毎日なにげなくしている洗濯ですが、きちんと正しい方法で行っていますか?
実は、洗濯方法によって仕上がりが変わってくるのです。
洗剤や柔軟剤の適切な使い方、干し方、洗濯機の効果的な使用方法などをまとめてみました。せっかく洗濯するのですから、できるだけ綺麗にしたいですよね。
あなたの洗濯方法は正しいですか?
洗濯機の容量を守る
洗濯物の量は、使用する洗濯機の容量を守ることが大切です。
洗濯物を入れすぎると汚れ落ちが悪くなるばかりか、逆汚染(汚れが衣類に再び付着すること)、色移り、からまりによる破れなど多くのトラブルの原因になります。
洗濯物の量は、使用する洗濯機の容量を守ることが大切です。洗濯物が多い場合は、詰め込んで1回で洗濯するよりも、2回に分けて洗うように心がけましょう!
洗濯機の容量は取り扱い説明書に記載しています。使用する洗濯機の水量や容量の目安は、把握するようにしてください。
7分目で洗うのが理想
洗濯は洗濯物の重さに合わせて水の量、洗剤の量が決まります。洗濯物の重さは、洗濯物
の入ったカゴをもって体重計で量り、自分の体重とカゴの重さを引くと洗濯物の重さが分かります。一度測定するとおおよその重さは把握できます。縦型洗濯機の場合は、7分目ぐらいが目安で、洗濯機の最大容量よりも少し少なめで洗うのがコツです。また、最近のドラム式洗濯機は洗濯物の重さを自動で量って適切な水の量がでるようになっていますが私たち洗濯のプロから見れば、節水を意識しすぎて水の量が異常に少なすぎるように感じます。洗濯機の機種によって設定できない洗濯機もありますが、再汚染などが発生しやすいので、水の量を多く設定するのがポイントと言えるでしょう。
- 洗濯物の汚れを効果的に落とすには、適量を守る事
- 洗濯物の重さに合わせて、水の量や洗剤の量が決まる
- 縦型洗濯機なら7分目くらいの量が適切
- キレイさを求めるのなら、水の量を多く設定すべき
最近我が家は洗濯機を買い換えました。7キロから10キロの洗濯機に変えたのですが、汚れ落ちが良くなりました。最新機種だということもあるとは思いますが、やはり適量も関係しているのだと実感しています。
重要!洗濯の仕方でここを特に気をつけよう
洗濯前の仕分けが大切
「お気に入りの白い服が、ピンクに!」などの経験ありませんか?
これは色落ちしやすい衣類と白い衣類を一緒に洗ったのが原因です。このような洗濯での失敗をなくすためには、洗濯前の仕分けがとっとても大切です。色移り以外にも、洗濯物の白物と色物をチキンと分けて洗うと、下記のことが防止できます。
① 色移り防止
② 逆汚染防止(別の衣類の汚れが違う衣類に再付着すること)
③ 確認する事でポケットの中確認(ボールペンなど要注意)
④ ペットの毛・糸くずなどの付着防止
⑤ 破れやスレ
色移りするとなかなか落とせない
洗濯して色が移ってしまったと言うような「色移り」が起きてしまうと、家庭ではなかなか落とすことが出来ません。仕分けして洗うのは面倒ですが、この手間をかける事で大切な衣類を守ることにも繋がり、とっても大切な洗濯工程と言えるでしょう。
- 洗濯時には、白物と色物を分けることが大切
- 一度色移りが起きると、家庭で落とすのは大変
- 仕分けは大切な工程
私が子供の頃、20年いや30年ほど前は、体操着がまだらに染まってしまったり、父親のシャツがピンクになってしまったり、と色移りはよくありました。最近は色物を分けて洗濯をしませんが、色移りをしたことがありません。染料も良くなっているからなのでしょうか。
洗濯後はすぐに干す!いい香りの洗剤を使用した時は特に
放置は臭いの元
STEP1:洗濯物を取り出す
洗濯物ができたら、すぐに洗濯機から取り出します。放置しておくと、臭いが出てくるので注意しましょう。
干し方を工夫する
STEP2:干す
洗濯物はそれぞれに風が通るように干しましょう。洗濯物と洗濯物の間にきちんと隙間が出るように干します。
表面積が大きくなるようにするのも早く干すコツです。
なお、ジーンズやTシャツの場合はピンチを使って干すのがオススメです。特にTシャツは首周りがだるだるしやすいので、裾のほうをピンチに挟んで干すといいでしょう。
また、外にほす場合は花粉情報、黄砂情報に留意しましょう。せっかく選択したのに、花粉まみれ…なんてことになるかもしれません。
引用元-ナナピ
- 洗濯し終わったら、すぐに干すこと
- なるべく早く乾くように工夫すること
- 花粉や黄砂にも注意する
洗濯物は、キレイに洗っても干し方を間違うとかえって臭くなったりします。しかも、一度ついてしまった臭いって、本当にしつこいんですよね。そうならないためにも、干し方は大切です。
投入口が別々なのは?洗濯洗剤の種類によって違う?
洗剤と柔軟剤はシャンプーとリンスのようなもの
■洗剤も柔軟剤も「界面活性剤」
洗剤も柔軟剤も主成分は「界面活性剤」ですが、種類が異なっています。
洗剤に使用される界面活性剤は衣類から汚れを落とす機能、柔軟剤に使用される界面活性剤は衣類をふんわり仕上げたり、静電気を防いだりする機能があります。
両者の機能は異なるため、一緒に入れてしまうとお互いの機能を打ち消し合ってしまいます。
シャンプーと同じタイミングでリンスをつけてしまうようなイメージです。
それぞれの投入口を利用して
■洗濯機の中に入るタイミングは別
全自動洗濯機でお洗濯をする場合、洗剤と柔軟剤はそれぞれ「所定の投入口」に入れましょう。そうすれば、洗剤は「洗い」の時に、柔軟剤は「最後のすすぎ」の時に自動投入されるので、洗剤の機能と打ち消し合うことはありません。
逆に、柔軟剤の投入口に間違えて洗剤を入れないように注意しましょう。洗剤がすすがれないまま洗い上がってしまいます。
引用元-リディア
- 洗剤と柔軟剤は種類の違う界面活性剤
- 同じタイミングで洗剤と柔軟剤を入れると効果が半減
- 全自動洗濯機なら投入口をうまく利用する
私は投入口を活用していますが、実家の母は頑なにそのまま洗剤を入れています。少し前の洗濯機にはおそらく投入口などなかったんですよね。効果的に洗濯するためにも、投入口は利用していきたいですね。
色々な洗濯洗剤についての正しい知識とは
洗剤は適量を守る
洗剤をたくさん入れても、洗浄の効果はかわりません。むしろ、溶けずに残った洗剤が衣類に付着し、後で取るのが困難になります。洗剤の仕様説明に沿って、必要量いれましょう。
先に水かお湯に洗剤を溶かしておくと、むらなくきれいに洗うことができます。特に粉洗剤の場合は、効果的です。引用元-正しい洗濯の方法
柔軟剤はすすぎの最終段階で
柔軟材と洗剤は、効果がお互いに相反するものです。洗浄中に柔軟材を入れれば、洗浄効果が落ちます。
すすぎを行なわずに、洗剤分が残ったまま、柔軟材を投入しても、充分な柔軟効果が得られません。柔軟材を入れるときは、すすぎが最終段階になったときに、入れると効果的です。引用元-正しい洗濯の方法
洗濯のりを上手く活用
洗濯のりを使用すると、ぱりっと仕上がり気持ちのいいものです。また、汚れが付着しにくくなる効果もあり、次回洗濯する時に、楽に洗濯することができます。
ただし、長期間タンスに閉まって置きそうな衣類などには、洗濯のりを使用しないでください。のりが水分を吸収し、変色やカビの原因になります。引用元-正しい洗濯の方法
- 洗剤はたくさん入れても効果は変わらない
- 柔軟剤と洗剤は一緒に入れないこと
- 洗濯のりを使用すると、汚れが付着しにくくなる
- 洗濯のりは長期間置くと変色やカビの原因になる
洗剤って、思わずたくさん入れたくなりませんか?最近はコンパクト洗剤が販売されていて、ほんの少しの量でも良いようです。しかし、その効果を信用しきれず、たくさん入れてしまいたくなります。入れ過ぎは逆効果とのこと。気を付けていきたいです。