納豆1パック当たりに含まれている「亜鉛」の量は、いったいどのくらいなのでしょうか?
納豆の栄養価や亜鉛の効果、亜鉛が不足するデメリット、亜鉛を多く含む食品をご紹介します。
納豆の栄養を高める食べ方も、是非参考にしてみてくださいね。
Q、1パックで「亜鉛」はどれくらい?納豆に含まれる栄養の中に…
納豆にはどのくらい亜鉛が含まれている?
納豆の1パック栄養価を教えてください。特に、亜鉛は1パックでどれくらいとれますか??
- 納豆の栄養価が知りたい
- 納豆に亜鉛はどのくらい含まれている?
健康に良いといわれえる納豆ですが、その栄養価は意外と知らない人も多いのでしょうか?また美容・健康に効果があるといわれている亜鉛の含有量も気になりますよね。納豆には亜鉛が豊富だと聞きますが、どのくらい入っているのでしょうか?
A、「亜鉛」は納豆に含まれる栄養の中に…
納豆100gあたりの栄養価
エネルギー 200kcal
水分 59.5g
たんぱく質 16.5g
脂質 10.0g
炭水化物 12.1g
食物繊維 6.7g
カルシウム 90mg
リン 190mg
マグネシウム 100mg
カリウム 660mg
鉄 3.3mg
亜鉛 1.9mg
納豆100gあたりのビタミン
ビタミンE 9.9mg
ビタミンB2 0.56mg
ビタミンB6 0.24mg
ナイアシン 1.1mg
葉酸 120mg
パントテン酸 3.60mg
・・・100g中です。種類にもよるのですが1パック50g入りのものが多いです。この半分の量ですね。
- 納豆100gあたりの栄養価
- 納豆100gあたりのビタミン
- 納豆は1パック約50g
納豆にはたくさんの栄養が入っているのですね。ただし紹介している栄養価はあくまで納豆100gあたりのもので、1パック当たりの栄養価はその半分になるため注意が必要です。葉酸も豊富なため、妊婦さんにもうれしいですね。
抜け毛の防止になる!?納豆に含まれる栄養の「亜鉛」
亜鉛には抜け毛・白髪を予防する効果がある
納豆の栄養に含まれている亜鉛には抜け毛を防止する効果を持ち、通常髪に栄養が届いていない場合次第に頭皮の毛は抜けていきます。
頭皮に送る役割をしてくれているのが亜鉛なので、抜け毛防止になります。
男性の方で禿の防止をするためのサプリでもこの栄養が含まれている事は多く、ストレスや激しい運動で消費されていくので、小まめに摂らなければなりません。
ちなみに白髪を防止する効果をあるので、この悩みも解説できます。
納豆1パックの亜鉛の栄養素は1.9g含まれており、1日2.1mg取れば亜鉛は最低分の摂取する事が可能なので覚えておきましょう。
1日2パック食べなくても牛肉などで取れるので気にしなくても良いです。
それ以外に鶏肉や豚肉またはレバーにも含まれているので、これらを食べる時は納豆を食べなくても亜鉛の栄養素は摂る事が可能です。
これらは継続的に食べると良いのでそのようにしましょう。
納豆は更年期の不調の改善効果や整腸効果などもある
髪の約90%は、タンパク質からできています。
ということは、食事でタンパク質を摂って補わないと
髪のもととなる原料がたりなくなってしまいます。そこで、オススメの食べ物は、納豆なんです。
安くて手軽に食べられますよね。
納豆の原料である大豆には、イソフラボンという物質が
含まれます。
イソフラボンは、男性ホルモンのテストステロンという物質の分泌を
抑制してくれます。男性ホルモンは、女性でも作られているんですよ。
男性ホルモンが、髪の量に関係してくるんですね。
納豆などの大豆製品に含まれるイソフラボンを摂ることで
若ハゲの予防の効果が期待できるんです。納豆は、更年期の不調にも効果が期待できるし、
血圧の上昇を抑えてくれたり、お腹の調子を整えてくれたり、
健康全般にとてもいい食べ物ですね。
- 納豆の中の亜鉛には抜け毛・白髪予防効果がある
- 納豆以外の亜鉛を含む食品も、積極的に摂取しよう
- 納豆には女性の若ハゲ予防効果や更年期の不調の改善効果、成長効果なども期待できる
納豆は男性にとっても女性にとっても、うれしい効果のある食品なのですね。安価で購入でき、手軽に食べられるので継続しやすいのも魅力の一つです。健康・美容のために毎日納豆を食べるようにしてはいかがでしょう?
亜鉛について|不足するとどうなる?
亜鉛の働き
亜鉛(Zn)は体内に約2g含まれます。亜鉛は広く細胞全体に存在し 働きは DNAや蛋白質の合成に関与しています。
血漿中の亜鉛は ほとんどアルブミンなどの蛋白質と結合していて 免疫機能に関係します。
また 糖代謝にも必要で インシュリンの合成や作用発現に必須のミネラルです。
亜鉛の1日の摂取量の目安
亜鉛の所要量は 鉄と同じくらいとされていますが 尿や汗の中に排泄される量は 鉄の十倍も多く ダイエットや運動によって不足しがちになります。また加齢によっても 尿中の排泄量が増えます。
亜鉛は DNAや蛋白質合成に関係している細胞分裂に必要なため 不足すると免疫機能が低下します。
亜鉛は植物性蛋白質と一緒に摂ると 吸収が促進されます。
推奨量 18~29歳男性9mg 18~29歳女性7mg
上限量 18歳以上30mg引用元-亜鉛が不足すると?
- 亜鉛はDNAやたんぱく質の合成、免疫機能、糖代謝に欠かせないい要素
- 亜鉛は尿として排出されやすく、不足しがち
- 亜鉛の1日の摂取推奨量
亜鉛は尿や汗として、体外に排出されてしまいがちなのですね。ダイエット中の人や運動する習慣のある人は特に、亜鉛の摂取に注意が必要です。食事だけで栄養が不足するときは、サプリメントで補うことをおすすめします。
亜鉛を含む食べ物・食品では、納豆の他にどんなものがある?
亜鉛の含有量が多い食品
亜鉛を含む食べ物・食品
亜鉛は、食品では特に肉類、魚類、穀物に多く含まれています。
[亜鉛を摂ることのできる食品]・牡蠣(カキ)、うなぎ、牛肉(もも肉)、チーズ、レバー(豚・鶏)、卵黄、大豆、納豆、きな粉、豆腐、そば、ゴマ、緑茶、抹茶、カシューナッツ、アーモンド、黒米、赤米
亜鉛の1日の必要量は、15mg。牡蠣ならわずか2粒で16mgですので、一日分が補えます。
亜鉛不足するなら、サプリメントを活用しよう
亜鉛不足が気になる方は、亜鉛を含む食品、または、亜鉛サプリメント(サプリ)をオススメします。
- 亜鉛の含有量が多い食品
- 亜鉛が不足する場合、サプリメントを活用しても◎
亜鉛を多く含む食材、牡蠣やレバー、納豆のイメージが強かったのですが、こんなにたくさんあるのですね。緑茶やアーモンドなどのナッツ類も、納豆などの大豆食品同様、安価で手軽に続けられそうです。
栄養を高める食べ方とは?納豆のネバネバを増やす事が大切!
納豆はしっかりとかき混ぜ、夜に食べよう
実は納豆の栄養を高めるような食べ方があり、それは納豆についてあるネバネバを増やす事が大切で、これをするとイソフラボンや亜鉛を効率的に摂れます。
さらにナットウキナーゼを増やして高血圧を防ぐ事にも期待出来ます。
200回ほど箸でかき混ぜるのがお勧めで、夜に食べると納豆で摂取した栄養を吸収しやすいため夜に食べる事を心掛けましょう。
納豆の栄養を効率的に摂るポイント
熱いご飯に掛けると栄養を落としてしまうためアツアツは控えましょう。
納豆は熱に弱いので加熱調理する事は出来れば避けて、食べる20分前に冷蔵庫から取り出して放置しているとナットウキナーゼを活性化出来ます。
なので食べる前にこれをするのがお勧めです。
賞味期限が一週間を過ぎてからは臭みが増えてあまり美味しくないため、その場合は捨てたほうが良いですが、食べる事は可能なので好きなようにしましょう。
- 納豆は200回程度かき混ぜ、夜に食べるようにする
- 納豆は熱々ご飯に乗せず、加熱調理も控える
- 食べる20分前に常温で放置すると◎
納豆を食べるときは、大体熱々ご飯の上に乗せていましたが、栄養を効果的に摂るためにはNGな食べ方だったのですね!また面倒であまりよく混ぜずに食べることも多いのですが、栄養価が変わるのならばしっかり混ぜるようにしたいと思います。