換気をする
- 湿度を下げる
- 掃除をマメにする
この3つです!
正しい部屋の換気方法
1. 換気をする
これは、皆さんご存知だと思います、
が、
果たして、きちんと出来ているでしょうか??
特に、マンションの場合は機密性が高いので、更に注意する必要があるんです。
梅雨の時期といっても、
毎日雨が降るわけではありませんよね?そんな雨が降っていない日は、必ず窓を開けて換気します。
準備としては、まず、部屋中の換気効率を上げるには、家具や家電製品を壁から離し距離を作ります。
すると、部屋の隅々まで、空気が行き渡りますね^^
面倒な人は、初めから家具や家電製品を、あらかじめ壁から少し離して設置しておくと楽ですよ!
また、家中の部屋、押入れ、靴箱など、開けられる場所は徹底的に開けて、外の空気を家中に流し込みましょう^^
引用元-梅雨のカビ対策!基本を押さえて快適な環境づくり! | トレンドレビュー館
- カビが発生しにくい環境を維持するためには、換気・湿度・掃除に注意する
- マンションは特に気密性が高いため、換気を意識することが大切
- 雨の日以外は窓を開けて空気を入れ替える
- 家具・家電は壁からはなしクローゼットの扉など、開けられる扉はすべて開けると効果的
換気をすることは、カビ対策だけでなくハウスダストから身を守るためにも必要です。夏や冬など気候が厳しい季節は、空調のきいた快適な室内に外気をいれるのが嫌かもしれませんが、新しい空気に入れ替えるのは気分が良いものですよ。