冬は空気が乾燥して、お肌の水分も奪ってしまいます。放っておくと肌荒れの原因に。
しかし、カサカサ肌は、乾燥した空気だけが原因ではありません。ホルモンバランスやストレスが原因になっていることもあります。
さまざまな原因や対処法をご紹介します。
冬になると急に変化する肌の調子!乾燥した肌の状態とは!?
季節の変わり目は要注意
急激な気温や湿度の変化を始め、環境の変化やストレスなどが重なる季節の変わり目は、肌にトラブルが出がちです。かゆみがでたり、赤みが出たりするだけでなく、カサカサして乾燥がひどい、化粧水がしみるなども肌が敏感になっている証拠! 肌が敏感になっているときは、ワセリンやクリームなどのみでケアし、様子を見るようにしましょう。
肌が敏感になるってどういう状態?
冬の間、なかなか乾燥が治まらず、そのまま放っておくと、肌はだんだんと敏感になっていきます。なぜかというと、肌が乾燥しているということは、肌内の水分が蒸発するのを防いでいる肌表面のバリア機能が低下している状態です。そのまま、適切なケアができずに日にちが経ってしまうと、どんどん肌内の水分が蒸発して乾燥が進んでいくだけでなく、外的刺激も肌内に侵入してきてしまいます。すると、肌は刺激に反応し、敏感な状態に傾いてしまうのです。
こうなってしまうと、化粧水がしみたり、赤みが出たり、かゆみが出たりします。もし、いつも使っている化粧品が合わない気がするなどのちょっとした変化が起こっていたら、それは肌が敏感になっているサインかもしれません。
注意してよく肌を観察してみてくださいね。
肌だけが反応する「肌花粉」
そのほか、この季節ならではの症状があります。“肌花粉”というのがあり、いわゆるくしゃみや鼻水、目のかゆみといった症状がまったくない人でも、花粉に反応して肌があれる人がいるそうです。いずれにせよ、気づけるのは自分だけですから、肌に変化がないか、季節の変わり目は特に注意しておきましょう。
引用元-季節の変わり目、肌が突然敏感になったときの対処法 【連載:クチコミ美容法、ウワサの真相 Vol.6】 – Woman type 【ウーマンタイプ】
- 季節の変わり目は肌トラブルが出やすい
- 冬、乾燥が進むと、肌はより過敏になる
- 肌だけが花粉に反応する花粉症もある
体質は、成長につれて変わることは珍しくありません。しかし、必要な栄養をしっかり取っておくと、トラブルを未然に防ぐ強さを保てる可能性はあります。アレルギーは生活習慣病とも言われています。土台となる体調管理、地味ですがとても大切なことです。
急に変わった原因は妊娠が影響!?乾燥肌になった理由
妊娠がきっかけで乾燥肌に
私は今まで全く肌トラブルに悩んだ事は無かったのですが、妊娠中から急に乾燥肌に悩まされる様になりました。顔から背中、足、大きくなるお腹まで全身が乾燥した様な肌の質感に変化し強い痒みに悩まされました。
皮膚科を受診すると、妊娠によるホルモンバランスの変化が原因では無いかと診断され保湿ローションと保湿クリームを処方されたので、お風呂上がりにたっぷりと使用していましたが、直ぐに肌が乾燥し余り効果は感じられませんでした。
「馬油」で症状改善!
すると母が乾燥肌にはこれが一番だと瓶に入った馬油を手渡されました。始めは半信半疑でしたが肌がみるみるうちに潤い馬油を塗ったその日から強い痒みに悩まされる事は無くなりました。
そして更に粉を吹いていた肌が元通りになり乾燥肌による肌荒れが完治しました。
余りに急に効果が現れたので馬油の効果にびっくりしました。そして妊娠線の予防にも役立つと母から聞いていたので出産まで毎日お腹を馬油でマッサージしていると産後は見事に一本の妊娠線も現れる事はありませんでした。
引用元-急に悪化する乾燥肌対策とは Doctors Me(ドクターズミー体験談)
- 妊娠をきっかけに、乾燥肌に変わった
- 病院から処方されたクリームなどは効果なし
- 馬油で肌あれが改善し、妊娠線も出なかった
最先端の技術には、もちろん優れたものは多いでしょう。目新しさもあり、そちらばかりに注目しがちですが、自然由来で長く愛用されている物は、相応の効能があってのこと。最新の科学で隠れた効能が発見されることも。人の体に優しいというのも大きなメリットですね。
急な変化は「内臓疾患」が原因の可能性も!?注意したい肌の乾燥!
甲状線機能低下症(こうじょうせんきのうていかしょう)
◆原因
甲状腺ホルモンの分泌量が、
低下して起こる病気。◆症状
様々な症状が出る。・皮膚がカサカサになる
・基礎体温が低い
・口がうまくまわらない
・記憶力が低下する
・手足のシビレ
・むくみ他にも症状があるが、全身に現れるむくみ、ほほやまぶたが腫れる、といった、自覚しやすい症状に注意!
- 乾燥肌の原因の一つ、甲状腺機能低下症の特徴
肌の表面のバリア機能の低下であれば、保湿に気を配ることで症状は改善するかもしれませんが、長引くようであれば原因が体の中にあるのかもしれませんね。一つの症状だけでは判断が難しいので、日頃から、自分の体調の変化は気に留めておきたいものです。
症状の1つが肌の乾燥!【下垂体機能低下症】(かすいたいきのうていかしょう)
下垂体機能低下症について
◆原因
難病の一種。何らかの原因で、
下垂体前葉ホルモンの分泌が、
不十分になった状態。◆症状
身長が伸びなくなる。
筋肉や骨がもろくなる。
生理がこなくなる。などが、肌の乾燥以外でも見られる。
早めに専門的な検査を!
「皮膚は内臓の鏡」
と言われるぐらい、内臓の変化にともなって、
皮膚も何らかの変化をします。乾燥肌が症状として現れる病気は、その原因が様々にあります。
まずは、普通の乾燥肌の対策である、保湿や、コラーゲンを試しましょう。その上で、乾燥肌が収まらない場合は、それは、病気からきているかもしれません。
上記の症状に心当たりがあれば、早めに専門のお医者さんに診てもらいましょう。
もしかしたら、皮膚の異常が、体内の臓器異常を示しているかもしれませんよ。
引用元-その乾燥肌の原因は病気かも!?サインとなる症状は? | トレンド速報ニュース
- 下垂体機能低下症の特徴について
- 皮膚症状は体内トラブルの一つの現れ
十分に栄養を摂取し、体がそれを正常に分解し必要な臓器に届けてくれていれば、健康を保つことができるのでしょう。しかし供給される栄養が不十分だったり、体の一部でも正常な働きができなくなるとトラブル症状がでてきます。肌荒れや発疹などの皮膚症状もその一端です。
急な肌トラブルはホルモンの影響があるかも!?肌の乾燥が始まった理由
ホルモンバランスの乱れや低下のせい?
秋冬に肌が乾燥するのは、空気が乾燥するから?いえ、それは女性ホルモンの乱れ・低下が関係しているかもしれません。
年齢と共に減少する女性ホルモン。その影響で肌にはどんな変化が現れるのでしょうか?
思春期にさしかかると、女性ホルモンが徐々に増え、ピークの20~30代は体型も女性らしく肌にもふっくらうるおいがあります。それが30代後半から40代になると急激にハリがなくなって、たるみが出て、乾燥もしやすくなります。
これは表面だけの変化ですが、裏では女性ホルモンの影響で、コラーゲン繊維が急激に減ったり、水分蒸散量が増え、皮脂量も減ってきています。閉経するとコラーゲンは30%も減ると言われています。肌が変わった、と感じる裏では、女性ホルモンの減少が大きく影響しています。
今回は女性ホルモンの影響で現れる美容のトラブル、特にお肌の悩み、変化についてお話しします。
大人の肌乾燥は婦人科の領域!?
女性の美を司るホルモン、エストロゲンの低下により、肌の弾力性を保っているコラーゲンやエラスチンと呼ばれる繊維の量が急激に少なくなるため、皮膚が薄くなり、弾力性が低下。皮膚の潤いを保ち、皮膚や水分を補給する皮脂腺の働きも低下し、水分を保持するヒアルロン酸も少なくなります。
大人の乾燥肌は、皮膚科だけでなく、婦人科にも相談に行った方がいいかもしれませんね。
引用元-気になるあなたの肌悩み、女性ホルモンが原因かも!?【美ログ】 | スキンケア大学
- 女性ホルモンが肌に影響すること
- 大人の女性の場合、婦人科での相談も必要かも
たくさんの症例によって、症状と原因との因果関係が判明し、適切な治療が受けられることは、ありがたいことです。しかし、医学知識が無ければ、症状に初めて直面すると正直お手上げ状態。知ったかぶりはいけませんが、手掛かりになる情報が多いことはありがたいことです。
乾燥が急激に進んだ時は注意しよう!!ストレスは肌にとって悪影響!
ストレスが乾燥肌を引き起こす理由2つ
肌の生まれ変わりを邪魔するホルモンバランスの乱れを起こす
人はストレスを感じるとホルモンバランスの乱れが生じます。特に女性は生理があることから毎月大きな波でホルモンバランスが変異しています。
普段でさえ生理前後で肌の調子、潤い具合の変化を感じるのに、さらにストレスを感じると余計にホルモンバランスのサイクル周期が乱れ、肌細胞の生まれ変わりがおかしくなります。
肌細胞は28日周期で入れ替わるターンオーバーにより、古いものが剥がれた瞬間に新しい肌細胞が肌奥で誕生。そして徐々に肌表面に上がってくるという繰り返しで、常に新鮮で水分が多い肌を作っています。
しかしホルモンバランスの乱れはこのサイクルを狂わせるため、古い肌がなかなか剥がれ落ちずに硬い乾燥した肌になったり、逆に早く剥け落ちすぎて肌が弱く薄くなり、乾燥しやすい肌質になります。
肌の生まれ変わりはベストの周期があり美肌となりますが、ストレスによるホルモンバランスの乱れは、気づかない内にジワジワと水分のない肌へと向かわせてしまいます。
活性酸素が肌の老化の原因かも
ストレスは同じく体の細胞を酸化させる活性酸素を発生させます。
活性酸素は細胞を錆びさせ機能を阻害、停止させます。がん細胞はこの活性酸素が暴走した状態の細胞と言われています。
このように強力な活性酸素は、当然肌の細胞にも影響を与えます。肌には紫外線による一重項酸素という活性酸素のほうが直接的に影響しますが、ストレスによる内因的な活性酸素が肌細胞、特に表皮底の基底層に影響が及ぶと、肌細胞の生まれ変わりに影響が出るため、若くて元気な細胞が生まれてこないことになります。
内因的な活性酸素は特にどこに目立って作用するかは分かりませんが、人間の体の老化現象は活性酸素による作用のものです。
何をやっても乾燥肌症状が改善されない場合、体の中で活性酸素が肌細胞の生まれ変わりを邪魔していることも考えられます。
引用元-ストレスは隠れた乾燥肌の大きな原因
- ストレスはホルモンバランスを乱す原因
- ホルモンバランスが乱れると肌のターンオーバーにも影響あり
- 活性酸素が乾燥肌の原因になることもある
ストレスも活性酸素は悪者のイメージが強くなっているようですが、適量であれば役に立つものです。活性酸素は体内に入ったウィルスや細菌をやっつけてくれている取っても大切な物質なのですが、多すぎると病気の原因になるという、諸刃の剣なのです。