エアコンの温度差で体がダルく感じるなら、冷房病かもしれません。
エアコンの温度差が起こる原因や冷房病の原因、エアコンの湿度に応じた使い分け方をご紹介します。
エアコンによる夏冷え対策についても、是非参考にしてみてくださいね。
Q、どうしたらよいのでしょうか?エアコンの温度差について
エアコンの温度差が起こる原因は?
アトピーがあり、寝ている時に一、二度ずれると痒くなります。
同じ温度にしていてもずれる時があるのですが、出来るだけずれを少なくするにはどうしたらよいのでしょうか?今は直接風邪があたるのは良くないので風を壁側の真下にしています。
それがずれる原因なのでしょうか?ピタットしてくれる冷房、補助機など無いですよね?
保湿をやめたり、温度を低めに設定したりするべき?
保湿をすると余計にベタツキを感じるので夏は保湿をやめるという手もあるかもしれませんね。
最悪寒めにして、多くかけて寝るしかないですかね?
- アトピーのため、エアコンの温度差で肌がかゆくなる
- エアコンの温度差が起こる原因と対処法が知りたい
- 保湿をやめたり、温度を低めに設定したりするべき?
エアコンの温度差、敏感肌の人は特に気になってしまうものですよね。だからといってエアコンの温度を下げ過ぎると、身体を冷やして風邪を引いてしまったり、電気代が高額になってしまったりとデメリットも多いもの。良い対処法はあるのでしょうか?
A、正確な温度コントロールをしてくれる!エアコンは…
部屋の温度を保つには、風量を強くすると良い
内のエアコンはリモコンに温度感知があり、絶えず本体に温度変化を送信し温度調整されます。本体の吸い込み口での温度検知でないため非常に正確な温度コントロールをしてくれますね。
話はそれましたが、部屋の温度をなるべく一定に保ちたいなら、風量を強にして部屋の空気を絶えずよくかき混ぜることが有効だと思います。その場合、風を嫌うなら布団などで防ぐことになりますが。
よって風向もなるべくかき混ざる方向が好ましいかと思います。
古いエアコンは温度変化が大きくなりがち
あと、古いエアコンではないですか?
新しいインバーターエアコンなら省エネを目的として、弱い冷気をずっと出すように設計されており、昔のように「冷気」「送風」「冷気」と繰り返しません。よって温度変化が少ないのですが。
- 新しいエアコンはリモコンに温度感知機能がついている
- 部屋の温度を保つには、風量を強くすると良い
- 古いエアコンは温度変化が大きくなりがち
最近のエアコンの進化は目をみはるものがありますよね!アパートなどの備え付けのエアコンを使っている場合、機種が古いこともあるので注意が必要です。管理人に相談の上、予算があればエアコンの付け替えを行っても良いですね。
冷房病の原因とは?エアコンは外気との温度差を5℃以内に!
エアコンの設定温度を下げ過ぎるのはNG
エアコンの設定温度は、外気との温度差は5℃以内に
冷房の推奨温度は28℃だが、これより極端に低い温度を設定している人も実は多い。
人によって快適に感じる室温は異なるが、もしも「20℃以下」で利用している場合、特に真夏日(30℃以上)や猛暑日(35℃以上)には改めてほしい。
外気と室温の差が大きいと、冷房病を引き起こすこともある
節電のためだけでなく。外気との極端な温度差は体に負担をかけるからだ。
キンキンに冷えた室内に居続けることは、冷房病の元になると考えよう。
- エアコンの設定温度と外気の温度に5度以上差がないようにする
- 外気と室温の差が大きいと、冷房病を引き起こすこともある
暑い季節、とにかくエアコンの温度を低めに設定してしまう人も少なくありません。我が家の夫もそのタイプで、子どもが生まれてから多少は改善されたものの、エアコンの温度は22~24度に設定しようとするので困っています・・・
見直してみよう!エアコンは湿度に応じて使い分ける
エアコンをつけるのを我慢しすぎると、熱中症などの危険も
温度を下げる前に風量の調整をする
節電や冷え性のため、エアコンを使うのをガマンする人も増えている。
しかし、それで暑さで汗だくになり、脱水症状や熱中症になってしまっては意味がない。
エアコンの設定温度や機能を使いこなそう
エアコンの温度設定も、かたくなに「28℃」を守るのは間違いだ。
ただし、エアコンの設定温度を1℃下げる前には、風量を少し強くしたり、扇風機またはサーキュレーターを併用したりと、室内の冷気の循環も行いながら、下げていこう。また、室内の湿度が高いと、実際の温度より暑く感じるため、エアコンの除湿機能で、湿度をとってから冷房に切り替えるなど、湿度に応じた使い分けを行うとよい。
- エアコンをつけずに我慢していると、脱水や熱中症のリスクあり
- エアコンの設定温度を下げる前に、風量を調節したり扇風機などを使ってみて
- 除湿機能も活用しよう
湿度が高いと体感温度が高く感じてしまうのですね!夏場はすぐに冷房をつけてしまっていましたが、今度からは除湿で湿気を取り除いてから冷房に切り替えるようにしようと思います。せっかくついている機能を活用しないのは、もったいないですよね。
温度差対策に「クビ」を温めよう!エアコンでの夏冷え
夏に冷えを感じるなら「クビ」を温めると効果的
夏冷えには4つの「クビ」を温めて対策しよう!
夏となると、スカートやタンクトップ、サンダルなど肌を露出する場所が増えるもの。冷えを感じる原因はこの露出にもあります。夏冷えを対策するには、3つの「クビ」と1つの部位を温かくすることが大切です。
それは「首」「手首」「足首」そして「お腹周り」です。
お腹周りが、ちょうど腰のくびれに当たることから「4つのクビを冷やしてはいけない」と言われています。
エアコンのきいた部屋にいるときは、冷え対策を徹底しよう
エアコンの効いた室内では、ストールや腹巻、靴下を持ち歩くなどして冷え対策を整えておくようにしましょう。
- 夏に冷えを感じるなら4つの「クビ」を温めると効果的
- エアコンのきいた部屋にいるときは、冷え対策を徹底しよう
オフィスやお店など、エアコンのきいた室内では冷えを感じてしまう人も少なくありません。だからといって、自宅以外では自分の思うようにエアコンの温度を調整できないもの。4つのクビを温められるよう、冷え対策グッズを携帯しておきましょう。
冷房病に注意しよう!エアコンの温度差で
身体を冷やさないように心がけ、血行を良くする
【冷房病対策】
●襟付きのブラウスを着たり、スカーフを巻いたり、首を冷やさないようにしましょう。また、腹巻や毛糸のパンツなどでお腹を温めると、身体が冷えにくくなります。
●体を動かして血行を促す
長い時間同じ姿勢をしないこと。たまにストレッチをして、体の血行を促しましょう。軽い運動で汗をかくのも◎。体温調節機能を正常に保つのに効果があります。●湯船につかる
ぬるめのお湯でゆっくり半身浴をすると、冷えて収縮した血管が広がり、体が温まります。足湯も効果的。
エアコンはつけっぱなしにせず、腹式呼吸で心も身体もリラックスする
●温かく栄養バランスのよい食事を摂る
冷たい食べ物や飲み物がおいしく感じる夏ですが、胃を冷やすと、消化力が衰えて体力が落ち、自律神経が乱れやすくなります。●一晩中エアコンをつけない
あらかじめ寝室の温度をエアコンで下げておき、寝る前にスイッチを切ったり、タイマー機能があれば2時間程度でオフにしましょう。●腹式呼吸で自律神経を整える
腹式呼吸は自律神経を整えるのに効果的。息を吸うときは一気に吸い(口からでも鼻からでもOK)、吐くときは口から、細く長く時間をかけるのがコツ。これを心身がリラックスするまで繰り返します。
- スカーフや腹巻などで体を冷やさないように気をつける
- ストレッチやお風呂で血行を良くする
- 食事は栄養バランスの良い温かい料理が◎
- エアコンのつけっぱなしはNG
- 腹式呼吸で心も身体もリラックスする
夏場はついつい冷たいものばかり口にしてしまいますよね。キンキンに冷やしたビールを楽しみにしている人も多いのでは?しかし夏場も体を温めることを意識し、普段の飲み物は暖かいお茶や白湯などを選ぶことをおすすめします。
上下温度差は2℃以内!リラックス度・快適度がアップ
快適に過ごすには、上下の温度差は2度以内が良い
リラックス度・快適度UP
【上下温度差2℃以内】例えば、足元は冷たいのに頭の方だけが熱いという状態は、決して快適ではないですよね。このように、私達がリラックスしたり快適と感じるためには、室内の上下の温度差が大きく関係しています。
上下の温度差が4度以上になると、不快に感じてしまう
床から1.2mの間の上下温度差とリラックスの相関関係を実験した結果、温度差【2℃以内】であれば、人ははっきりと快適を意識することができ、4℃以上の温度差があると、快適と言えないことが判明。他の研究機関(アメリカ空調学会アシュレイ・ISO・国土交通省)でも、居室内の上下温度差は【3℃以内】であることを推奨しています。
- 快適に過ごすには、上下の温度差は2度以内が良い
- 上下の温度差が4度以上になると、不快に感じてしまう
室内の上下の温度差が大きすぎると、不快に感じてしまうものなのですね。エアコンから出る冷たい空気は下にたまるものなので、エアコンだけだと快適な室温を保つのは難しいかもしれません。扇風機で下にたまった空気を動かしてあげるようにしましょう。