季節にあう服の素材や特徴を詳しくご存知でしょうか?
レーヨンとナイロンの違いと特徴、適した時期と、レーヨンの正しい洗濯方法をご紹介します。
ポリエステル素材の衣類が冬に向かないといわれる理由も、是非参考にしてみてくださいね。
春夏秋冬☆季節に合う服の素材は?レーヨンやナイロンなどの生地
素材別の適した季節
一応の目安ということで・・・
綿:いろいろ(厚さによって異なる) *ニットの場合は春〜夏。コーデュロイ生地は冬。
ウール:秋〜冬
アクリル:秋〜冬
ポリエステル:いろいろ(厚さによって異なる) *中綿ジャケット、ボア生地は冬。
麻:春〜夏
アンゴラ:秋〜冬
カシミヤ:秋〜冬
モヘア:秋〜冬
レーヨン:春〜夏
シルク:いろいろ(厚さによって異なる)
どの季節の洋服か悩む場合は、素材をチェックしよう
秋〜冬ものの素材は、春〜夏ものにはまず出てきません。よって、これらの素材のものを温かい季節に着るのは変。
逆は必ずしも成り立ちません。春〜夏ものの素材が秋〜冬ものでも使われてることがあります。迷ったら、生地の厚さで判断すればだいたい当たり。
あと、パンツやスカートでは「裏地」があれば秋〜冬もの、なければ春〜夏ものです。
引用元-春夏秋冬、それぞれの季節に合った服の素材を教えて下さい★ポリエ… – Yahoo!知恵袋
現代では服の素材の季節感がごちゃごちゃになっている
今は素材の季節感ってなくなってますよね。女性のファッションで冬でもシフォン(ポリ)素材の洋服売ってますし。でもウールは秋~冬の素材ですね。綿はアイテムによっては(シャツ・ブラウスなど)は一年通してOKですけど、綿100%シワになり扱いにくいからとポリ混合物が多くなってますよね。昔は素材も季節にあった物を着用するのがお洒落のうちだったけど今の時代はごちゃ混ぜだと思います。
引用元-春夏秋冬、それぞれの季節に合った服の素材を教えて下さい★ポリエ… – Yahoo!知恵袋
- 素材別の適した季節
- どの季節の洋服か悩む場合は、素材をチェックしよう
- 現代では服の素材の季節感がごちゃごちゃになっている
確かに最近はウールなどを除いた素材は季節感関係なく使われることが増えていますよね。若者は特に、購入するときに服の素材にまでこだわらない人も増えているのではないでしょうか?
特徴について|再生繊維のレーヨンと合成繊維のナイロン
再生繊維の特徴
再生繊維
再生繊維には、レーヨン、ポリノジック、キュプラ、リヨセルがあります。
レーヨンとポリノジック、リヨセルは木材パルプが原料です。
キュプラは綿を元にして作られた繊維です。パルプや綿を化学的に作り変えた繊維のため、再生繊維と呼ばれています。以下の特徴があります。
絹に似た風合い
吸湿性がある
水に濡れると強度が低下する
プリーツ性はない
縮みやすい
レーヨン、キュプラなどはコートやアウター、スーツの裏地に使用されることが多いです。さらりと袖通しが良いです。
ただし、伸び感がないため衣料を選ぶ際は試着をされることをお勧めします。
引用元-完全保存版!洋服の素材が誰でも分かる!簡易辞典 | 店長ブログ | 洋服を売るなら!オークション代行・買取のアントロワ
合成繊維の特徴
合成繊維
合成繊維で衣料によく使われる素材はポリエステル、ナイロン、アクリル、ポリウレタンです。
原料は石油です。共通の特徴は以下になります。強度がある
軽い
プリーツ性がある
虫やカビに強い
吸水性が低い
静電気が起こりやすい
ナイロンウインドブレーカー、スキーウェアなど冬用のスポーツウエアなどの衣類に用いられています。
最近は強化ナイロンが広く普及し始めており、旅行バック、カジュアルバック、ビジネスバックにもよく使われています。
引用元-完全保存版!洋服の素材が誰でも分かる!簡易辞典 | 店長ブログ | 洋服を売るなら!オークション代行・買取のアントロワ
- 再生繊維の種類と特徴
- 合成繊維の種類と特徴
再生繊維と合成繊維ではその特徴が大きく異なるため、選ぶ衣類によって最適な素材を選ぶようにしましょう。試着をせずに衣類を購入する人もいますが、伸び感がない再生繊維は特に試着を忘れないように気をつけてくださいね。
どの季節に着るべき?レーヨンやナイロンなどの生地の衣類
秋~冬ものに使われる素材
・レーヨン
・アクリル
→肌触りのよい化学繊維、暖かく感じるが保温性はなく主にコストダウンとして使われる素材
特にレーヨンは水に弱く極端に縮むので自宅洗濯は不可!
・ウール →羊の毛 羊毛、加工によっては自宅洗いも可能
・カシミア →山羊の毛
・アンゴラ →ウサギの毛上記のような素材が使われているもの
綿などと一緒に少しでもこれらのものが混ざっていたら大抵、秋~冬モノです
これらのものは製法やモノによって異なりますが、だいたいハウスクリーニング不可です
またこれら以外にも動物の毛(ファーも含めて)は絶対に自宅で手洗い出来ません!
上質の素材ほど虫食いの被害にあいやすい
昨年の秋冬にクリーニングに出し忘れた方は今からでも遅くないですよ
上質のモノであればあるほど虫は食いやすいです
これ高かったのよ~!というものは気をつけましょうまたついでですから生地素材とシーズンについてもう少し書きます
1年を通して着られる素材の種類と特徴
オールシーズン使える主な素材と特徴
↓
・綿
綿の木の実から紡ぐ天然素材 農薬を使っていないものをオーガニックコットンという
・ポリエステル
化学繊維の一種
速乾性や軽さを出すためあらゆる素材と混ぜられるが時にはコストダウンのために使われる
・ナイロン
水や風を通しにくい不燃性の素材
・シルク
別名、絹 蚕のまゆから出来る高級天然素材 速乾性に富み、その肌触りの良さが特徴
引用元-ちゅーんず*カラー 季節ごとの生地素材
- 秋~冬ものに使われる素材
- 上質の素材ほど虫食いの被害にあいやすいため、クリーニングに出そう
- 1年を通して着られる素材の種類と特徴
衣類をクリーニングに出すのは、シーズン終わりかシーズンが始まる前か悩む人もいるかもしれません。虫食いなどの被害を防ぐためには、シーズン終わりにクリーニングを出すことをおすすめします。防虫剤も活用するようにしてくださいね。
正しい洗濯方法!レーヨンを洗う場合は…
レーヨンを洗うときは脱水までを1~2分で行う
レーヨンを洗う場合はプロ・ウォッシュを使用するのが絶対におすすめ。
① 短時間洗浄ができるように、洗い槽、濯ぎ槽を用意する。
2つ用意しなくてもよいが、とにかく短時間できるよう工夫を・・・② 衣類をサッと数十秒で洗い、すぐにサッと濯ぎ、脱水機へ!
中間脱水を入れても良いが、時間を掛けないこと! ポイントは短時間!
最終の脱水まで(洗って、濯ぐ)、トータルで1~2分以内で!③ 脱水の時間も短くし、形を整えて干します。
レーヨンは、シッカリ洗おうと思うからダメなのです。水に濡れると縮む性格をもった繊維ですから、縮みきる前に1~2分以内で、洗って、濯いで下さい。衣類についた汗を濯ぎ落とすぐらいのイメージで洗います。ここで紹介する1~2分と言う時間帯は、クリーニングの工場での経験則で導き出された時間です。
レーヨンの汚れがひどいと、きれいにするのは難しい
短時間洗浄で縮みきる前に洗い上げると、衣類が縮みきっていないので干すときに、手で少し引張り気味に形を整えると元に戻りやすくなります。
大切なことは、縮みきる前に洗い上げることです
幸いにレーヨンは、オシャレ着ですから、汚れもあまりないはずですから、短時間洗浄で十分キレイになるはずです。逆にレーヨンのような衣類を、シッカリ汚してしまうと、洗うことが非常に困難になります。
引用元-レーヨンの特徴と洗濯方法/節約洗濯術
- レーヨンは洗濯から脱水までを1~2分で終わらせるのがベスト
- 洗濯時間が長いと、衣類が縮んでしまう
- 干すときに形を整えると◎
- レーヨンをひどく汚してしまったら、洗濯は難しい
レーヨンの洗濯は、とにかく時間との戦いになります。水に濡れている時間が長ければ長いほど、衣類が縮んでしまい元に戻せなくなるので注意しましょう。自宅での洗濯に不安がある場合は、クリーニングを利用したほうが良いかもしれません。
なぜ冬の季節に向かないの?ポリエステル素材の衣類は
ポリエステルは静電気の原因?
なぜ冬に向かないという意見があるのか?それは「静電気」のせい!
これに対する意見はだいぶ収束していて、「静電気」に対しての意見が非常に多かったです。つまりポリエステルを着ると静電気が多くなると思っている人がいるということになります。
実はこれ正解でもあるし不正解でもあります。「なにいってるかわからん!」と思わないでください、ちゃんと説明します……冬は静電気が起こりやすい季節であるため、静電気に対して意識を向けるのは当然ではあり服に気を付けるのもよ~くわかります。ですが…
静電気はポリエステルが原因ではない?
ポリエステルと組み合わせる素材によって、静電気が起こるかどうかが異なる
そもそも静電気というのはマイナスの電気とプラスの電気を帯びる「異素材」同士がこすれて起こるものであり、ポリエステルだけが原因ではないのです。
まず、ポリエステルのみのコーディネートの場合、静電気は起きにくくなります。その他にもポリエステルを用いた静電気が起きにくいコーディネートは存在します。プラスの電気を帯びる素材はウール・毛皮>ナイロン・レーヨンとなります。ウールと毛皮がプラスに帯電しやすい素材です。
マイナスの電気を帯びる素材はアクリル>ポリエステルとなります。つまり、ポリエステルを着る場合はウールや毛皮、ナイロンは避ける必要があるということです。アクリルやシルク、綿や麻と組み合わせてポリエステルを着れば静電気は起こり難くなります。
- ポリエステルは静電気の原因というのは本当?嘘?
- ポリエステルと組み合わせる素材によって、静電気が起こるかどうかが異なる
- ウールや毛皮、ナイロンとポリエステルを組み合わせるのはNG
冬場の静電気は、本当に嫌なものですよね。「ポリエステル=静電気」のイメージが強かったのですが、組み合わせる素材によって静電気が起こるかどうか異なるというのは意外でした。素材の組み合わせに考慮し、冬服をコーディネートしましょう!