鍋料理は、日本の冬の食卓に欠かせないメニューですよね。
おでんやすきやきといった定番ものから、水炊き、チゲ鍋、トマト鍋など種類も豊富。
でも、どうせ食べるなら、見た目も綺麗な方がいいですよね。具材の切り方や盛り方なども工夫してみましょう。
上手な盛り付け方を教えて!鍋の材料が美味しそうに見えるコツ
お鍋の作り方で困っていることがあります!
お鍋の盛り付けが上手くできません。
お鍋ってダシが1回沸騰してから具を入れていきますよね。
白菜とか色々な具がどんどん鍋内で広がっていって
全くお店で出てくるような見た目キレイなお鍋に仕上がりません。
キレイに盛るには?
どうやったらお店のお鍋みたいにまとまってキレイに盛れますか?
入れていく順番とかあるのでしょうか?
- 鍋を作っても、残念な見た目になる
- お店のようにキレイに見えるコツはある?
鍋は、手軽で野菜もたくさん摂れて、簡単で……と、メリットたくさんのメニューですが、気を付けないと、すべての具材がクタクタべちょべちょになってしまいます。見た目も食欲をそそる一つの要素ですから、ないがしろにはしたくないですね。
ちょっとした工夫で女子力をアップ!上手な鍋の盛り付け方・材料の切り方とは?
キーワードは「ボーダー」と「円」
お鍋を簡単できれいにみせる盛り付けのポイントは、ボーダーもしくは円を描くように具をおいていくことです。
まずは白菜の硬い芯の部分を底に敷き、その上白菜の残りの上部分やえのきなどの大きいものを奥から列になるように置いていきます。
飾り切りしたにんじんやしいたけは、最後に散らばせたり、色合いが足りない場所におけばOK。
白菜やネギなど色が被るものは反対側に置いたり、エビやにんじんなどの濃い色は真ん中において引き締めるのもお鍋の盛り付けをきれいにみせるには効果的です!
飾り切りも意外と簡単
定番の飾り切りは一見難しそうですが意外と簡単なので、是非チャレンジしてみてくださいね。
なかなかできない場合は、型で抜くだけでもOKです。クリスマスシーズン中は星型で飾り切りもおすすめですよ♪
しいたけの飾り切りもとっても簡単です。
引用元-お鍋をきれいに盛り付けるコツ! 鍋パで使える女子力テク【イラスト】 – LAURIER PRESS(ローリエプレス)
- 具の置き方は、ボーダーまたは円を描くように
- 白菜の芯を底に、大きいものから列にして置く
- 彩りを考えて配置する
- 飾り切りは型抜きでもOK
食欲をそそるポイントの一つとして「見た目」もあります。鍋の場合は、茶色っぽく、具材もクタクタになりがちなので、工夫は必要になりますね。ちょっと手間をかけるだけでも随分と違ってくるものです。
鍋の材料をバランスよく盛り付ける方法は!?見栄え良くするにはココがポイント!
「直盛り」
直にお鍋に盛り付ける方法です。
お野菜もお肉もギュウギュウなくらいにしっかり詰め込み、上からお出汁を回しかけて、フタをして煮込めば完成するので簡単です。
このときの私ならではのポイントは、1点1か所盛りにしないこと! 1つの具材につき、3か所以上に散らばします。
コツは、中央のみ、1つの具材を高めに盛り付けると、バランス良く盛りつけられます。
「籠盛り」
直盛りではなく、籠や蒸籠に盛り付ける方法です。
お野菜もお肉も、籠や蒸籠、食器に盛り付けて、お鍋にはお出汁を煮立たせて。
この場合は彩りに気を付けて、コンパクトに1人前ずつ盛ると美盛りに。余分な具材は大皿などに盛り付けてもいいですね。
すべての具材を1人前ずつ並べることで、食卓もにぎやかになりますよ!
- 鍋に具材を詰め込む「直盛り」の際は、同じ具材を1か所に固めない
- 1人分ずつ材料をかごに盛ると華やかになる
具材、特に野菜から水分が出て小さくなるので、ぎゅうぎゅう詰めにしても、食べごろになる頃には、取りやすく、しかも型崩れしないくらいの状態に保てているということでしょうか。大勢で囲むのなら、具材が散らばっているのは一石二鳥でしょう。
美味しい「寄せ鍋」や「水炊き鍋」を作るコツ!鍋で季節の味覚を楽しもう!
寄せ鍋
この鍋は雑然さが持ち味になっており『何でも鍋』状態になっています。基本は出汁に薄味をつけて陸海の材料を煮てスープの味で食べる鍋。
味噌味もありますし広義に考えればちり系以外の鍋は全て寄せ鍋の範疇になってしまうでしょう。
地方色が濃いうえに材料に決まりもありませんで、この鍋に言及するのは難しいのですが、材料が雑駁とはいえ「えぐみのある食材」は使わない事です。
加熱でアクが出る材料ですね。魚介のアクは同時に「旨味/出汁」でもあるのですが、野菜類で一般的にアクが強いとされるものは避けたほうがよいでしょう。
スープの調和を乱してしまうし、何より雑炊がだいなしになります。つまりお鍋は雑炊を美味しく食べる事を念頭に作ればよいのです。
基本の味付けは『出汁・薄口醤油・味醂・酒・塩』
水炊き
水炊きは福岡の郷土料理で、鶏を水から煮て食べる鍋です。
原型は中国の火鍋子で、それが長崎に伝わり、博多で日本独自の料理になったと考えられてます。
鶏の出汁で野菜などを絡めて食べるわけですが、これも全国に広まるとともに作り方も大幅に地方色などが出て差異が広がっています。
市販されてる鶏のほとんどはブロイラー
「あぶり焼き」(ブロイル)の名前通り、本来は味をつけて焼く事を目的に創られた鶏でして、鍋にするにはコクが足りません。
それで地鶏なんですが、日本には元々野生の地鶏は存在しません。
銘柄地鶏は在来種を様々にかけ合わせたものです。しかしやはりブロイラーとはコクが違います。
水炊きを美味しく作るには?
元々は鶏の味だけで食べる鍋物ですけど今は味をつけるのが普通です。
地鶏はスープを活かしたいので、水から時間をかけて煮ていきます。
生のまま肉を入れますので、アクを徹底してすくい取ります。
博多風のコッテリにしたければ、ガラを強火で沸騰させながら白濁したスープを作っておくとよいでしょう。透明なスープは弱火から中火で作ります。
肉が簡単にほぐれるくらいの柔らかさになったら、一度取り出します。ここで鶏肉を冷水で洗っておくとスープが濁りません。
出来たスープに好みで一番二番出汁を加え、薄口醤油、味醂、酒、塩で味を調えます。
物足りないくらいの薄味にした方がよいです。
もし良い地鶏でしたら出汁を加えるのを止めて塩味だけで整えても美味しいです。
引用元-鍋物を美味しく作るコツ
- 寄せ鍋にアクの強い野菜はNG
- 水炊きに使う鶏は地鶏が良い
- 水炊きを作るときのコツ
スープは、おいしくできないと全部が台無しです。一から自分で準備するのは難しいでしょう。最近は、レトルトやフリーズドライの、しかもいろんな味のものが出ていますから、まずはそれを試してみてはいかがでしょう?
鍋に食材を入れるタイミングについて!肉や豆腐の順番は…?
1. お肉は 沸騰してから入れる!
お肉は、しっかり火を通した方がいいから先に入れるんじゃないの?
と思うかもしれませんが、沸騰してから入れるのがオススメ!その理由は、
CHECK!
1.お肉を初めから入れると、鍋底にくっ付きやすくなる
2.お鍋の中での滞在時間が長くなると、お肉が固くなってしまうから。
ある程度、具材がすでに入っている状態で、お肉を鍋の中で泳がせるようにしながら火を通していくと、鍋底にくっつきにくくなります。
底にへばりついたお肉を、お箸で無理やり剥がしてバラバラになったり、鍋底に沈んだお肉を見つけた時には、カチンカチンに固くなってた(T_T)
なんて悲しいことも、なくなります。
お肉がお鍋の表面近くにあることで、火の通りも確かめやすいし、ベストタイミングでいただくことが出来るというわけです。
途中でお肉を足す場合も、必ずだしを煮立たせてから入れるのが、ポイントですよ!
2. 豆腐は 木綿か絹かで 入れるタイミングが違う!
具材を入れる順番では、絹豆腐として紹介しましたが、家族は木綿豆腐の方が好き!って場合もありますよね。
絹豆腐は、崩れやすいのと、やわらかい食感が醍醐味なので、火を軽く通す程度でいただくのが美味しいです。
その反面、木綿豆腐は、だしの味をしみこませた方が、断然美味しい!
なので、白菜の芯部分などと一緒に、一番最初にお鍋に入れるのがオススメです。
CHECK!
・木綿豆腐 → 最初に入れる
・絹豆腐 → 食べる直前
- 肉は沸騰してから入れる
- 木綿豆腐と絹ごし豆腐では、入れるタイミングが違う
食材によって、特性はさまざま。栄養も食感も最高の状態で食したいものです。レシピ本、WEBサイトの他、最近はバラエティ番組でも調理のコツを教えてくれるものがあります。知ってるようで知らなかったこと、結構多いものです。