炊飯器を選ぶとき、あまりの種類の多さに驚いてしまうことでしょう。
炊飯器の種類は大きく分け、マイコン炊飯器、IH炊飯器、圧力IH炊飯器の3つです。
それぞれの炊飯器の特徴を調べてみました。メリットやデメリットを踏まえて、自分好みの1台を見つけて下さいね。
それぞれのメリットやデメリットとは?炊飯器のマイコン式・IH式を比較してみよう!
炊飯器の特徴を理解しよう
炊飯器にも、いろんな種類があるんですね!
今では有名なIH炊飯器の種類も、一つだけじゃないんです。
種類が違えば、お米の炊き上がりも違います。
どの炊飯器を使うとどんなご飯が炊き上がるのか、ちゃんと理解してから買わないと失敗してしまいそうです(>_<)
■マイコン炊飯器
◇メリット
・◎ご飯に合わせた炊き分けが可能◎。
・水加減が難しい炊き込みご飯も、簡単に作れる。
・面倒なおかゆを作るのも楽。
・値段が手頃(5.5合炊きだと5千円~1万円くらい)。
◇デメリット
・熱効率はIH炊飯器より劣る。
◇炊き上がり方
・ムラが生じる可能性もある。
◇こんな人におすすめ!
・価格重視。
・一人暮らしや単身赴任の方などにも。
■IH炊飯器
◇メリット
・熱の伝わり方が抜群。
・火力が強い分、ご飯がふっくら炊き上がる。
ふっくら炊き上がったご飯をお茶碗に盛るとき、幸せを感じるのは私だけじゃないはず。
そして、そのご飯をおいしそうに食べる旦那の姿を見るのは、さらなる喜びです(*^-^*)ゞ
◇デメリット
・マイコン炊飯器に比べると、若干値段が高い。(5.5合炊きだと1万円~10万円くらい)
◇炊き上がり方
・ふっくらしたご飯になる。
・◎炊き上がりにムラがない◎。
◇こんな人におすすめ!
・ふっくらしたご飯が好き。
・値段よりも炊き上がり重視。
- 炊飯器はそれぞれ個性がある
- マイコン炊飯器、IH炊飯器にはそれぞれメリットとデメリットがある
- 種類によって、炊き上がりが違う
うちの炊飯器はIH炊飯器。よく分からないまま購入してしまいました。ひたすら値段重視で買ってしまったのですが、本当に値段もピンからキリまであります。炊き上がりに差が出てくるので、しっかり調べてから購入すると良いですね。
圧力IH炊飯器のメリットとデメリットを見てみよう!主流は今やIH炊飯器に
■圧力IH炊飯器
最近ではIH炊飯器というと、『圧力IH炊飯器』が主流です。
◇メリット
・弾力があり、甘味が引き出されたご飯になる。
・◎機能メニューが豊富◎。(玄米炊きや高速炊飯など)
◇デメリット
・少々値段が高い。
(といっても、値段はピンからキリまで。中には、1万円台で買えるものもあります。)
◇炊き上がり方
・短時間でふんわりしたご飯ができる。
◇こんな人におすすめ!
・玄米を炊くことが多い。
・ご飯にはこだわりがある。
IH炊飯器でも価格は様々なので、お財布と相談して選ぶといいと思います。
- IH炊飯器では、圧力IH炊飯器が主流
- 弾力があり甘みが引き出されたご飯が炊ける
- こだわりがある人におすすめ
炊飯器を買おうとしたときに迷ったのが、このIH炊飯器と圧力IH炊飯器。値段がIH炊飯器よりもやや高めだったのを覚えています。圧力というだけあって、玄米などの硬いお米でも芯までしっかり熱が入るのですね。
どっちがいいの?IHと圧力IH、炊飯器を買う場合
炊き上がりに差がある?
炊飯器を買うならIH?圧力IH?
炊飯器を新しく購入しようと思い、パナソニックか三洋が良さそうかなと考えています。
IHと圧力IHの説明をみるとどっちもそれぞれ特徴があるようですが実際炊きあがりに差があるのでしょうか?
圧力IH炊飯器は水っぽい?
圧力IHはべちゃべちゃ水っぽくなるなどの意見も見るため少し心配です。
実際主人はやわらかめが好きですがわたしは固めが好みです。
間を取ったような炊きあがりが理想なんですが・・・。
- 炊飯器をIHか圧力IHのどちらにするか迷っている
- 炊き上がりにどう違いがあるのか
- 圧力IHは水っぽくなるとの意見が心配
わたしも炊飯器を買う時によく分かりませんでした。結果的に安いIH炊飯器にしてしまったのですが、実家の圧力IH炊飯器のご飯を食べた時のご飯のふっくらさにびっくり。やはり炊飯器で炊きあがりは違うんですよね。
回答は・・「どちらにも良い点がある」
圧力IHが柔らかめ、全面IHの方が固め
そもそもIH炊飯器を最初に開発したのがパナソニック。
全面IHという、底面と側面とふたにIHがついているのが特徴でした(ただし中堅クラス以上)。
パナソニックは、そのIH炊飯器の特許について、底面にIHを搭載する技術だけ、特許を捨てて公開しました。(業界の発展のためという経営者松下さんの方針だそうです。)
各メーカーは底面IHの炊飯器を作ろうとしましたが、火力は全面IHのパナソニックに勝てません。
そこで、これに対抗して最初に圧力IHを開発したのが三洋です。(だから圧力IHは三洋が強いのです。)
このような経緯から「圧力IH≒全面IH」
と考えて良いでしょう。
仕上がりの固さは、圧力IHの方が柔らかめ、全面IHの方が固めですが、水量の調節やコース選択でも調整できます。
炊飯器を買われた後、試行錯誤で調整しながら「家庭の味」をつくってください。
硬めが好みならIH
いわゆる硬めのご飯が好みならIHの方が良いと感じて、やわらかめのご飯が好きなら圧力IHの方を選んだ方がいいと言われます。(高価格の賢い炊飯器ならある程度調整は出来るけどね・・・)
IH式は比較的水分が少ない(硬め)ので、冷めても(冷凍ご飯解凍も同様)べちゃっとなりにくいというメリットがあります。お弁当に利用したり、多めに炊いて冷凍しておくという使い方をするならIHの方が良いと思います。
圧力IHは、比較的やわらかめが好みで、炊きたてしか食べない人はベストチョイスかな。(あとは、硬め・やわらかめは炊き分けの範囲内でよくて,味重視の人)
- 圧力IHと全面IHはほぼ同じ
- 仕上がりは、圧力IHが柔らかめ、全面IHが固め
- 水の量で調整できる
- 炊き立てを食べるなら圧力IH、凍らしたりお弁当にするのならIH
我が家はたくさん一度に炊いて、冷凍しておきます。値段でHGを選んでいましたが、結果的には良かったのですね。圧力IHの方が値段が高いので当然美味しいと思っていましたが、一概にそうとは言えないのかもしれません。
メリットを考えるとおすすめ炊飯器は圧力IH!?
圧力IHは、炊き加減が自由自在
炊飯方式は、電磁誘導によって内釜全体を発熱させて炊飯する「IH方式」が中心だ。
その中でも、内釜内に圧力をかけて炊飯する「圧力IH」が中心となっている。圧力IHに加えて、内釜内にスチームを噴出する「スチームIH」を組み合わせたモデルもある。
2014年現在は三菱電機とシャープを除く大手メーカー全社が圧力IH炊飯方式を採用している状況だ。
圧力IHのメリットは内釜内に圧力を加えることによって、100度を超える高温で炊飯できる点にある。
一般的な圧力IHは通常のIH方式に比べてふっくらもちもちと柔らかい炊きあがりになることが多いが、炊飯時の気圧をコントロールできる機種もある。
硬めから柔らかめまで、炊き加減に多くのバリエーションを実現できることが圧力IHの大きな魅力となっている。
圧力調整ができる機種も
例えば象印マホービンの「極め炊きシリーズ」の場合、「炊き分け圧力」機能を利用することで、しっかりした歯ごたえの「1気圧」から玄米でも柔らかく食べられる「1.3気圧」まで7段階の圧力調整が可能だ。
炊き分けが可能な圧力IH方式ならIH方式と同じような炊き加減もできるが、IH方式の炊飯器は、圧力IH方式のようなふっくらもちもちの炊き加減にすることは難しい。
味の幅が広がるという意味では、やはり圧力IH方式に分があるのは間違いないだろう。
- 圧力IHは、かためにも柔らかめにも調整できる
- 圧力調整が可能な機種もある
- 圧力IHは様々な好みに対応できる
圧力IHも進化を遂げているのですね。圧力の調整が出来るとは驚きの機能です。値段だけでは分からないので、それぞれの機種の特徴を調べてみる必要があります。自分に合った炊飯器を見つけられると良いですね。