お茶はガンの抑制に効果があるという研究結果があることをご存知でしょうか?
急須で入れたお茶とペットボトルのお茶の効果の違いや、ペットボトルのお茶に含まれる食品添加物について解説します。
カテキン量が多いおすすめのペットボトルのお茶も、参考にしてみてくださいね。
お茶はガンの抑制に一番有効!?
お茶名はガンの予防に効果的
このところ、ガンの抑制に緑茶が一番有効であるといった研究発表が、立て続けに出されています。
緑茶に含まれているポリフェノールとカテキンが細胞のガン化を予防し、あるいは緑茶に多く含まれるビタミン類が発ガン物質の作用を抑制するというものてす。
緑茶によるガン予防効果は、実験で確認されている
一例を紹介しますと、静岡県立大学グループは緑茶のポリフェノール・カテキン類が発ガン物質の働きを場合によっては七、八割抑えることを確認。
米国・ニュージャージー州ラトガーズ大のアラン・コニー博士は「発ガン物質と日本の緑茶を一緒に飲ませたマウスは、発ガン物質だけのグループに比べ、ガンの発生率が50%以下になる」という実験結果をまとめました。
引用元-お茶の通販ショップ【福本園】
- 緑茶に含有されているポリフェノールとカテキンは、がんを予防する
- 緑茶に豊富なビタミン類は、発がん物質の働きを抑える
- 緑茶によるガン予防効果は、実験で確認されている
日々口にしている日本茶に、がん予防効果があるとは驚きですね。それも50%以上もの効果があるとは・・・。ガン予防のためにも、日本茶を毎日飲むように心がけてはいかがでしょうか?
効果の違いとは?急須で入れたお茶とペットボトルのお茶
急須で入れたお茶の方が、ペットボトルのお茶よりおいしい?
『急須で入れた煎茶の旨味は、ペットボトル入り緑茶飲料の4倍以上』
=こんな調査結果を、静岡県環境衛生科学研究所が発表しました。
調査は、市販されている小型(350ml/500ml)ペットボトル入り
緑茶飲料(ペット緑茶)17種と、急須で入れた緑茶(煎茶抽出液)
を比較して行われました。
急須で入れたお茶とペットボトルのお茶の成分比較
◎旨味成分・テアニン(アミノ酸)・・・・・
煎茶抽出液がペット緑茶(平均)の4.1倍◎渋み成分・タンニン(カテキン類)・・・・・
煎茶抽出液がペット緑茶(平均)の5.5倍◎苦味成分・カフェイン・・・・・
煎茶抽出液がペット緑茶(平均)の2.5倍◎ビタミンC(合成)・・・・・
ペット緑茶の方が煎茶抽出液の2.7倍と逆転。
※これはペット緑茶に茶葉由来のもの以外に食品添加物
(酸化防止ビタミンC)が加えられている為でした。引用元-八女茶産地問屋 重松鶴壽園
- 急須で入れたお茶の方が、ペットボトルのお茶よりも旨味が4倍以上高い
- 渋み・苦みも急須で入れたお茶の方が高い
- ペットボトルのお茶には酸化防止のためビタミンCが入っている
急須で入れたお茶とペットボトルのお茶に、これほど違いがあるとは知りませんでした。たしかにペットボトルのお茶の方が手軽に飲めまずが、味わいは急須で入れたものと大きく異なるものですよね。
ニキビに悪い!?ペットボトルのお茶に含まれる食品添加物
お茶には日持ちさせるためチャ抽出物が入っている
家庭で作るお茶の場合、お湯の底に細かい粉のような沈殿物がありますよね?
あの沈殿物は実はお茶の繊維質なんですが、あれにはカテキンなどお茶に含まれている栄養素がたっぷり含まれているんです。
(カテキンの効果は、体内の毒素排出・細胞の損傷を修復する・ストレスや紫外線から身を守る・・・などですので、ニキビやお肌にも良いとされていますよ)
しかし、あの沈殿物は非常に腐りやすいものでもあります。
なので、日持ちをさせる為に企業はあの沈殿物をすべて取っ払ってしまうんですね。なんてもったいない∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
でも、そうなると栄養素はほとんどなくなってしまいますよね?
そこで「チャ抽出物」というものを入れてカバーするわけです。
このチャ抽出物は防腐剤の役割もしてくれるので、お茶が腐りにくくなり、これを入れることで日持ちするようになるんですね。
お茶の参加を防ぐために使われているのは、人口のビタミンC
チャ抽出物を入れれば腐る心配もないし、これで大丈夫だ!
と、思いきや、今度は「酸化」の心配が出てきます。
お茶は酸化してしまうと変色してしまうんですが・・・コンビニでお茶を買う時、濃〜い茶色に変色した緑茶か、変色していないキレイな黄緑の緑茶ならどちらを買いますか?
たいていの方は変色していない方を選ぶと思います。
その酸化による変色を防ぐ為に投入するのが「ビタミンC」なのです。
ビタミンCと聞くと体やニキビによさそうですが、ペットボトルのお茶に入れられるビタミンCは、イチゴやパプリカなど・・・野菜や果物に含まれるビタミンCとは全くの別物。
野菜や果物に含まれているビタミンCの場合、その野菜自体が持つ栄養素の一部ですので、100%天然のビタミンCなのです。
しかし、お茶や他の飲料水に酸化防止剤として入れられるビタミンCは、天然のものではなく、人工で作られたビタミンCなんですね。
「天然だろうが、人工だろうが、ビタミンCには変わりはないんじゃないの?」
そう思われるかもしれませんが、その効果は全く別物なのです!
食品添加物を摂ることによって活性酸素が増え、ニキビができやすくなる
人工で作られるビタミンCは別名「アスコルビン酸」とも呼ばれ、確かにビタミンCと同じ働きをしてくれるんですが、体への吸収率は天然のビタミンCと比べると、なんと5分の1
で、ここからが本題なんですが、
このアスコルビン酸、実は食品添加物の1つなんですが、食品添加物を体に取り入れると、体にとって有害な活性酸素を発生させると言われています。
活性酸素と言えばニキビにも悪いもので有名ですよね。
活性酸素が体の中で暴れると、体の細胞(もちろんお肌の細胞も)が傷つきますので、当然ニキビにも良くありません。
しかも、この活性酸素が原因でニキビを引き起こすこともあるので、なるべく体の中に発生させたくないものですよね><
普通、皮脂が毛穴に詰まっただけでは、ニキビになることはないんですが、
その皮脂が活性酸素によって酸化させれると、「過酸化脂質」というものに変化し、それがコメド(ニキビの赤ちゃん)になってしまうのです。
そのコメドがさらにアクネ菌や活性酸素にやられてしまうと、炎症を起こし、赤ニキビや黄ニキビまで悪化させてしまうという訳なんですね^^;
と、いう訳で・・・
店頭で売られているお茶などに含まれるビタミンCは合成ビタミンCで、それを体内に取り入れると活性酸素を発生させ、ニキビに良くない!
と、いう結論になりました★
- 急須で入れたお茶の沈殿物の代わりに、ペットボトルのお茶にはチャ抽出物が加えられている
- 酸化を防ぐためにビタミンCを使っているが、人口のもので食品添加物の一つ
- 食品添加物が体の中に入ると、活性酸素が発生しニキビができやすくなる
ペットボトルにお茶には、劣化を防ぐために食品添加物が使用されています。そんな食品添加物を摂ることで、身体や肌に悪影響が出てしまうのは辛いですね。毎日飲むお茶だからこそ、ペットボトルではなく水筒で持ち歩いてはいかがでしょう?
添加物が入っているペットボトル茶よりオススメなものは…
お茶はそもそも日持ちしない飲み物
本来のお茶は保存料が入っていないので、早めに飲み切ることが重要だそうだ。
つまり、ペットボトル茶のように長期に保存できるものは、添加物によって自然なお茶の状態ではなくなっていると思っておいていいだろう。
美容や健康のために通勤や仕事中の飲み物をペットボトル茶にしていた方は、自分でお茶を作って持参したほうが、本当の意味で健康的だといえるのではないだろうか。
水出し煎茶は添加物もなく、節約にも良い
たとえば出勤前の朝、容器にお茶の葉と水を入れて会社に持参すれば、到着する頃には水出し煎茶が出来上がり。
会社に到着後は、冷蔵庫で保管するといいだろう。手軽に作れるこの水出し煎茶は、雑味のないお茶の味を楽しめると、手島氏も著書の中で薦めている。
習慣にしてしまえばペットボトル茶を買わずにすみ、大きな節約にもなる。ぜひ、試してみてほしい。
引用元-BizLady(ビズレディ)
- お茶はそももそも日持ちしない飲み物なので、ペットボトルのお茶には添加物が入っている
- 水出し煎茶は健康的で節約にもなるのでオススメ
水出し煎茶、すごく便利ですよね。私も暑い時期は良く活用しています。たくさんのパックがセットになっていて価格も安いので、ペットボトルのお茶を購入するよりすごくお得ですよ。面倒に感じるかもしれませんが、慣れれば気になりません。
おすすめのペットボトル茶☆カテキン量No.1は何?
「ヘルシア緑茶」
特定保健用食品(トクホ)として
花王から販売されている「ヘルシア緑茶」の
カテキン量はなんと・・・●540mg(350ml当たり)
と、1日に一本を目安に飲むように
注意書きがあるほどの量が含まれています。余談ですが、ヘルシア緑茶の
姉妹品である「ヘルシアウォーター」と
「ヘルシアスパーリング」にも
540mgのカテキンが含まれています。引用元-カテキンの効果とお茶の効能
「お〜いお茶濃い味」
濃くて苦味の強い伊藤園の
「お〜いお茶濃い味」のカテキン量は●400mg(500ml当たり)
となっていて、「濃い味」という
名に恥じないほどカテキン量は
特別に多いといえるでしょう。引用元-カテキンの効果とお茶の効能
トクホであるヘルシア緑茶が
ダントツでカテキン量が多いのは
当たり前といえば当たり前かもしれません。それを除外すると、
一般的なペットボトルお茶飲料で
カテキンが多いのは「お〜いお茶濃い味」
だということが分かりました。引用元-カテキンの効果とお茶の効能
- トクホのヘルシア緑茶には540mgものカテキンが入っている
- 普通のペットボトルのお茶のなかでは「お~いお茶濃い味」のカテキン量が一番多い
緑茶特有のポリフェノールである「カテキン」には、ガン予防だけでなく抗酸化作用や体脂肪を減らす作用、虫歯の予防などうれしい効果が満載です。ペットボトルのお茶を選ぶときは、カテキン量の多いものを選ぶと良いかもしれませんね。