手作りマヨネーズの保存でき感は、どのくらいなのでしょうか?
手作りマヨネーズの保存期間の目安や、食中毒の危険性、市販のマヨネーズとの違いについてわかりやすくまとめました。
市販のマヨネーズの高い防腐効果についても、是非参考にしてみてくださいね。
Q 保存期間はどのくらい?マヨネーズを手作りしたけれど…
手作りマヨネーズの保存期間は?
手作りマヨネーズってどれくらいもちますか?
家でマヨネーズを作るとします。
子供に食べさせても問題ない期間が知りたい
煮沸消毒した蓋付き瓶に入れて冷蔵庫で保存すればどれくらいもちますか?
子供が食べても大丈夫な期間はどれくらいでしょう?
- 手作りマヨネーズの保存期間は?
- 子供に食べさせても問題ない期間が知りたい
マヨネーズを手作りしている人も少なくありませんが、賞味期限はどのくらいなのか気になってしまいますよね。特に小さな子どもがいる家庭は、食べ物に対して心配が大きくなってしまうものではないでしょうか?
A 保存期間は1週間!手作りマヨネーズの場合
手作りマヨネーズは、1週間以内に食べきろう
まあ、一週間でしょうね。
マヨネーズは卵黄・サラダ油・お酢を混ぜて作りますが分子構造で説明するとサラダ油を卵黄が包み込みカプセル状となってお酢の中に浮いている、という構造だそうです。
その為、腐りにくく、保存がきき易いソースです。
市販のマヨネーズも防腐剤を使わずに製造されているくらいです、
しかし、家庭用ということであれば防腐を防ぐ役割のお酢の量が少なくなったりするケースもあるでしょうし(味の好み等の問題)
やはり、出来るだけ短い期間で食べきる様に努力するにこした事はないのでしょうね。
手作りマヨネーズは傷みやすい
マヨネーズのメーカーの力は如何に均等に素早く撹拌するかというのがあります。
大手のマヨネーズほど長持ちする検査結果が出た事もありますから、あながち嘘でもないでしょう。
家庭のマヨネーズにはどうしてもムラがあります。
3日の間に食べる量を少量づつ作る方が良いですよ。
- マヨネーズは長期保存できるソースだが、手作りマヨネーズは傷みやすいので注意して
- 手作りマヨネーズの保存期間の目安は1週間だが、3日にいないに食べきるほうが◎
マヨネーズは卵を使って作るので日持ちしないイメージがありましたが、工場などで作っているものは油と酢の作用で長持ちするのですね。しかし自宅で作る場合は工場やお店のようにはいかないため、気をつけましょう。
保存期間の目安について|手作りマヨネーズは長持ちせず、劣化が激しい!
手作りマヨネーズは、ドアポケットでの保存がオススメ
手作りマヨネーズの保存は、冷蔵庫での保存となります。
やはり冷却口付近ではなくドアポケットあたりが良いでしょう。
手作りマヨネーズは劣化しやすいため、すぐに使い切る
手作りマヨネーズで、注意しなければいけないのは、市販のマヨネーズと違って、長持ちしないということです。
これは、手作りで行うと、酢の量が少なかったり、油が少なかったりといったように、成分の量が変わることによって殺菌作用が減少する可能性があるのと、市販のものと違い、うまく乳化できないため、分離しやすいという点があるからです。
手作りマヨネーズは、劣化が激しいのでできるだけ早めに使い切るようにしましょう。
保存期間(賞味期限)の目安は?
手作りマヨネーズの賞味期限は、1日~1週間以内
- 手作りマヨネーズは、ドアポケットでの保存がオススメ
- 手作りマヨネーズは劣化しやすいため、1日~1週間以内に使い切る
保存の面では、市販のマヨネーズと手作りマヨネーズは別物だと考えた方が良いでしょう。マヨネーズを手作りするときは、できるだけその日のうちに使い切れる分量だけ作った方が安心かもしれません。
食中毒が多い!?手作りマヨネーズは正しく保存しましょう
マヨネーズで食中毒になるケースも少なくない
自家製マヨネーズでの食中毒、多いんですよ。
一般論で言うと、マヨネーズは強い酸ですので腐敗したり、食中毒菌が増殖することはありません。
いえ、むしろ、時間の経過と共に菌は死活化するのです。
マヨネーズの殺菌には、常温保存が欠かせない
自家製マヨネーズ、作ってすぐに冷蔵保存してませんか?
これは大きな誤りです。
製造直後のマヨネーズには加熱殺菌していなければ一定の菌が存在します。
この菌を死活化させるには温度がポイントなのです。
それは常温保存です。正しく作られたマヨネーズを常温保存すると数日以内に完全に菌は死活化します。
製造直後から冷蔵庫などで10℃以下で保存した場合、菌は長期間死活化しません。
作ってすぐに冷蔵庫、大きな誤りです。
スーパーの売り場でもマヨネーズは常温で置かれていますよね。それはこういう理由なのです。
手作りマヨネーズで食中毒が起こる理由
なぜ自家製マヨネーズで食中毒が発生するのでしょう?
答えは
「正しく殺菌していないから」
「PHコントロールが不十分」キチンとしたレストランや企業では必ずマヨネーズは加熱殺菌して菌を死活化し、菌が増殖しないPHで製造します。そ
れに対してほとんどの家庭では、殺菌工程を省く(知らない)ので菌が増殖するのです。
また、お酢の量が少ないと菌がドンドン増殖します。
キチンとしたレストランや企業では正しい加熱殺菌、PHコントロールをしていますから事故が起こらないのです。
- 手作りマヨネーズで食中毒になる可能性がある
- 常温で保存することで、マヨネーズの殺菌をすることができる
- 手作りマヨネーズでは殺菌・PHコントロールがきちんとできないため、食中毒になることがある
自宅では、工場やレストランなどのような高い品質と安全性のマヨネーズを作ることは難しいです。そのため手作りのマヨネーズは冷蔵庫で保存し、なるべくすぐに使い切った方が良いのですね。
違いについて|市販のマヨネーズと手作りマヨネーズ
分離したマヨネーズは処分して
マヨネーズが以外と日持ちのする食品であるのは、ご存じのとおりです。
ただ、冷蔵庫で冷しすぎたりすると、中身が分離してくる ことがあります。
こういう状態になると、美味しくありませんし、 急速に変質していきますので、もう食べるのはあきらめてください。
市販のマヨネーズをおいしく食べられる期間
市販のマヨネーズでは、真空ミキサーという機械を使って、酢と 油を混ぜ、安定したコロイド状態をつくっています。
製造直後は、 無菌状態ではありませんが、酢の殺菌力のため、だんだんと製品中 の細菌数は減っていきます。
味もだんだんと安定してくるため、製造後、常温で1ヶ月程度置 いたものが最も美味しいとされています。
その後、6~7ヶ月程度 は安定した状態が続きます。
手作りマヨネーズはサルモネラ感染の危険もある
ところが、手作りマヨネーズについては、そういうわけにはいき ません。
市販のものとは、コロイドの状態が違いますので、製造後、 菌数は増加の一途をたどります。
サルモネラ感染の問題で、調査し た結論は、手作りマヨネーズは極めて危険である、ということでし た。
卵は当然、生卵を使うわけですが、もし、その卵がサルモネラに 汚染されていた場合、手作りマヨネーズを作って、翌日まで保存し ておいたとしたら、感染症をおこす可能性が高い、ということです。
作り方の上手下手、などということもあるのでしょうが、手作り マヨネーズを作ったら、すぐに使い切るようにした方がよい、と思 います。
引用元-安心!?食べ物情報[マヨネーズ]
- 分離したマヨネーズは食べない方が良い
- 市販のマヨネーズが一番おいしく食べられるのは常温で1ヶ月置いた後
- 手作りマヨネーズは作ってからどんどん細菌が繁殖していく
- サルモネラ感染の危険もあるため、すぐに食べきろう
手作りマヨネーズにはサルモネラ感染の危険もあるとは、恐ろしいですよね。手作りマヨネーズに使う卵はなるべく新鮮なものを選び、すぐに食べきることで食中毒のリスクを減らしましょう。
高い防腐効果がある!市販のマヨネーズについて
手作りマヨネーズに防腐効果はない
マヨネーズは意外と簡単な材料で作れるので、手作りするという人もたくさんいます。
でも、手作りマヨネーズは市販のマヨネーズのような防腐効果はありませんので、早めに食べ切ってください。
手作りマヨネーズは「ナマモノ」として扱って
市販のマヨネーズが高い防腐効果を持つのは、卵の粒子をお酢や塩の粒子がしっかり包み込んでコーティングしているから。
手作りの場合は、市販のマヨネーズのように小さな粒子にすることはできないので、手作りマヨネーズはあまり日持ちはしません。
生卵を使っていますので、基本的には作ったその日に使い切るのがベスト。ナマモノと思って、早めに食べるようにしましょう。
- 手作りマヨネーズには防腐効果はないため、すぐに使い切るべき
- 手作りマヨネーズは「ナマモノ」と同じようなもの
市販のマヨネーズは開封前常温で保存できることから、手作りマヨネーズも常温で保存できるのではないかと考える人もいるかもしれません。しかし手作りマヨネーズは市販のものとは違うので、冷蔵庫で保存してすぐに食べてしまいましょう。