スクワットをすると、足が太くなる理由は何なのでしょうか?
ストレッチ出足が太くなる原因や正しいスクワットのやり方、スクワットの消費カロリーと効果をご紹介します。
スクワットダイエットでの理想の回数も、是非参考にしてみてくださいね。
筋肉がつくから??太ももがスクワットで太くなる理由とは
スクワットって筋肉がついて脚が太くならないの?
スクワットは綺麗な脚線美・美尻作るためのとても重要な筋トレ運動です。
しかし、みなさんスクワットといえば、筋肉がついて脚が太くなるイメージがありませんか?
確かに、筋肉がつく分、少しは太くなります。
しかし、それよりも、いままでたるんでぷよぷよしていた太ももやふくらはぎが、筋肉により引き締められるので、筋肉がつく分よりも確実に細くなります。
スクワットにはダイエット効果はありません
スクワットは、ダイエットのための代表的な運動として、よく取り上げられますが、スクワットには体重の減少効果はありません。
スクワットは、無酸素運動で長時間行えないので、脂肪燃焼効果が低いからです。
体重の減少効果があるのは、スクワットのような筋トレ運動ではなく、有酸素運動です。
- スクワットをすると、美脚・美尻になれる
- 無酸素運動で短時間行うスクワット自体には、ダイエット効果はない
引き締まった体作りに効果的なスクワットですが、それ自体にダイエット効果があるわけではないので注意しましょう。しかしスクワットで下半身に筋肉をつけると、代謝が良くなるので有酸素運動の効果が高まりますよ。
原因を考えてみよう!スクワットをすると太ももが太くなる?なぜ太ももが太くなるの?
ストレッチで太股は細くなる?太くなる?
「太ももを細くするにはストレッチが効果的!」
なんていう事がよく言われますよね。
その一方で、
「ストレッチをしても脂肪は燃えず筋肉が付くのでその分太くなる!」
と言われることがありますよね。
ダイエットではこういった相反することが言われることは少なくありませんよね。
では、本当はどちらなのか検証していきます。
太ももが太くなる原因は?
スクワットで太ももを細くできるのか?を知るには、
まず太ももが太くなる原因を知る必要があります。
太ももが太い状態をここでは大きく2つに分けます。
太ももを含め全体的に脂肪がついている状態と、
全体的に太いわけではないのに太もも、ふくらはぎ、二の腕など部分的に太い状態の2つです。
体全体的に太い場合
体全体的に脂肪が付いていて太っている場合は、
消費エネルギーよりも摂取エネルギーのほうが上回っていることが原因で太ももが太くなっています。
消費エネルギーよりも摂取エネルギーが多くなれば、
余ったエネルギー源を脂肪に変えて体内にためます。
その脂肪をためる場所の一つが太ももだという事です。
ですから太ももが太くなるんです。
太ももなど部分的に太い場合
体全体的には太くないのに太もも、ふくらはぎ、二の腕など部分的に太い場合、
その部分の脂肪が燃えにくい状態になっていることが原因で太くなっています。
消費カロリーよりも摂取カロリーが多い状態で、
体内に脂肪をためる場合、
お腹周りなどを避けて太ももなどだけに脂肪をためる、
という事はあり得ないです。
脂肪が燃えにくくなる原因で一番大きいのが、
リンパの流れが悪くなっていることです。
リンパの流れが悪くなると、
老廃物を排出することができなくなります。
そうなると老廃物が邪魔で脂肪が燃えにくくなります。
脚は重力の影響でリンパの流れが悪くなりやすいです。
それで、
太もものリンパの流れが悪くなると、太ももの脂肪が燃えにくくなり脂肪がたまるので太ももが太くなってしまうのです。
- ストレッチで太股は太くなる?細くなる?
- 体全体に脂肪がついている場合、消費カロリーよりも摂取カロリーが多いことが原因
- 太股だけなど、部分的に太いならリンパの流れが悪いことが原因
太股の太さが気になる場合、まずはその原因が何なのか客観的にチェックすることが大切です。脂肪が全体についている場合は食事制限や有酸素運動で体全体の脂肪を落とし、部分的に太いならリンパマッサージで血行を良くしてあげましょう。
正しいスクワットをしよう!スクワットをすると太ももが太くなったと悩む人へ
スクワットは正しく行えば、筋肉で足が太くなることはない
スクワットの高い筋力アップ効果を知ると、逆に筋肉がつきすぎて太ももが太くなるのでは?との懸念が生まれるかもしれませんが、その心配はありません。
たしかに筋肉はつきますが、正しい方法で行えば脚が太くなることはないのです。
むしろ、引き締まることでムダなたるみがなくなり、細くなります。
また、脚全体にバランスの良い筋肉がつくので、実際より細く見えるようにもなります。
椅子を使った正しいスクワットのやり方
それでは、太もも痩せにつながる正しいスクワットの方法を見ていきましょう。ここでは、初心者向けの椅子を使った方法をご紹介します。
(1)椅子の背もたれ側と向かい合って立ちます。
(2)背もたれに両手を置き、脚を肩幅くらいに開きます。つま先は前を向かせましょう。
(3)背筋を伸ばし、上半身をまっすぐにしたままゆっくりとヒザを曲げていきます(椅子に座るようなイメージ)。
(4)お尻をつきだし、ヒザが爪先より前に出ないよう注意しながら、太ももが床と平行になるくらいまで腰を沈めます。
(5)ゆっくりとヒザを伸ばし、立ち上がります。
この動きを8~10回くり返しましょう。3セットを目安に行ってください。
スクワットをする時のポイントと注意点
ヒザがつま先より前に出ないように注意して行うと、太ももの裏側(ハムストリングス)が鍛えられます。逆に、つま先よりヒザが前に出ると、太ももの前面(大腿四頭筋)が刺激されます。
太もも痩せには、普段あまり使われない裏側の筋肉(ハムストリングス)を刺激した方が効果的なので、つま先よりヒザが前に出ないよう意識しましょう。
また、ヒザとつま先の方向は、必ず同じになるようにしてください。
違う方向を向いていると、ねじれが生じ、ヒザや腰を痛める原因となります。
週3回ほど、ウォーキングなどの有酸素運動と組み合わせて行えば、3週間後には目に見えて効果が現れ始めます。
まずは3週間を目標に続けてみましょう。
- スクワットは効果的な筋トレだが、やり方を間違えなければ太ももが太くなることはない
- 椅子を使った初心者向けのスクワットのやり方
- スクワットをする時のポイントと注意点
- スクワットは週3回、有酸素運動を一緒に行うと、3週間ほどで効果がでてくる
スクワットに挑戦するときは、まずは正しいやり方に慣れるようにしましょう。やり方が間違っていると効果が下がるだけでなく、大きな怪我につながってしまう可能性もあります。大きな鏡などで自分のスクワットをチェックしてみましょう。
どれくらい?太ももダイエットのためのスクワットの消費カロリーは?
スクワットの消費カロリーは、1回で約0.57キロカロリー
運動をするダイエットの方法で一番気になってしまうのがどのくらいカロリーを消費できているのかになります。
人気ダイエットの一つでもあるスクワットダイエットはどのくらい消費しているのかが気になります。
ではスクワットダイエットはどのくらいカロリーを消費しているのでしょうか。
スクワットダイエットは1回で多くても0.5kcal程度になっています。
スクワット100回したとしても数分程度のジョギングをしているぐらいにしかカロリー消費をしてくれません。
この数字だけを見ているとそこまで効果が無いダイエットなのではと考えてしまいます。
筋肉をつけると、引き締めった体を手に入れられる
しかしこのスクワットダイエットは目的自体が違っているため、カロリー消費が少なくても痩せてくれます。
まずスクワットダイエットの目的としているのが程よい筋肉をつけるようにするです。
脂肪燃焼もとても大事としていますが、筋肉がつくのとつかないのとでは体型が全く違います。
筋肉をつけるようにしてよりスタイルが良くするのが最大の目的ですので、そのためにも摂取するカロリーを抑えることが必要です。
- スクワットの消費カロリーは少ない
- 筋肉をつけることで、引き締まった体を手に入れることが可能
スクワットの消費カロリーの少なさに驚いた人も少なくないかもしれません。しかしダイエットは体重ではなく体型を整えることを目的に行っている人が多いもの。引き締まった体を手に入れる為に、スクワットは効果的ですよ。
理想の回数とは?太ももダイエットのためのスクワットは何回すればいい?
スクワットの回数は、1日に50回が目安
スクワットダイエットをする場合、どのくらいの回数すれば痩せてくれるかが一番知りたいところです。
回数が少なければそれだけ思っているようなダイエットが出来ませんので、適切としている回数を知るのが一番必要です。
ではスクワットダイエットはどのくらいの回数するのが一番適しているのでしょうか。
スクワットダイエットで1日に必要としている回数は、50回程度になっています。
いきなり50回もするのはキツイと感じてしまうのですが、休み休みでも良いですし、15回を3回程度するでも良いです。
1日かけて50回程度のスクワットをすることでダイエットが可能になってくれます。
50回以上スクワットをすると、足が太くなる可能性がある
これ以上の回数も余裕でできるという場合でも、50回程度しておくのがオススメです。
スクワットは筋肉をつける運動になりますので、すればするだけどうしても必要以上に筋肉がついてきてしまいます。
細い足を目指していたのに筋肉によって太くなってしまう場合もあるので、思っているようなダイエットが出来ません。
- ダイエットでスクワットをするなら、1日50回を目安に行うと◎
- 50回以上スクワットすると、筋肉が発達しすぎて足が太くなる可能性があるため注意して
スクワット50回は難しそうに感じますが、何回かに分けて行うと達成することは難しくありませんよ。脚が太くなりすぎないよう、スクワットのやりすぎに気をつけてくださいね。適度な回数を毎日継続することをおすすめします。