食事中の水分摂取が太る原因になる可能性があるとご存知ですか?
食事中の水分と塩分の関係や食事中の水分摂取の注意点、正しい食事中の水分摂取方法をご紹介します。
水分と正しく摂るためのベストタイミングも、是非参考にしてみてくださいね。
太る原因は?食事中の水分でも?
食事中に水分を摂ると、満腹感がわきにくい
満腹感を得にくくなる
食事中に水分をたくさん飲めば早く満腹になるのでダイエットになる。
…と思ってる方、多いんじゃないでしょうか?
私もそう思い込んでいたんですがむしろ逆で、同じ量を食べていてもたくさん水分を摂ってる人のが太るんです。
なぜかと言うと、水を飲み過ぎることで消化に必要な胃酸が薄まるから。
人は、消化吸収することで満腹感を得ますが胃酸が薄まると、なかなか消化されず満腹感を得にくくなります。
引用元-食事中に水分を摂り過ぎると太る。
水分を食事中にとると塩分を取り過ぎてしまう
味の濃い食事を食べ過ぎてしまう
味付けが濃い食事というものは得てして塩分が多いものです。
塩分を多く摂ると、水分を排泄しにくくなり体がむくみやすくなります。
単にむくんだだけなら、まだ良いですがむくんだまま放置しておくと体の代謝が悪くなり、脂肪をためこみやすくなります。
そして、どんどん痩せにくい体質になってしまいます。
このため、塩分を多く含む濃い食事はあまり多く食べない方が良いのですが食事中に、たくさん水を飲んでいると味が薄まります。
すると、本来なら、そう多く食べられない味の濃い(塩分が多い)食事を多く食べられてしまうので、塩分過多になってしまい、太りやすい体質に。
引用元-食事中に水分を摂り過ぎると太る。
- 食事中に水分を摂ると、消化が妨げられて満腹感を得にくい
- 水分といっしょだと塩分の濃い食事もたくさん食べられるため、むくみやすくなる
食事中に意識して水分を摂るようにしている人も少なくありませんが、実はダイエットや健康に悪影響を与えることをご存知でしたか?私も以前はたっぷり水分を摂りながら食事をしていたのですが、今はなるべく控えるようにしています。
取り過ぎ?太る原因は食事中の水分と塩分に関係が
ナトリウムを取り過ぎることで、むくみやすくなる
ナトリウムと水太りの関係
塩分を摂り過ぎると、血液や細胞に含まれる体液のナトリウム濃度が高くなり、そのままだとミネラルバランスが崩れて、体の機能が正常に行なわれなくなってしまいます。
そこで、腎臓は尿量を減らして水分を血液や体液に送りこみ、血液量と細胞の水分量を増やすことでナトリウムを薄めようとはたらきます。これがむくみ・水太りです。
カリウムを摂取することでむくみを防ぐことができる
通常、血液や体液のナトリウムの濃度が少々高くなっても、カリウムというミネラルが余分なナトリウムを取り込んで尿と一緒に排出させてナトリウムの濃度を下げることができるので、水太りは起こりません。
しかしナトリウムに対してカリウムが不足してしまうとナトリウムが取り込めなくなるので、その時は血液や体液中に水分を移動させてナトリウムの濃度を下げようとはたらくため、水太りが起こってしまいます。
それでも水分が足らなければ、脳は喉の渇きをおぼえるように指令を出し、私達に水分を補給させます。塩分を摂り過ぎると喉が渇くのはそのためで、このはたらきが水分の摂り過ぎとむくみを強くしているのです。
つまり水太りを予防するには、塩分を控えたりカリウムが不足しないよう食事をコントロールすることが必要なのです。
- ナトリウムを取り過ぎると、むくみやすくなる
- 食事などからしっかりとカリウムを摂取していれば、むくみを予防することができる
妊娠中の食事指導で、ナトリウムとむくみの関係について教わりました。妊娠中は特にむくみやすくなるので、味噌汁の汁は飲まないようにしたり、ラーメンなどの塩分の高い食事は控えたりするよう指導されたのをよく覚えています。
和食が太る?食事中の水分摂取にも気を付けて
和食や野菜・果物は水分の過剰摂取につながることもある
和食って健康なイメージがありますが、水分量で見ると過剰になる危険がいっぱいあります。
また「健康にいいから」と野菜をたくさん摂ったり、果物を毎日食べているとかなり水分量を摂っていることになります。
和食といえばお米ですが、水分量はなんとパンの約3倍にも!
そこで、和食に使われがちな食材の水分量を見比べてみました。
(1)お米
コンビニのおにぎり1個分の大きさで約100gになりますが、炊いたお米100g中に約60gの水分量が含まれます。半分以上が水分なんですね。
(2)玉ねぎ
半分(約100g)で約90gの水分量
(3)じゃがいも
中1個(約100g)で約78gの水分量
(4)人参
中1本(約90g)で約80gの水分量
(5)卵(M)
1個(約60g)で約45gの水分量
などとなっています。
ヨーグルトやドリンクにも注意が必要
カレーやシチューなどスープ系も野菜と併せて計算すると、かなりの水分量になることがわかりますよね。
ちなみに、ヤクルトは1本で65mlなので、それぞれの野菜はヤクルト以上の水分を含んでいることになります。
また、ヨーグルトが体に良いと食後に食べる人もいると思いますが、ヨーグルト200g中に約175gの水分量が含まれています。ヨーグルトは、ほぼ飲み物と呼んでもいいくらい水分量が多いんですね。
その他、食後のコーヒーや紅茶などで、知らぬ間にどんどん水分を摂っている人も多いのでは?
それに加えて「水分をもっと摂りましょう」というブームに乗ってしまうと、排出が間に合わずにどんどんむくむことになります。
- 和食や野菜・果物は水分の過剰摂取を引き起こすこともある
- 和食に使われることの多い食材の水分量
- ヤクルトやコーヒーなどの飲み物の水分量にも注意が必要
水分はとればとるほど体のデトックスができ、健康にいいイメージがありますよね。しかし過剰な水分摂取はむくみの原因となってしまいます。気づかないうちに大量の水分を摂っていることもあるため、普段の食事にも気をつけるようにしましょう。
食事中は正しく水分を取ろう!知らないとどんどん太る・・?
実は、食事中の水分の取り方がダイエットにはとても重要なのです!
食事中に大量の水を飲むのはNG
正しい食事中の水分のとり方
実は水をごくごく飲んじゃだめ!
食事中に水分をとると、お腹で膨らんで食べ過ぎを防止しそうな気がしますが、実はダイエットには水をごくごく飲むのはNG。
水を飲むことで、消化に必要な胃酸が薄まってしまい、満腹感を得るためにも重要な咀嚼(そしゃく)回数が減ってしまうことに。
※咀嚼回数とは、食べ物をかむ回数のこと。
また、味付けの濃い物や塩辛い物など、水を飲むことで多く食べることができてしまいます。
飲むときはコップ1杯程度までで。
できれば食事中には、汁物以外にお水やお茶などを飲まないほうがいいのですが、飲む場合でもコップ1杯程度にセーブするといいでしょう。
食事前の30分以内は、水分の過剰摂取を控える
食事前の水分のとり方
食事前にもごくごく水を飲まないようにしましょう。
30分以上前でしたら問題ありませんよ!
- 食事中はゴクゴク水を飲むと、ソシャク回数が減ったり、味の濃いものを多く食べたりしがち
- 食事中の飲み物はコップ1杯以下におさえる
- 食事前30分以内も水分の取り過ぎは控える
食事中は料理中に含まれている水分も多いため、飲み物まで飲んでしまうと水分の過剰摂取になってしまいます。そのため食事前から水分を取るのを控えるようにしましょう。ただし喉が渇いているときは我慢せず、少量の水分を摂りましょう。
ベストタイミングを知ろう・・水分を正しく摂る
水分はいつとればいいもの?
水分はこまめにとるのが理想と言われても、どのタイミングで飲むべきか悩んでしまいますよね。
こちらでは、水分をとっておきたいタイミングをいくつかご紹介します。
水分摂取に適したタイミング
●起床時●
私達の身体は睡眠中も、水分を喪失していると言われています。
そのため起床時に水分を補給する必要があるそうです。
●食事の前●
食事の前にコップ1杯の水を飲むと、食べる量が抑えられると言われています。
●運動の前後●
運動中は水分が汗などで失われるので、その前後に水分を補給する必要があるそうです。
できれば運動中もしっかりと水分をとることが勧められています。
●入浴の前後●
入浴時も大量の汗をかくことで水分が失われるので、入浴の前後に水分をとるべきだと言われています。
●就寝前●
寝ている間に水分が失われるので、就寝前に補給しておくことが勧められています。
ただ寝る直前はむくみに繋がる可能性があるので、大体30分くらい前に飲むといいそうです。
引用元-ダイエットは”水分補給”でキマる!むくみ、水太りの原因は水分不足!?|welq [ウェルク]
- 水分摂取はどのタイミングで行うべきか悩んでしまいがち
- 起床時や食事前、入浴後などのタイミングで水分を摂るようにしよう
食事中は水分を摂りすぎない方が良いですが、普段の生活でこまめに水分を摂る習慣を身に着けることは大切です。ただしコーヒーなどのカフェインを多く含む飲み物は利尿作用があるため、取り過ぎに気をつけましょう。