新生児の内は、寝る時にもがいたりうなったり、気になる行動が多いものですが、その原因の一つは、お腹にガスが溜まっているから。
母乳と一緒に空気を飲み込んでも自分でうまくげっぷできなかったり、腸の蠕動運動に驚いたり、とその行動には意味があります。
その対処法など、役立つ情報をまとめています。参考にしてください。
原因は?新生児がよく寝る時にもがく行動の意味とは
1ガスが溜まっている
新生児がうなる原因の一つに「ガスが溜まっていること」が考えられます。新生児や赤ちゃんの場合、消化器官が未発達です。そのため、消化不良でガスが溜まりやすいのです。ガスが溜まるとママでもお腹が張って苦しいですよね。赤ちゃんも同じ!苦しくてウンウンうなるのです。
ゲップやおならが出るとスッキリして、新生児のうなる回数は減ります。「おなかは張っていない?」「ゴロゴロしていないか?」と、日頃からチェックしてあげましょう。
2うんちを出そうとしている
新生児~3ヶ月頃までの赤ちゃんは、顔を真っ赤にしてうなることがよくあります。この姿は、うんちを出そうとする時によく見られます。ママとしては「便秘?」「切れ痔にならない?」と心配になりますが、出てくる便は水っぽい便で「あれ?」と思いますよね。
新生児がうんちのときにうなるのは、腹筋が発達していないため腸の蠕動運動がスムーズに行えなかったり、うんちをするという行為になれていなかったりの状況で、赤ちゃんが一生懸命がんばってうんちを出しているからなのです。
3お腹の蠕動運動が嫌い
新生児期の赤ちゃんは、まだ便意を感じるということがありません。おなかがグルグルとなるのも赤ちゃんの意思とは関係ないので、グルグルという蠕動運動にビックリしたり嫌がったりして、うなることや泣くこともあります。
授乳から1時間半後くらいから蠕動運動が始まりますが、そのタイミングになると不快に感じて、新生児がうなることが多いようです。
引用元-新生児がうなる10の原因と対処法/吐く/寝ない/病気 – マーミー
- 赤ちゃんは、消化器官が未発達でガスが溜まりやすい。
- 腹筋が発達していないので、ウンチを出すのに頑張っている。
- 自分のお腹の蠕動運動に、驚いたり嫌がったりする。
- 授乳から1時間半後くらいからうなることが多い。
赤ちゃんの行動は意味不明、と思うなかれ。というか、すべて結構明確な理由があるのですね。体の機能が発達途上にあるからこそ、驚いたり泣いたり頑張らなきゃいけなかったり。赤ちゃんも必死で生きていくのに頑張っているってこと。
よくあることなので大丈夫!新生児が寝る前にもがくのは普通です
眠い感覚が不快?
安心してくださいね。全く普通のことです。
赤ちゃん~幼児は眠るのがヘタなんです。
大人は眠くなったら目をつぶって静かにしていたら眠れますよね。
赤ちゃんや小さい子は、眠くてもうまく眠りに入る事ができないんです。
眠い…という感覚が不快らしいとも言われています。それでぐずぐず言ったり、じたばたもがいたり、大泣きしたり。
「寝かしつけ」ないと、自分では寝られないことは珍しい事ではないです。質問者さんの赤ちゃんはそれでも寝てくれるのだから、むしろ親孝行な方じゃないかな?
とにかく眠くなってぐずり始めたらずーっと抱っこして揺らし続けないと号泣する子や、首もすわってないのに縦抱きにしないとぐずりまくりの子や…、抱っこしても抱っこしても全然寝ないのでママが腱鞘炎になったり。
眠りにつきやすいパターンを探す
この「寝ぐずり」というのは、続く子は幼児になっても続きます。
眠いのにぐずぐずいってなかなか昼寝しないとか…、「眠ければ眠ればいいじゃないのー!」って大人は言いたくなりますが。
ともかく全然心配することではないので、抱っこするなり、その子の眠りにつきやすいパターンを見つけてあげられるといいですね、これがなかなか難しいのですが。
引用元-寝始めのもがき – 赤ちゃん 解決済 | 教えて!goo
- 赤ちゃんは寝ることがヘタで、眠い感覚が不快らしい。
- 赤ちゃんは自分では眠れないことが珍しくない。
- 寝ぐずりは、幼児になっても続く子もいる。
- その子の眠りにつきやすいパターンを見つけてあげる。
なるほど!眠いという感覚が不快、というのは初耳でした。何しろ、自分は赤ん坊の頃からよく寝る子だったとずっと言われていましたので。でも、寝ることも生きるために習得すべき技の一つとは、とても興味深い話です。
原因のひとつとしてげっぷが!新生児が寝る時にもがく時は
空気も一緒に飲んでいる
赤ちゃんが、よくうなったり気張ったりして、お母さん達はよく心配になるようです。
よくうなる赤ちゃんは、大体がお腹が張っていて、空気でお腹がいっぱい。
おならがよく出る子が多いです。何故でしょう??
大きな原因は、げっぷが出ない事。
赤ちゃん自身が下手で、うまくげっぷが出来ない。
小さく生まれた赤ちゃんも、お腹が張りやすい子が多い。
勢いよく母乳が出すぎて、口の中がすぐ一杯になり、仕方なしに空気を飲まざるを得ない場合もあります。
母乳だからげっぷをさせなくてもいい、と教えられる場合もあるようです。
げっぷが出ないと苦しい
いずれにせよ、赤ちゃんはしっかりげっぷが出ないとお腹が苦しいので、グズグズ言う事が多く、グズグズ言うので、お腹がすいたのかと思ってまた授乳する。
さらにお腹が張ってまた苦しくなる。
そんなパターンが多いようです。授乳後、1時間~1時間半位でグズり始める時は、大体お飲み込んだ空気が腸でゴロゴロし始めて気持ち悪がっていることが多く、そのせいで赤ちゃんがグズグズ言います。
腸は周期的に動くので、腸の動きに合わせて赤ちゃんも周期的にうなります。
最終的におならという形でお腹のガスが出て行くと、スッキリ。
常にお腹は空気で一杯
でも、授乳回数が多いと空気を飲む回数も増えるので、結局常にお腹は空気で一杯。
苦しい赤ちゃんが多いのです。おならで出ている空気は、本来ならげっぷで出て行くべき空気です。
おならが多いのは、げっぷがしっかり出ていないせいです。
引用元-よくうなる赤ちゃん | 助産師 かずの子育て広場
- 赤ちゃんがもがく最大の原因は、げっぷが出ないこと。
- 母乳を飲むときに空気も一緒に飲んでしまう。
- げっぷやおならが出るとスッキリする。
- 授乳回数が増えれば空気も溜まり、おならも増える。
授乳のたびにげっぷをちゃんと出させること、というのはよく聞く話。余分な空気でお腹がいっぱい、というのは想像しただけで苦しいですね。自分でげっぷが上手にできるようになるまで、うまくガス抜きを手伝ってあげましょう。
対処法が知りたい!もがく・うなる時にしてあげられることは
お腹が張るのが原因
赤ちゃんのいきみやうなりはお腹が張るのが原因です。
実は何もしなくても生後3~4ヶ月ごろから自然とよくなるものですが、苦しそうにうなる姿を見ると放っておくことも出来ないのが親心ですよね。
赤ちゃんのいきみ・うなりの対策方法についていくつかご紹介します。
げっぷをさせる
授乳後にげっぷをしても、全部出しきれていない場合があります。意外と今頃!?っていうときにげっぷを出せずに泣いて起きる場合もあります。
うなっているときはちょっとげっぷが出るか試してみましょう。縦に抱っこして背中をトントンとしてあげると空気が上がってくるのでげっぷが出ます。
お腹のマッサージをする
満腹時を避け、お腹のおへそ周りを「の」の字を書くようにマッサージします。お腹に少し圧がかかる程度にゆっくりマッサージしてあげましょう。そうすることで腸が刺激され便やガスが外に出るようになります。
引用元-赤ちゃんが突然うなる・いきむ!?赤ちゃんのうなり・いきみの原因と対処法は? 【ママリ】
- 赤ちゃんのいきみやうなりは、おなかの張りが原因。
- げっぷをさせるには、縦に抱っこして背中をトントン。
- 満腹時以外の時に、おへその周りをのの字でマッサージ。
授乳後にげっぷをさせても残るケースってありますよね。でも、寝てからガスが上がってきて苦しくて起きる、なんてこともあるんですね。驚きです。ちょっと手助けがあればスッキリできるんだから、ヘルプしてあげましょう。
オススメ!「ガス抜き体操」でお腹がスッキリ!
「ガス抜き体操」をしましょう!
ウエストをひねるとガスが出やすくなる
あまり苦しそうでお腹が張っているときは「ガス抜き体操」をやってあげましょう。具体的には、以下のように行います。・足をクルクル回す
・ウエストをひねる
・腹ばいにして背中や腰をさする
(起きている時に、固めのマットレスの上で)
引用元-いつまで続く?新生児のいきみ・うなりの原因と対処法 【新生児育児】 All About
お腹を時計周りにマッサージしたり、お腹を温めたタオルで温湿布して 腸の動きを活発にしてあげるとよいでしょう。ベビーマッサージはとてもよい効果があるので、試してみてください。
うなりやきばりは、いつまで続くのか?
突然のことなので心配に思う方もいると思いますが、赤ちゃんはまだ自分の意志で寝返りをしたり、身体を動かしたりすることもできないので、いきむことにより腹圧をかけ、自分の思うように動いたりしているのです。いきみが頻繁になると、臍ヘルニア(でべそ)になりやすい赤ちゃんもいます。
一般的に、自分で寝返りをうてるようになる生後4~6ヶ月になると、ガスも出やすくなるので、きばったり、うなったりするする事は少なくなっていきます。
引用元-いつまで続く?新生児のいきみ・うなりの原因と対処法 【新生児育児】 All About
- 足を回したりなど、ガス抜き体操がおすすめ。
- お腹のマッサージや温めたタオルで温湿布すると良い。
- いきみが頻繁になると、でべそになりやすい子もいる。
- 生後4~6ヶ月になるとうなりなどは少なくなっていく。
ベビーマッサージは気持ちよさそう。お腹を温めるのもいいのですね。しかも、上手に腸を動かすことが大事なのは、大人になってからも同じですし。大人になってからも、できるだけ身体機能を活発に働かせたいものです。